
この記事でわかること
- 成婚者の交際期間は平均約4ヶ月(124〜125日)、半年以内の成婚は約32.4%とされています
- 入会から入籍までは在籍中央値9ヶ月+退会後3〜6ヶ月で、通し約1年が目安です
- 仮交際3〜5回で1人に絞り、真剣交際1ヶ月目に生活条件を出し切る手順がわかります
- 延長で通算6ヶ月前後に達すると成婚扱いとなる規定があり、延ばす前の確認点が整理できます
結婚相談所の交際期間は、成婚した人の平均でおよそ4ヶ月(124〜125日)とされています。内訳はおおむね仮交際が1〜2ヶ月、真剣交際が1〜3ヶ月。入会から成婚退会までの在籍期間は中央値でおよそ8〜9ヶ月です。いずれもIBJ(日本結婚相談所連盟)が公表する成婚白書に基づく数値ですが、公表年によって対象年・母数が異なります。最新の数値と定義はIBJ公式サイトで公開されている成婚白書の原典をご確認ください。
ただ、この「平均4ヶ月」に自分を当てはめて安心したり落ち込んだりする必要は、あまりありません。交際が前に進むかどうかを決めているのは、経過した日数ではなく「何が決まったか」だからです。
この記事では、平均値だけでなく中央値・分布、仮交際と真剣交際それぞれの期間、入会から入籍までの全体日程、そして記事によって説明が食い違う「3ヶ月ルール」の読み解き方まで、順番に整理します。進み方には個人差があり、ここで挙げる日数はあくまで目安としてお読みください。
本記事は結婚相談所「彩星(さいせい)」が制作・運営しています。記事内の「現場では」「実感として」といった記述は、当相談所のカウンセラーが日々の面談で得た所感であり、統計的な裏づけを示すものではありません。
この記事は結婚相談所の現役カウンセラー「さかとく」が書いています
IBJ加盟相談所で今も数十名の会員を直接担当する現場経験をもとに、一般論ではなく「実際どうすればいいか」をお伝えします。
結婚相談所の交際期間は平均4ヶ月|平均・中央値・分布で見る
IBJが公表している成婚白書によると、成婚者の交際日数は男女ともほぼ同じで約124〜125日。成婚までのお見合い回数は11回前後、同時に交際していた人数は都市部・地方を問わず4〜5人という数値が示されています。半年以内に成婚した人はおよそ3人に1人(32.4%)です。
ここで一点、先にお断りしておきます。これらの数字は成婚白書の公表年ごとに集計対象年も母数も変わります。年をまたいだ数値を並べて比較すると実態からずれるため、正確な年版・定義(特に「交際日数」が仮交際開始からの通算なのか真剣交際を含むのか)は、必ず原典のPDFで確認してください。本記事の数値は目安としてお読みいただくのが安全です。
平均より中央値を見たほうが実態に近い理由
「結婚 交際期間 中央値」で調べる方が一定数いらっしゃるのは、平均値だけでは分布がわからないからだと思います。実際、交際期間のような日数データは、一部の長期化したケースに平均が引っ張られます。
各社が独自に公表している集計では、成婚者の交際日数の中央値・最頻値はおおむね3〜4ヶ月の帯(90〜120日前後)に集まるという数字が示されています。平均の124〜125日と中央値が大きく離れていないということは、「多数派も実際に3〜4ヶ月で決めている」と読めます。一方で、半年以内の成婚が32.4%=裏を返せば3分の2の方は半年以上かかっているわけで、この両方を同時に押さえておくのが誠実な読み方です。
ただし、これらの中央値・最頻値は集計元によって母集団の定義(対象年・対象会員・交際日数の起点)がそろっていません。数値そのものより、「山は3〜4ヶ月にあるが、裾は半年以上まで伸びている」という形のほうを覚えておいてください。
| 見る指標 | 目安 | 読み取り方 |
|---|---|---|
| 平均 | 約124〜125日(約4ヶ月) | 全体感をつかむ数字。長期化事例に引っ張られる |
| 中央値・最頻値 | おおむね3〜4ヶ月の帯 | 「ふつうの人」が実際にかかった長さに近い |
| 半年以内の割合 | 約32.4% | 3人に1人。残る3分の2は半年以上 |
| 20代の平均 | 約187日(約6ヶ月) | 若い層のほうが長い。40代とは約4.7ヶ月差 |
年代によって交際期間は変わります
年代差もはっきり出ています。20代は平均およそ半年(187日)で成婚し、40代とはおよそ4.7ヶ月の差があるという結果でした。ここを知らずに全年代一律の「平均4ヶ月」だけを見ると、40代の方ほど「自分は遅れている」と感じやすくなります。実際は逆で、年代が上がるほど交際期間は短くなる傾向が数字には出ています。
とはいえ、40代の交際が「軽い」わけではありません。年代が上がるほど期間が伸びる要因も同時に存在します。親の介護、住まいの持ち家問題、転職や再婚に伴う手続き、前の結婚で生まれたお子さんとの関係。どれも自分ひとりの判断では終わらない話です。30代後半から40代の方にお伝えしているのは、これらを「交際が深まってから」ではなく、真剣交際に入った最初の週に出しておくということ。順番を前倒しにするだけで、後半のやり直しが減ります。伸びる要因そのものは減らせなくても、それが表に出るタイミングは動かせます。

| 段階 | 期間の目安 | 主にやること |
|---|---|---|
| お見合い〜仮交際開始 | 数日〜2週間 | 複数人と並行してデート日程を確保 |
| 仮交際 | 1〜2ヶ月(デート3〜5回) | 1人に絞る判断 |
| 真剣交際 | 1〜3ヶ月 | 生活条件のすり合わせ・親への挨拶 |
| プロポーズ〜成婚退会 | 数日〜2週間 | 結婚の合意と退会手続き |
| 成婚退会〜入籍 | 3〜6ヶ月が多い | 両家顔合わせ・式や住まいの準備 |
仮交際の期間は平均1〜2ヶ月|デート3〜5回が判断の分かれ目
「仮交際期間 平均」で調べている方が知りたいのは、たいてい「いつまでに絞らないといけないのか」だと思います。結論から言えば、相談所の一般的な運用では仮交際は1〜2ヶ月、デート3〜5回が目安です。長くても3ヶ月以内に結論を出す運用が主流になっています。
ここで大事なのは、仮交際が「同時進行が前提の期間」だということです。成婚した方の同時交際人数が4〜5人というデータがある一方、実務でおすすめしやすいのは2〜3人。5人と並行して全員に同じペースで会うと、1人あたりのデートが月1回になり、2ヶ月経っても誰のことも判断できないまま期限が来ます。
仮交際の上限は何で決まるのか
仮交際に法的な上限日数があるわけではありません。上限を決めているのは、加盟している連盟の会員規約と、担当相談所の運用ルールの2つです。多くの相談所では「仮交際は原則3ヶ月以内」としており、それを超える場合は延長の申し出や理由の共有を求められます。
現場の実感として:仮交際が2ヶ月を超えた時点で真剣交際の話が一度も出ていない場合、その先で急に進む例は多くありません。3回目のデートまでに順位をつけ、上位の方に会う頻度を寄せる。これだけで仮交際の期間はかなり短くなります。
「真剣交際に進むには」何が必要か
仮交際から真剣交際へ進む条件は、相談所ごとに文言は違っても、実質は共通しています。
- 他の方との仮交際をすべて終了する意思があること(真剣交際は1対1が原則です)
- 結婚を具体的に考えたい相手だと双方が伝え合っていること
- 担当カウンセラー経由で真剣交際に進む旨を申請すること
迷いやすいのは「まだ好きかどうか確信がない段階で進んでいいのか」という点です。実務では、確信がついてから進むのではなく、確信をつけるために進むと考えたほうが現実に合います。他の方との交際を止めなければ、相手の生活や条件に踏み込んだ話はできないからです。伝え方に迷う方は、場面別の真剣交際の告白セリフ例文|男性・女性・タイミング別の言い方と返事の待ち方も参考にしてください。
真剣交際の期間は平均1〜3ヶ月|プロポーズまでにやることで決まる
「結婚相談所 真剣交際 期間」の目安は、相談所の一般的な運用で1〜3ヶ月。仮交際1〜2ヶ月と合わせると、交際期間の平均約4ヶ月とおおむね一致します。
真剣交際に進むと、そこから成婚退会に至る方の割合は高くなります。ただし具体的な割合は相談所ごとに集計方法が異なるため、ここでは数字を挙げません。感覚として言えるのは、越えたのは気持ちの山であって、条件の山はこれからだということです。
真剣交際の1ヶ月目にやること
住む場所、共働きか、家事の分担、子どもの希望、親との距離、お金の管理方法。この6つを1ヶ月目に机の上に並べます。この段階を後ろに送るほど、交際期間は伸びます。
真剣交際の2〜3ヶ月目にやること
親への挨拶、指輪の準備、プロポーズ、そして退会手続き。親の予定は自分たちの都合では動かないため、ここで2〜3週間は見ておく必要があります。真剣交際が3ヶ月を超えて長引く方の多くは、この日程調整を後回しにしています。
つまずきやすいポイント:「もう少し相手を知ってから条件の話をしたい」と考えて、2ヶ月目まで生活の話を先送りするパターンです。そこで転勤の可能性や実家の事情がはじめて出てきて振り出しに戻る、というご相談は珍しくありません。言いにくい条件ほど早く出す。遠回りに見えて、結果的に交際期間の短縮につながりやすいと感じています。
入会から結婚するまでの期間|平均在籍期間9ヶ月+退会後3〜6ヶ月
「結婚相談所 結婚までの期間」「結婚相談所 平均在籍期間」で調べている方が本当に見たいのは、交際期間だけを切り出した数字ではないはずです。ここでは入会から入籍までの全体像を出します。
IBJの成婚白書では、成婚者の在籍期間の中央値は男性でおよそ9ヶ月、女性でおよそ7〜8ヶ月とされています。そこに成婚退会から入籍までの期間(3〜6ヶ月というケースが多いと感じています)を足すと、入会から入籍までは通しでおよそ1年〜1年3ヶ月が現実的な見通しになります。
| 区間 | 目安 | 累計 |
|---|---|---|
| 入会〜活動準備(写真・プロフィール作成) | 2週間〜1ヶ月 | 〜1ヶ月 |
| 活動開始〜初めてのお見合い | 1〜2ヶ月 | 〜3ヶ月 |
| お見合いを重ねて交際に発展(平均11回前後) | 2〜4ヶ月 | 〜5ヶ月前後 |
| 交際期間(仮交際+真剣交際) | 約4ヶ月 | 〜9ヶ月前後(=在籍期間の中央値) |
| 成婚退会〜入籍 | 3〜6ヶ月 | 約1年〜1年3ヶ月 |
この表で押さえていただきたいのは、在籍期間9ヶ月のうち、交際に使っているのは4ヶ月だけという点です。残りの5ヶ月は「お相手を探し、お見合いを組む」時間。活動期間を縮めたい方が手を入れるべきなのは、実は交際の後半ではなく前半です。申し込み数を毎月使い切っているか、お見合いの日程調整で2週間待たせていないか。ここが詰まっている方ほど、在籍期間だけが伸びます。
お見合いから結婚までの期間で見ると約4ヶ月
「お見合い 結婚までの期間」という切り口で数えると、お見合い成立から成婚退会まではおよそ4ヶ月、入籍までを含めると7ヶ月〜10ヶ月程度。出会ってから結婚まで1年かからないのが結婚相談所の標準的な進み方だと考えていただければ、大きくは外れません。ただし年代・地域・活動の仕方によって差が出ますので、あくまで目安です。
恋愛結婚の平均交際期間は4.3年|なぜ相談所は4ヶ月で決められるのか
ここで気になるのが、一般の恋愛結婚との差でしょう。国立社会保障・人口問題研究所の第16回出生動向基本調査では、夫婦の平均交際期間は約4.3年、恋愛で知り合ったカップルはさらに長く、ネットで知り合ったカップルは短いという傾向が示されています。相談所の約4ヶ月とは、桁がひとつ違う差です。
| 出会い方 | 平均交際期間の目安 | 出典 |
|---|---|---|
| 結婚相談所(成婚者) | 約4ヶ月 | IBJ成婚白書 |
| 夫婦全体 | 約4.3年 | 第16回出生動向基本調査 |
| 恋愛で知り合った夫婦 | 4年台後半 | 同上 |
| ネット(マッチングサービス等)で知り合った夫婦 | 3年前後 | 同上 |
でも、これは相談所が恋愛を「急かしている」からではありません。お見合いが成立した時点で、独身であること・年収や職業・結婚したいという意思の3点はすでに確認済みです。恋愛結婚では交際を始めてから何年もかけて確かめる部分が、出会う前に終わっている。だから後半だけが短く見える、という構造の違いなんですね。
ちなみに、結婚相談所という選択肢自体はもう特殊なものではなくなっています。リクルートの婚活実態調査では、近年の婚姻者のうち何らかの婚活サービスを利用した人の割合が年々上がり、結婚相談所を利用した層も一定の割合を占めるという結果が出ています。「短期間で決めるのは特殊なやり方」ではなくなってきた、という点は知っておいて損がありません。
仮交際から成婚までの5ステップ|週単位のタイムライン付き
ここからは、今日から動かせる手順に落とし込みます。カッコ内の週数は、お見合い成立を0週目としたときの目安です。日数はIBJの公表データと、相談所の一般的な運用を前提にしています。
ステップ1|お見合い後の3日以内に、次のデート日程を押さえる(0〜2週目)
仮交際は成立した瞬間から時計が動きます。最初の連絡でやることは、雑談ではなく日程の確保。ここで1週間もたつくと、それだけで全体の1割近くを消費します。
つまずきやすいポイント:相手からの返信を待ってから自分の予定を確認する人が多いのですが、順番が逆です。先に「来週の土曜か再来週の日曜、どちらが合いますか」と2択で出す。仮交際が複数同時に進むことを前提に、平日夜の枠もあらかじめ空けておくと後が楽になります。
ステップ2|仮交際は3〜5回のデートで1人に絞る(3〜8週目)
仮交際中のデートは3〜5回、真剣交際に進むまでのデートは3〜4回というのが相談所での一般的な進み方です。成婚者の同時交際人数が4〜5人というデータを考えると、この段階は「絞り込みの期間」と割り切ったほうがうまくいきます。
つまずきやすいポイント:全員に同じペースで会おうとして、結局誰とも深い話ができないまま2ヶ月が過ぎるパターン。3回目までに順位をつけて、上位2人に会う頻度を寄せてください。順位をつけるのは冷たいようですが、決められないまま全員を待たせるほうが誠実ではありません。
ステップ3|真剣交際の1ヶ月目で「生活の条件」を出し切る(9〜12週目)
真剣交際に進んだら、住む場所・共働きか・家事の分担・子どもの希望・親との距離・お金の管理方法の6つを、最初の1ヶ月で机の上に並べます。ここを飛ばして雰囲気だけで進むと、プロポーズ直前で止まります。
つまずきやすいポイント:「重い話をしたら嫌われるのでは」という不安です。実際には逆で、真剣交際に進んだ相手からこの話が出てこないほうが、相手側は不安になります。切り出しにくければ「カウンセラーから確認しておくよう言われて」と第三者を理由にして構いません。
ステップ4|親への挨拶とプロポーズの時期は、こう聞かれます(13〜16週目)
この段階でカウンセラーが受ける質問は、だいたい決まっています。実際のやりとりに近い形で並べておきます。
「親への挨拶とプロポーズ、どちらが先ですか?」
相談所では挨拶を先に置く流れが一般的です。理由は単純で、親の予定は自分たちの都合では動かないから。日程調整に2〜3週間かかることを見込んで逆算してください。
「指輪は挨拶が済んでから探すものですか?」
並行して問題ありません。サイズの確認やデザインの相談は、挨拶の日程を待つ理由になりません。順番を守ろうとして時期だけが後ろにずれる、というのは実際によくある足踏みです。
「プロポーズの演出は必要ですか?」
ここは正直、意見が分かれます。ただ、演出の計画に1ヶ月かけている間に相手が不安になっていた、という場面は何度か見てきました。凝るなら、時期を決めてから中身を考える順番のほうが安全です。
ステップ5|成婚退会後の3〜6ヶ月を、退会前に設計しておく(17週目以降)
成婚退会はゴールではなく、結婚準備の開始点です。退会から入籍まで3〜6ヶ月というケースが多く、この期間に両家の顔合わせ、住まい探し、式をどうするかが一気に来ます。
つまずきやすいポイント:退会後にカウンセラーという第三者がいなくなり、意見の食い違いを二人だけで抱えることになる点です。だからこそ、入籍希望時期と式の有無くらいは退会前に口に出して合わせておく。ここを飛ばした結果、退会後に関係が止まってしまうケースを現場ではよく見ます。
3ヶ月ルールは「合計3ヶ月」か「各3ヶ月」か|説明が食い違う理由
交際期間を調べていると必ず出てくるのが「3ヶ月ルール」です。ところが、読むページによって説明が違うことにお気づきかもしれません。
- A説:仮交際と真剣交際を合わせて原則3ヶ月以内に結論を出す
- B説:仮交際で3ヶ月、真剣交際で3ヶ月、合わせて最長6ヶ月
どちらかが間違い、という話ではありません。この食い違いには理由があります。
なぜ2つの説が生まれるのか
ひとつは、「連盟の規約」と「各相談所の運用ルール」が別物だからです。連盟の規約に書かれているのは、交際期間が一定を超えた場合の取り扱い(後述する成婚とみなす規定など)が中心で、「3ヶ月で必ず終了」と一律に定めているわけではありません。一方で加盟相談所の側は、だらだら長引くのを防ぐために独自に「仮交際は3ヶ月まで」といった運用の目安を置いています。この相談所側の目安が「3ヶ月ルール」として広まりました。
もうひとつは、数え始めの起点が記事によって違うことです。仮交際開始から数えるのか、真剣交際開始からリセットして数えるのかで、同じ実態でも「3ヶ月」にも「6ヶ月」にもなります。
ですので、正しい答えは「あなたが在籍する相談所の規約と運用による」です。身も蓋もないようですが、これが実務上いちばん安全な理解です。担当カウンセラーに「うちの3ヶ月ルールは、仮交際の起点から数えて何ヶ月ですか。真剣交際に進んだらリセットされますか」と2つ聞けば、その場で確定します。
通算6ヶ月前後で「成婚扱い」になる規定に注意
知っておいていただきたいのはその先です。日本結婚相談所連盟(IBJ)をはじめとする連盟の会員規約には、交際を延長して一定期間(通算6ヶ月とされることが多い)が経過した場合や、結婚の口約束・宿泊を伴う旅行・同棲があった場合に、成婚とみなす取り扱いが定められていることがあります。該当すると成婚料が発生する場合があります。ただし条項の内容と運用は、規約の版・連盟・加盟相談所によって異なります。延長を検討する段階で、必ずご自身の契約書と会員規約の該当条項をご確認ください。判断に迷う場合は、担当カウンセラーに条項番号を示してもらうのが確実です。
連盟・相談所によって交際期間の扱いは違います
そもそも「交際期間の上限」の考え方自体が、連盟や相談所によって異なります。下表は各社の公表情報や一般的な説明をもとにした整理で、改定される可能性があります。契約前・延長前には必ず最新の規約でご確認ください。
| タイプ | 交際期間の扱い(一般的な説明) | 確認すべきこと |
|---|---|---|
| 連盟加盟型(IBJなど) | 仮交際・真剣交際の段階を明確に分け、通算での上限や成婚みなし規定を置く例がある | 成婚の定義と成婚料の発生条件 |
| データマッチング/仲介型(大手直営) | 交際期間に明確な定めを置かず、サポート期間全体で管理する例がある | サポート期間の上限と更新の扱い |
| 個人・小規模相談所 | 連盟規約+その相談所独自の運用ルールが上乗せされる | 相談所独自ルールが契約書のどこに書かれているか |
ルールに judgment を預けないこと
ここからは、私たちの立場からの見解です。3ヶ月ルールは「守るべき期限」として語られがちですが、実務では守ること自体が目的化してしまう場面のほうが厄介だと感じています。3ヶ月目が近いという理由だけで、条件の確認が済んでいない相手に交際終了を伝える。あるいは逆に、期限に追われて気持ちが固まらないまま真剣交際へ進む。どちらも、ルールが判断の代わりになってしまった状態です。
ルールが機能しにくいのは、待つ理由が外部にある場合です。相手の親の入院、転勤の内示、資格試験の結果。この種の事情は3ヶ月という枠と無関係に動きます。そういうときは期限に合わせて無理に結論を出すより、事情をカウンセラー経由で共有し、延長の可否を含めて相談したほうが結果的に早い。ルールは判断を助ける道具であって、判断そのものではありません。
「交際が長い=相性が良い」ではない|延ばす価値がある場合とない場合
交際期間は長いほど相手を深く知れる、という説明をよく見ます。現場の実感は、少し違います。
交際が長引いている方に理由をうかがうと、返ってくるのはほぼ「相手のことは好きだけれど、決め手がない」。相手をよく知った結果として長引いているのではなく、判断に必要な材料を集めないまま時間だけが過ぎていることが多いのです。デートを10回重ねても、住む場所とお金の話をしていなければ判断材料はゼロのままですから。
| 延ばす価値がある延長 | 延ばしても変わりにくい延長 |
|---|---|
| 待つ対象が外部にある(親の体調、転勤の内示、試験結果) | 「もう少し様子を見たい」としか言えない |
| いつまでに何が分かるか、期限を言える | 期限が決まらず、次の目安も出てこない |
| 確認すべき項目が具体的に残っている | 確認項目を6つとも話し終えている |
| 相手とカウンセラーに理由を共有できている | 相手に理由を説明できない・していない |
右の列に当てはまる延長は、2ヶ月後も同じ言葉になりやすい、というのが正直なところです。
交際を延長したいときの伝え方と手順
延長したい理由が左の列に当てはまるなら、遠慮せず申し出て構いません。実務の流れはおおむね次のとおりです。
- 担当カウンセラーに理由と期限を伝える(「父の手術結果が出る○月中旬まで待ちたい」のように、対象と時期をセットで)
- カウンセラー経由で相手側の相談所に共有してもらう
- 相手の同意が得られれば延長。その際に通算期間が成婚みなし規定に触れないか確認する
- 延長後の「次に何を確認するか」を1つ決めて、相手にも伝える
やらないほうがいいのは、理由を言わずに連絡頻度だけ落として時間を稼ぐこと。相手には「気持ちが冷めた」としか見えず、延長の許可も取れないまま関係が終わります。理由を言えない延長は、たいてい延長ではなく先延ばしです。
実際、条件を出し切ったことで交際が終わる、というのもよくある展開です。住まいの希望が最後まで折り合わない、子どもについての考えが違う。そこが表に出て、双方が納得して終える。カウンセラーとしては残念に思う場面ですが、半年後に同じ理由でつまずくよりは早いほうがいい、とも思います。逆に、条件を一通り話しても「決め手がない」と感じ続ける方もいます。その場合、足りないのは情報ではなく、決めることそのものへの覚悟であることが多い。ここは面談で時間をかけて扱う部分で、1回の会話で片づくものではありません。
※本記事の事例に関する記述は、個人が特定されないよう複数のご相談内容をもとに再構成した一般的な傾向です。進み方や結果には個人差があります。
よくある質問
Q. 結婚相談所の交際期間は平均してどのくらいですか?
IBJの成婚白書では、成婚した人の交際日数は約4ヶ月(124〜125日)とされ、男女差はほとんどありません。半年以内に成婚した人は約32.4%です。集計対象年や定義は公表年によって異なるため、原典での確認をおすすめします。
Q. 仮交際の期間は平均してどのくらいですか?
相談所の一般的な運用では1〜2ヶ月、デート回数は3〜5回が目安です。長くても原則3ヶ月以内に結論を出す運用の相談所が多くなっています。
Q. 真剣交際の期間はどのくらいが普通ですか?
1〜3ヶ月が一般的な目安です。1ヶ月目に生活条件のすり合わせ、2〜3ヶ月目に親への挨拶とプロポーズ、という配分になることが多くなります。3ヶ月を超えて長引く場合は、親への挨拶の日程調整が止まっていないか確認してみてください。
Q. 交際期間の中央値はどのくらいですか?
各社の集計では、成婚者の交際日数の中央値・最頻値はおおむね3〜4ヶ月の帯に集まるとされています。ただし母集団の定義がそろっていないため、数値そのものより「山は3〜4ヶ月、裾は半年以上まで伸びる」という分布の形として捉えるのが安全です。
Q. 結婚相談所に入会してから結婚するまでの期間はどのくらいですか?
在籍期間の中央値がおよそ8〜9ヶ月、成婚退会から入籍までが3〜6ヶ月というケースが多く、通しでおよそ1年〜1年3ヶ月が目安です。活動の仕方や年代によって差が出ます。
Q. 交際期間が3ヶ月を超えたら、もう厳しいのでしょうか?
そうとは限りません。ただし延長する際は、何を確認するための延長なのかを言葉にできるかどうかで判断してください。通算6ヶ月前後で成婚扱いとなる規定を設けている場合があるため、契約書の確認も併せてどうぞ。
Q. 4ヶ月で結婚を決めて後悔しませんか?
不安になるのは自然なことです。結婚相談所では出会う前に独身証明・収入・結婚意思の確認が済んでおり、恋愛結婚が交際中に確かめる部分の一部が前倒しになっています。とはいえ進み方や納得感には個人差があるため、価値観のすり合わせを省略しないことが前提です。
期間を縮めるより、判断材料を前倒しにする
交際期間を短くしようと意識すると、たいてい焦りだけが増えます。実際に効きやすいのは、住まい・働き方・お金・親という重い話を後ろに送らないこと。私たちの面談の実感では、それだけで3ヶ月目の「決め手がない」はかなり減る印象があります(感じ方には個人差があります)。
もうひとつ、活動期間全体で見れば、縮められる余地が大きいのは交際の後半ではなく前半――お相手探しとお見合いの回転数です。在籍9ヶ月のうち5ヶ月がここに使われている、という事実は覚えておいて損がありません。
いま交際が進んでいる方は、この記事の5ステップのうち自分がどこにいて、次の1週間で何を確認するかを一つ決めてみてください。費用の見通しも含めて全体を把握しておきたい方は、結婚相談所の料金相場|契約前に確認したい内訳と総額の見積もり方が参考になります。
現在地の整理からご一緒したい方は、彩星の無料相談へお越しください。
