結婚相談所の基礎

結婚相談所の流れ|入会から成婚までの5段階と期間の目安

結婚相談所の流れ|入会から成婚までの5段階と期間の目安

この記事でわかること

  • 結婚相談所の流れは無料相談・入会→お見合い→仮交際→真剣交際→成婚退会の5段階で、入会手続きは6ステップ・2〜4週間が目安
  • 成婚までの期間は在籍日数の中央値で約9か月。成婚退会から入籍まで3〜6か月を足すと、入会から結婚まで8〜12か月前後が現実的な見通し
  • IBJ成婚白書の代表パターンはお見合い11回・交際約4か月。お見合い申し込みの成立率は6〜10%が普通で、月2〜3件組むなら月20〜40件の申し込みを逆算する
  • 必要書類は独身証明書の郵送請求に1〜2週間、有効期限3か月の書類もあるため入会日から逆算して取る
  • 3か月ルールは起点が相談所で異なり、成婚の定義で成婚料の発生時期が変わる。契約前に担当へ確認する質問付き

結婚相談所の流れは、①無料相談・入会 → ②お見合い → ③仮交際 → ④真剣交際 → ⑤成婚退会の5段階です。IBJが2026年4月に公開した「2025年 IBJ成婚白書」(成婚者約2万人の分析)では、成婚した人の代表的なパターンは「お見合い11回・交際約4か月」でした。入会から成婚までの期間は平均5〜7か月、在籍日数の中央値は約9か月(2024年版白書)。半年以内に成婚する人が32.4%いる一方で、1年を超える人も少なくない「裾の長い分布」です(個人差があります)。

そして、成婚退会はゴールではなく入籍の3〜6か月前にあたります。入会から結婚(入籍)までを通して見ると、8〜12か月前後を見込んでおくのが現実的です。

先に用語を整理します。

  1. お見合い:申し込みが双方OKで成立し、1対1で約1時間会う初対面の場
  2. 仮交際:お見合い後に双方が「また会いたい」と答えた状態。複数人と同時進行できる
  3. 真剣交際:一人に絞り、結婚を前提に条件をすり合わせる期間
  4. 成婚退会:結婚の意思を双方が確認して相談所を退会すること。入籍ではない

以下、読者から届く質問の多い順に、入会までの手続き・費用・日数、お相手探しとお見合いの成立率、仮交際・真剣交際とプロポーズ、成婚の定義と成婚後から入籍までの流れ、入会から結婚までの期間の総まとめ、途中でやめる・休む場合の手続きと段階別の自己診断、の順で答えていきます。

結婚相談所の流れ5段階のタイムラインと各段階のつまずきポイント
結婚相談所の流れ5段階のタイムラインと各段階のつまずきポイント

この記事は結婚相談所の現役カウンセラー「さかとく」が書いています

IBJ加盟相談所で今も数十名の会員を直接担当する現場経験をもとに、一般論ではなく「実際どうすればいいか」をお伝えします。

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結婚相談所に入会するまでの流れは?無料相談から活動開始まで2〜4週間

「無料相談に行ったら、その場で契約させられますか?」この質問が入会前の方からいちばん多く届きます。

入会日を0週目とすると、無料相談からプロフィール公開まではおおむね2〜4週間です。いちばん時間がかかる工程は書類の取り寄せで、独身証明書を郵送で請求すると1〜2週間かかります(自治体によって異なります)。

結婚相談所の入会の流れは6ステップ:無料相談→審査→契約→書類→プロフィール→公開

「結婚相談所に登録する流れ」を工程に分けると、次の6ステップになります。相談所によって呼び方は違いますが、やることはほぼ共通です。

ステップ やること 所要の目安
1. 無料相談・カウンセリング 婚活の経緯と希望条件の聞き取り、費用とルールの説明 60〜90分
2. 入会審査 独身・年齢・収入・学歴などの書類確認 書類提出後 数日
3. 契約手続き 契約書と重要事項の説明を受け、初期費用を支払う 当日〜1日
4. 必要書類の提出 独身証明書・身分証・収入証明・卒業証明書など 1〜2週間
5. プロフィール作成・写真撮影 スタジオ撮影とプロフィール文の作成 1〜2週間
6. プロフィール公開・活動開始 検索システムに掲載され、お見合い申し込みを開始 入会2〜4週目

日数はすべて目安で、書類の取得状況や撮影スタジオの予約状況で前後します。ステップ2と4は同時に進む相談所が多いため、書類さえ早く揃えば活動開始は2週間台まで縮まります。

無料相談の流れ:聞き取りと費用説明で60〜90分、契約は持ち帰ってよい

無料相談では、これまでの婚活の経緯、希望条件、活動できる曜日と予算を聞き取り、費用体系(登録料・月会費・お見合い料・成婚料)と活動ルールを説明します。彩星では無理な勧誘はせず、「次の一歩」の提案までで終えるのが基本です。契約書を持ち帰って他と比べても問題ありません。

必要書類はいつ何を用意する?独身証明書は取得に最大2週間

書類 取得先 費用の目安 日数の目安
独身証明書 本籍地の市区町村 150〜400円 窓口即日/郵送1〜2週間
身分証明書 運転免許証・パスポート等 — 手元にあればすぐ
収入証明 源泉徴収票・確定申告書等 — 勤務先に依頼で数日〜
卒業証明書 最終学歴の学校 300〜500円 郵送で1週間前後

費用と日数は各自治体・学校の公表値をもとにした目安で、変動します。注意したいのは、独身証明書のように「発行から3か月以内」といった有効期限が設けられる書類があることです。早く取りすぎても入会時に再取得になるので、入会予定日から逆算して動きます。

  • 入会予定日の3週間前:本籍地が遠い方は独身証明書を郵送請求(本籍地が不明なら本籍記載の住民票から確認)
  • 2週間前:卒業証明書を郵送請求。源泉徴収票が見つからなければ勤務先に再発行を依頼
  • 1週間前:写真スタジオを予約(土日は2〜3週間先まで埋まることがあります)
  • 入会日:書類一式を提出して審査へ

入会時と活動中の費用は?初期費用5〜20万円・月会費1〜2万円が目安

流れと一緒に聞かれるのが「どのタイミングでいくら払うのか」です。費目と発生時期を整理します。

費目 相場の目安 発生するタイミング
初期費用(登録料・入会金など) 5〜20万円 契約時
月会費 1〜2万円 毎月
お見合い料 0〜1万円/件 お見合いが成立するたび(無料の相談所もあります)
成婚料 0〜30万円 成婚退会時

1年活動して成婚した場合の総額は、比較メディアが複数社を集計した公表値で中央値およそ28〜29万円とされています(集計対象や条件によって幅があります)。金額も内訳も相談所ごとに大きく異なるため、「この5つの費目がそれぞれいくらか」を書面で確認するのがいちばん確実です。

プロフィール作成と写真撮影:入会1〜3週目

写真はスタジオ撮影が一般的で、撮影から納品まで1週間前後。プロフィール文は担当と一緒に作りますが、ここで足踏みする方が意外と多いのです。「書くことがない」と手が止まったら、休日の過ごし方を3つ書き出すところから始めてください。

お見合いはどう成立して当日どう進む?申し込み成立率は6〜10%が普通

「10人に申し込んで1人も成立しません。私に問題があるのでしょうか」というご相談は珍しくありません。

お相手探しはどう進む?検索・紹介・申し込まれるの3ルート

プロフィールが公開されると、お相手探しが始まります。出会いの入り口は3つです。

  1. 自分で検索する:連盟の会員検索システムで年齢・年収・エリア・写真などの条件から探し、申し込む
  2. 担当から紹介を受ける:カウンセラーが条件と相性を見て推薦する。自分では選ばない相手と会えるのが利点
  3. 相手から申し込まれる:受けた申し込みにOK/お断りを回答する

IBJ(日本結婚相談所連盟)の場合、会員数は2025年8月に10万名を突破し、加盟相談所は4,700社超(IBJ公式)。お見合い成立数は2025年5月に月間82,598件と公表されています。1日に申し込める件数には連盟ごとに上限があるため、月にまとめて動くより「毎日少しずつ申し込む」ほうが件数は積み上がります。

申し込み件数の目安として、大手相談所が公表している集計では、活動期間を通した申込数は男性で平均約148件(中央値46件)、女性で平均約66件(中央値25件)でした。平均が中央値の2〜3倍あるのは、一部の人が大量に申し込んでいるためです。まずは中央値の「数十件」を基準に考えると現実的です。

お見合い申し込みの成立率は6〜10%。月2〜3件なら月20〜40件の申し込み

お見合い申し込みの成立率は、IBJ加盟相談所各社が公表しているブログの数値を見る限り全体で6〜10%程度です。10件申し込んで1件成立すれば標準的で、失敗ではありません(統計値ではなく加盟店の公表値と現場の傾向です)。

ここから逆算すると、月に2〜3件のお見合いを組みたいなら月20〜40件の申し込みが必要になります。2025年成婚白書の成婚者平均はお見合い11回。仮に成立率8%なら、11回のお見合いには約140件の申し込みが目安です。

お見合い当日の流れ:ホテルラウンジで約1時間、30分前到着

日程と場所は双方の相談所が調整し、当日は本人同士のみで会います。所要時間は約1時間、お茶代は男性が払うのが慣例です。終了後、その場で連絡先は交換せず、担当に「交際希望」か「お断り」かを伝えます。即答できないときは「一晩考えます」でかまいません。60分の会話配分はお見合いの会話は話題より返し方|60分の配分と質問例で具体的に書いています。

お断りはどう伝わる?本人同士は連絡しない

お断りは相談所経由で伝わり、本人同士が直接やり取りすることはありません。理由を細かく言う必要はなく、担当には次のように伝えれば十分です。

  • ❌「話が合わなかったので、なんとなく無理です」(担当が次の紹介に活かせない)
  • ⭕「会話は楽しかったのですが、休日の過ごし方が合わないと感じました。次は外に出るのが好きな方を探したいです」

仮交際と真剣交際は何が違う?交際は合計3か月が基本、実データは約4か月

お見合い後に双方が交際希望なら仮交際に入ります。ここからの週数は仮交際開始日を1週目として数えます。

仮交際(1〜8週目):複数同時進行OK、2〜3回のデートで見極める

仮交際は「お友達期間」で、他の方とのお見合いや仮交際を並行できます。デートは2週に1回以上が目安で、月1回しか会えない相手とは進みにくいと現場では感じています(統計値ではありません)。3回目のデートまでに真剣交際へ進みたいかを担当と話し合うのが標準的な流れです。場所選びは仮交際のデート場所は「会話が続くか」で決める|回数別の正解を参考にしてください。

ここで一つ、よく言われる通説に異を唱えます。「仮交際は3人以上を同時進行するのが鉄則」と書かれた記事は多いのですが、現場では同時進行の人数が増えるほど比較疲れで一人ひとりの印象が薄まり、結局全員をお断りしてしまうケースをよく見ます。器用でない自覚がある方は2人までに絞り、担当に「今は2人に集中したい」と伝えるほうが、結果的に真剣交際へ進みやすい印象です(個人差があります)。

真剣交際(9〜18週目):一人に絞り、結婚の条件をすり合わせる

真剣交際に入ると他の仮交際はすべて終了します。話す内容は「好きかどうか」から「結婚後の暮らし」へ移り、住む場所、仕事の継続、お金の管理、親との関係を1つずつ確認します。真剣交際を申し出るときの伝え方は次の通りです。

  • ❌「そろそろ真剣交際にしませんか」(理由がなく、相手が判断できない)
  • ⭕「3回お会いして、休日の過ごし方と家族の話が自然にできたのが決め手でした。他の方とのご縁はお断りして、あなたと結婚を前提に進めたいです」

プロポーズはいつ?真剣交際に入って1〜3か月が目安

真剣交際で条件のすり合わせが終わり、双方の親への挨拶が済んだ頃がプロポーズのタイミングです。現場では真剣交際開始から1〜3か月でプロポーズに至る方が多い印象ですが、親の体調や転勤の時期などで前後します(個人差があります)。

プロポーズの段取りは担当に相談して構いません。むしろ、次の3点は事前にすり合わせておくと当日が滑らかです。

  • 指輪をどうするか:当日渡すのか、後から二人で選びに行くのか。サイズが分からない場合は後者が安全です
  • 場所と時間:静かに話せる場所を選ぶ。相手が人目を気にするタイプなら、演出より静けさを優先します
  • 親への挨拶の順番:プロポーズの前か後か。地域や家庭の考え方で異なるので、先に相手へ確認します

プロポーズが受け入れられたら、双方の担当に報告して成婚退会の手続きに入ります。

3か月ルールの起点はどこ?相談所によって数え方が違う

IBJでは「仮交際と真剣交際を合わせて基本3か月、最長6か月」というルールが知られていますが、起点を「お見合い日」で数える相談所と「仮交際開始日」で数える相談所があり、延長の申請方法も異なります。一方、2025年成婚白書の実データでは交際日数の代表値は約4か月(124〜125日)で、ルール上の3か月より長い。つまり「3か月で決めきれない=失格」ではありません。入会時に担当へ「3か月の起点はいつからで、延長はどう申請しますか」と確認しておくと、後で慌てずに済みます。

その「うまくいかない」には、<br>必ず理由があります。

成婚退会は何をもって「成婚」?成婚後の流れと成婚料の発生時期

「成婚=入籍」だと思っている方が多いのですが、違います。IBJでは「双方で結婚の意思が確認できたタイミング」を成婚とし、プロポーズ後に成婚退会するのが一般的です。ただし相談所によっては「真剣交際に入った時点」や「婚約時」を成婚と定義するところもあり、定義によって流れの終点と成婚料(相場0〜30万円)の発生時期が変わります。

結婚相談所の成婚後の流れ:退会手続き→両家挨拶→顔合わせ→入籍

成婚退会は、双方が担当に成婚の意思を伝え、成婚料の支払いと退会書類の提出で完了します。その後は両家への挨拶、顔合わせ、入籍、住まいの準備へと進みますが、退会後は相談所のサポート対象外になる契約が多く、ここからは二人で進める段階です。

成婚退会からの経過 進むこと つまずきやすい点
0か月 成婚退会の手続き・成婚料の支払い 成婚の定義と成婚料の金額を退会前に再確認する
0〜1か月 それぞれの親へ挨拶 順番と手土産で揉めやすい。先に二人で段取りを決める
1〜2か月 両家顔合わせ(結納を行う場合も) 費用の負担割合を事前に決めておく
3〜6か月 入籍・住まいの準備 転居や姓の変更で手続きが集中する
6〜12か月 結婚式・披露宴(行う場合) 会場は1年前から埋まることがある

現場では成婚退会から入籍まで3〜6か月ほどかける方が多い印象ですが、統計値ではありません。授かり婚や転勤のタイミングによっては1〜2か月で入籍する方もいます。なお、退会後に破談になった場合の再入会の扱いは相談所ごとに規約が違うため、成婚退会前に確認しておいてください。

結婚相談所の成婚までの期間は?入会から結婚(入籍)まで8〜12か月が目安

「結婚相談所で結婚するまで、結局どのくらいかかりますか」——この質問には、段階ごとの日数を足して答えるのがいちばん誤解がありません。

段階 期間の目安 根拠
入会手続き〜プロフィール公開 2〜4週間 書類取得1〜2週間+撮影1週間前後
公開〜初めてのお見合い 2〜6週間 成立率6〜10%から逆算した申し込み期間
お見合いを重ねる期間 2〜5か月 成婚者の平均お見合い11回(2025年成婚白書)
仮交際+真剣交際 約4か月(124〜125日) 成婚者の交際日数の代表値(同白書)
=入会から成婚退会まで 中央値 約9か月 在籍日数の中央値(2024年版白書)
成婚退会〜入籍 3〜6か月 現場の傾向(統計値ではありません)
=入会から結婚(入籍)まで 8〜12か月前後 上記の積み上げ

いずれも目安で、個人差があります。特に押さえておきたいのは「平均」と「実際の分布」がかなり違うことです。半年以内に成婚する人が32.4%いる一方、1年以上かける人も一定数います。半年たって成婚していないのは遅れではなく、中央値から見ればむしろ標準的な位置です。

年代で期間は変わる?20代は約半年、40代は1年前後を見込む

2025年成婚白書では、20代の成婚までの平均は約半年(187日)で、40代より4.7か月短い結果でした。ここから逆算すると、40代は1年前後を見込んで、お見合い数を多めに確保する設計が現実的です。在籍日数の中央値は男性が約9.2か月、女性が約7.6か月と、男女でも差があります。

期間を縮めたいときに効くのは3つ

「早く結婚したい」という方に、現場でお伝えしている優先順位は次の通りです。効果には個人差があります。

  1. 申し込み件数を増やす:成立率は自分では動かしにくい。分母を増やすほうが確実で、毎日少しずつ申し込むのが続きます
  2. デートの間隔を2週以内にする:会う頻度が落ちると温度が下がり、交際期間だけが延びます
  3. 条件の優先順位を3つに絞る:条件が多いほど検索結果が減り、お見合いまでの期間が延びます

行き詰まったらどうする?段階別の自己診断と休会・途中解約の流れ

「もう半年たつのに、真剣交際に一度も進めていません」。この相談は活動開始から4〜8か月目の方に集中しています。

ただ、在籍期間の中央値は約9か月です。半年で成婚していないのは遅れではなく、むしろ多数派の位置にいます。行き詰まりを感じたら、まず「どの段階で止まっているか」を切り分けてください。

止まっている段階 目安の期間 つまずきのサイン 次の一手
申し込み→お見合い 入会2〜12週目 月20件申し込んで成立0〜1件 申し込み条件の幅を広げ、写真とプロフィール文を担当と見直す
お見合い→仮交際 お見合い当日〜翌日 お見合いは月2〜3件組めるのに交際に進まない 60分の会話配分を変える。自分から交際希望を出している割合も確認
仮交際→真剣交際 仮交際1〜8週目 2〜3回目のデートで毎回終了する 同時進行を2人に絞り、デートの間隔を2週以内にする
真剣交際→成婚 真剣交際9〜18週目 条件の話になると先延ばしになる 住まい・仕事・お金の3点を担当同席で話す場を設ける

期間はすべて目安で、年齢や地域によって変わります。特に3段階目の「お見合いは組めるのに仮交際が2回目で終わり続ける」というケースを現場ではよく見ますが、この段階は条件ではなく会う頻度と会話の深さで結果が変わることが多いのです。原因別の立て直し方は婚活がうまくいかない原因は4つ|詰まっている段階から立て直す自己診断に、自分の進め方の型を知りたい方は婚活タイプ診断(10問・約3分)をお使いください。

真剣交際で破談したらどうなる?仮交際からやり直せる

真剣交際まで進んでも、条件が折り合わず終了することはあります。その場合は退会にはならず、活動を再開して新たにお見合いから組み直すのが通常の流れです。落ち込みは当然ですが、真剣交際まで進めた経験は次に活きます。担当には「どこで話が止まったか」を必ず共有してください。次の相手選びの条件が変わります。

休会したいとき:仕事の繁忙期や婚活疲れは一時停止できる

多くの相談所には休会制度があり、月会費を減額または停止して活動を一時停止できます。休会できる期間や回数、再開時の手続きは契約書に書かれているので、疲れを感じた時点で担当に相談してください。退会か休会か迷う段階なら、先に休会を選ぶほうが費用の損失は小さくなります。

途中でやめたいとき:8日以内はクーリングオフ、それ以降は中途解約

結婚相手紹介サービスは特定商取引法の「特定継続的役務提供」に当たります(契約期間2か月超・金額5万円超の場合)。契約書面を受け取った日から8日以内ならクーリングオフで全額返金され、8日を過ぎても中途解約はできます。中途解約時に相談所が請求できるのは、サービス開始前なら3万円、開始後は提供済みサービスの対価に加えて「2万円または契約残額の20%のいずれか低い額」までが上限です。これは消費者庁の案内に基づく一般論で、個別の精算額は契約書と相談所の説明で必ず確認してください。納得できない請求を受けた場合は、国民生活センター・消費生活センターに相談できます。

結婚相談所の流れについてよくある質問

Q. 結婚相談所に入会した後の流れは?

A. 入会1〜3週目に写真撮影とプロフィール作成、公開後すぐにお見合い申し込みを始めます。入会1〜2か月目に初めてのお見合いを迎える方が多く、以降は月2〜3件のお見合いを重ねながら仮交際へ進む流れです(目安です)。

Q. 結婚相談所に登録する流れは?何から始めますか

A. 無料相談→入会審査→契約→必要書類の提出→プロフィール作成・写真撮影→公開、の6ステップです。最初に動くべきは書類で、本籍地が遠い方は相談と並行して独身証明書の郵送請求を始めると2週間ほど早く活動できます。

Q. 入会してからお見合いまでの流れは?どのくらいかかる?

A. プロフィール公開後、検索・紹介・申し込まれるの3ルートでお相手を探します。申し込みの成立率は6〜10%程度なので、公開から初めてのお見合いまで2〜6週間かかるのが一般的です。

Q. 無料相談の流れは?その場で契約が必要?

A. 聞き取り→費用とルールの説明→質問→次の一歩の提案、で60〜90分が一般的です。契約書は持ち帰って構いません。当日契約しても8日以内はクーリングオフできます。

Q. 結婚相談所で成婚した後の流れは?

A. 成婚退会の手続き(成婚料の支払いと書類提出)→双方の親への挨拶→両家顔合わせ→入籍、という順です。成婚退会から入籍までは3〜6か月かける方が多い印象ですが、統計値ではなく個人差があります。退会後は相談所のサポート対象外になる契約が多い点に注意してください。

Q. プロポーズから入籍までの流れは?

A. プロポーズ→双方の担当に報告→成婚退会→親への挨拶→顔合わせ→入籍、が標準的な順序です。指輪や親への挨拶の順番は地域や家庭の考え方で異なるため、先に二人で決めておくとスムーズです。

Q. IBJの結婚相談所の流れは?

A. IBJ(日本結婚相談所連盟)に加盟する相談所は共通のシステムを使うため、流れは本記事の5段階と同じです。会員数は2025年8月に10万名を突破し、加盟相談所は4,700社超(IBJ公式)。「仮交際と真剣交際を合わせて基本3か月」というルールの運用や料金は加盟相談所ごとに異なるので、契約前に書面で確認してください。

Q. 結婚相談所を退会する流れは?

A. 成婚退会・中途退会のいずれも、担当に意思を伝えて書面で手続きします。成婚退会は成婚料の支払い、中途退会は上記の上限内での精算が発生します。休会で様子を見る選択肢もあります。

Q. 30代・40代だと成婚までの期間は変わる?

A. 変わります。2025年成婚白書では20代の成婚までの平均は約半年(187日)で、40代より4.7か月短い結果でした。40代なら1年前後を見込み、お見合い数を多めに確保する設計が現実的です(個人差があります)。

まとめ:自分の段階を決めてから、次の一歩を

  • 流れは①無料相談・入会②お見合い③仮交際④真剣交際⑤成婚退会の5段階。入会は6ステップ・2〜4週間
  • 成婚者の代表パターンはお見合い11回・交際約4か月。在籍中央値は約9か月で、半年で成婚していなくても遅れではない
  • 成婚退会は入籍の3〜6か月前。入会から結婚までは8〜12か月前後を見込む
  • 申し込み成立率6〜10%は正常。月20〜40件の申し込みが目安
  • 3か月ルールは起点が相談所で違う。入会時に担当へ確認する
  • 成婚の定義で成婚料の発生時期が変わる。8日以内はクーリングオフ、以後は中途解約可

今どの段階で止まっているかが分かれば、次の一手は一つに絞れます。自分では切り分けられない、担当には聞きにくい、という方は、彩星の無料相談で状況の整理だけでも行えます。

本記事の数値は各出典の公表時点の目安であり、成果や期間には個人差があります。料金・規約は相談所ごとに異なるため、契約前に必ず書面で確認してください。

出典

  • IBJ「2025年 IBJ成婚白書」(IBJ加盟相談所の成婚者約2万人を分析、2026年4月公開、IBJ公式・PR TIMES掲載):お見合い11回・交際約4か月、20代187日
  • IBJ「2024年 IBJ成婚白書」(IBJ公式PDF):在籍日数中央値約9か月(男性約9.2か月/女性約7.6か月)、半年以内成婚32.4%、お見合い→交際率約40%
  • IBJ公式「会員数10万名突破」(2025年9月公表)・「お見合い成立数 月間8万件突破」(2025年6月公表):加盟相談所4,700社超、2025年5月のお見合い成立82,598件
  • 消費者庁「特定継続的役務提供」の案内、国民生活センター:クーリングオフ8日、中途解約の上限額(開始前3万円/開始後2万円または残額の20%のいずれか低い額)
  • お見合い成立率6〜10%・申込件数の中央値:IBJ加盟相談所および大手相談所の公表値(参考値、統計ではありません)
  • 費用相場・1年活動時の総額中央値:料金比較メディアの集計値(集計対象により変動します)
  • 必要書類の費用・日数・有効期限:各自治体・学校の公表値(変動します)

この記事を書いた人

さかとく

婚活サロン 彩星(さいせい)主宰/IBJ加盟結婚相談所 現役カウンセラー

IBJ加盟の結婚相談所で現役カウンセラーとして活動中。これまでに累計200名以上を担当し、今も第一線で数十名を並行サポートしているため、今の市場と現場を踏まえた助言ができます。ウェブマーケティングのライターとして培った「選ばれる見せ方」と、年間数千人の応募が集まる企業で人事部長として採用責任者を務めた「人を見極める視点」を、婚活に翻訳してお伝えしています。

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