
この記事でわかること
- 結婚相談所の流れは無料相談・入会→お見合い→仮交際→真剣交際→成婚退会の5段階で、入会準備は2〜4週間が目安
- IBJ成婚白書の代表パターンはお見合い11回・交際約4か月。在籍中央値は約9か月で半年未成婚は多数派
- お見合い申し込みの成立率は6〜10%が普通。月2〜3件組むなら月20〜40件の申し込みを逆算する
- 3か月ルールは起点が相談所で異なり、成婚の定義で成婚料の発生時期が変わる。契約前に担当へ確認する質問付き
結婚相談所の流れは、①無料相談・入会 → ②お見合い → ③仮交際 → ④真剣交際 → ⑤成婚退会の5段階です。IBJが2026年4月に公開した「2025年 IBJ成婚白書」(成婚者約2万人の分析)では、成婚した人の代表的なパターンは「お見合い11回・交際約4か月」でした。入会から成婚までの期間は平均5〜7か月、在籍日数の中央値は約9か月(2024年版白書)。半年以内に成婚する人が32.4%いる一方で、1年を超える人も少なくない「裾の長い分布」です(個人差があります)。
先に用語を整理します。
- お見合い:申し込みが双方OKで成立し、1対1で約1時間会う初対面の場
- 仮交際:お見合い後に双方が「また会いたい」と答えた状態。複数人と同時進行できる
- 真剣交際:一人に絞り、結婚を前提に条件をすり合わせる期間
- 成婚退会:結婚の意思を双方が確認して相談所を退会すること。入籍ではない
以下、読者から届く質問の多い順に、入会までの手続きと日数、お見合いの成立率と当日の流れ、仮交際・真剣交際の期間とルール、成婚の定義と成婚後の流れ、途中でやめる・休む場合の手続きと段階別の自己診断、の順で答えていきます。

この記事は結婚相談所の現役カウンセラー「さかとく」が書いています
IBJ加盟相談所で今も数十名の会員を直接担当する現場経験をもとに、一般論ではなく「実際どうすればいいか」をお伝えします。
結婚相談所に入会するまでの流れは?無料相談から活動開始まで2〜4週間
「無料相談に行ったら、その場で契約させられますか?」この質問が入会前の方からいちばん多く届きます。
入会日を0週目とすると、無料相談からプロフィール公開まではおおむね2〜4週間です。いちばん時間がかかる工程は書類の取り寄せで、独身証明書を郵送で請求すると1〜2週間かかります(自治体によって異なります)。
無料相談の流れ:聞き取りと費用説明で60〜90分、契約は持ち帰ってよい
無料相談では、これまでの婚活の経緯、希望条件、活動できる曜日と予算を聞き取り、費用体系(登録料・月会費・お見合い料・成婚料)と活動ルールを説明します。彩星では無理な勧誘はせず、「次の一歩」の提案までで終えるのが基本です。契約書を持ち帰って他と比べても問題ありません。
必要書類はいつ何を用意する?独身証明書は取得に最大2週間
| 書類 | 取得先 | 費用の目安 | 日数の目安 |
|---|---|---|---|
| 独身証明書 | 本籍地の市区町村 | 150〜400円 | 窓口即日/郵送1〜2週間 |
| 身分証明書 | 運転免許証・パスポート等 | — | 手元にあればすぐ |
| 収入証明 | 源泉徴収票・確定申告書等 | — | 勤務先に依頼で数日〜 |
| 卒業証明書 | 最終学歴の学校 | 300〜500円 | 郵送で1週間前後 |
費用と日数は各自治体・学校の公表値をもとにした目安で、変動します。本籍地が遠い方は、無料相談の前に郵送請求を始めておくと入会後すぐ動けます。
プロフィール作成と写真撮影:入会1〜3週目
写真はスタジオ撮影が一般的で、撮影から納品まで1週間前後。プロフィール文は担当と一緒に作りますが、ここで足踏みする方が意外と多いのです。「書くことがない」と手が止まったら、休日の過ごし方を3つ書き出すところから始めてください。
お見合いはどう成立して当日どう進む?申し込み成立率は6〜10%が普通
「10人に申し込んで1人も成立しません。私に問題があるのでしょうか」というご相談は珍しくありません。
お見合い申し込みの成立率は、IBJ加盟相談所各社が公表しているブログの数値を見る限り全体で6〜10%程度です。10件申し込んで1件成立すれば標準的で、失敗ではありません(統計値ではなく加盟店の公表値と現場の傾向です)。
ここから逆算すると、月に2〜3件のお見合いを組みたいなら月20〜40件の申し込みが必要になります。2025年成婚白書の成婚者平均はお見合い11回。仮に成立率8%なら、11回のお見合いには約140件の申し込みが目安です。
お見合い当日の流れ:ホテルラウンジで約1時間、30分前到着
日程と場所は双方の相談所が調整し、当日は本人同士のみで会います。所要時間は約1時間、お茶代は男性が払うのが慣例です。終了後、その場で連絡先は交換せず、担当に「交際希望」か「お断り」かを伝えます。即答できないときは「一晩考えます」でかまいません。60分の会話配分はお見合いの会話は話題より返し方|60分の配分と質問例で具体的に書いています。
お断りはどう伝わる?本人同士は連絡しない
お断りは相談所経由で伝わり、本人同士が直接やり取りすることはありません。理由を細かく言う必要はなく、担当には次のように伝えれば十分です。
- ❌「話が合わなかったので、なんとなく無理です」(担当が次の紹介に活かせない)
- ⭕「会話は楽しかったのですが、休日の過ごし方が合わないと感じました。次は外に出るのが好きな方を探したいです」
仮交際と真剣交際は何が違う?交際は合計3か月が基本、実データは約4か月
お見合い後に双方が交際希望なら仮交際に入ります。ここからの週数は仮交際開始日を1週目として数えます。
仮交際(1〜8週目):複数同時進行OK、2〜3回のデートで見極める
仮交際は「お友達期間」で、他の方とのお見合いや仮交際を並行できます。デートは2週に1回以上が目安で、月1回しか会えない相手とは進みにくいと現場では感じています(統計値ではありません)。3回目のデートまでに真剣交際へ進みたいかを担当と話し合うのが標準的な流れです。場所選びは仮交際のデート場所は「会話が続くか」で決める|回数別の正解を参考にしてください。
ここで一つ、よく言われる通説に異を唱えます。「仮交際は3人以上を同時進行するのが鉄則」と書かれた記事は多いのですが、現場では同時進行の人数が増えるほど比較疲れで一人ひとりの印象が薄まり、結局全員をお断りしてしまうケースをよく見ます。器用でない自覚がある方は2人までに絞り、担当に「今は2人に集中したい」と伝えるほうが、結果的に真剣交際へ進みやすい印象です(個人差があります)。
真剣交際(9〜18週目):一人に絞り、結婚の条件をすり合わせる
真剣交際に入ると他の仮交際はすべて終了します。話す内容は「好きかどうか」から「結婚後の暮らし」へ移り、住む場所、仕事の継続、お金の管理、親との関係を1つずつ確認します。真剣交際を申し出るときの伝え方は次の通りです。
- ❌「そろそろ真剣交際にしませんか」(理由がなく、相手が判断できない)
- ⭕「3回お会いして、休日の過ごし方と家族の話が自然にできたのが決め手でした。他の方とのご縁はお断りして、あなたと結婚を前提に進めたいです」
3か月ルールの起点はどこ?相談所によって数え方が違う
IBJでは「仮交際と真剣交際を合わせて基本3か月、最長6か月」というルールが知られていますが、起点を「お見合い日」で数える相談所と「仮交際開始日」で数える相談所があり、延長の申請方法も異なります。一方、2025年成婚白書の実データでは交際日数の代表値は約4か月(124〜125日)で、ルール上の3か月より長い。つまり「3か月で決めきれない=失格」ではありません。入会時に担当へ「3か月の起点はいつからで、延長はどう申請しますか」と確認しておくと、後で慌てずに済みます。
成婚退会は何をもって「成婚」?成婚後の流れと成婚料の発生時期
「成婚=入籍」だと思っている方が多いのですが、違います。IBJでは「双方で結婚の意思が確認できたタイミング」を成婚とし、プロポーズ後に成婚退会するのが一般的です。ただし相談所によっては「真剣交際に入った時点」や「婚約時」を成婚と定義するところもあり、定義によって流れの終点と成婚料(相場0〜30万円)の発生時期が変わります。
結婚相談所の成婚後の流れ:退会手続き→両家挨拶→入籍
成婚退会は、双方が担当に成婚の意思を伝え、成婚料の支払いと退会書類の提出で完了します。その後は両家への挨拶、顔合わせ、入籍、住まいの準備へと進みますが、退会後は相談所のサポート対象外になる契約が多く、ここからは二人で進める段階です。現場では成婚退会から入籍まで3〜6か月ほどかける方が多い印象ですが、統計値ではありません。退会後に破談になった場合の再入会の扱いは相談所ごとに規約が違うため、成婚退会前に確認しておいてください。
行き詰まったらどうする?段階別の自己診断と休会・途中解約の流れ
「もう半年たつのに、真剣交際に一度も進めていません」。この相談は活動開始から4〜8か月目の方に集中しています。
ただ、在籍期間の中央値は約9か月です。半年で成婚していないのは遅れではなく、むしろ多数派の位置にいます。行き詰まりを感じたら、まず「どの段階で止まっているか」を切り分けてください。
| 止まっている段階 | 目安の期間 | つまずきのサイン | 次の一手 |
|---|---|---|---|
| 申し込み→お見合い | 入会2〜12週目 | 月20件申し込んで成立0〜1件 | 申し込み条件の幅を広げ、写真とプロフィール文を担当と見直す |
| お見合い→仮交際 | お見合い当日〜翌日 | お見合いは月2〜3件組めるのに交際に進まない | 60分の会話配分を変える。自分から交際希望を出している割合も確認 |
| 仮交際→真剣交際 | 仮交際1〜8週目 | 2〜3回目のデートで毎回終了する | 同時進行を2人に絞り、デートの間隔を2週以内にする |
| 真剣交際→成婚 | 真剣交際9〜18週目 | 条件の話になると先延ばしになる | 住まい・仕事・お金の3点を担当同席で話す場を設ける |
期間はすべて目安で、年齢や地域によって変わります。特に3段階目の「お見合いは組めるのに仮交際が2回目で終わり続ける」というケースを現場ではよく見ますが、この段階は条件ではなく会う頻度と会話の深さで結果が変わることが多いのです。原因別の立て直し方は婚活がうまくいかない原因は4つ|詰まっている段階から立て直す自己診断に、自分の進め方の型を知りたい方はサイト内の婚活タイプ診断(10問・約3分)をお使いください。
休会したいとき:仕事の繁忙期や婚活疲れは一時停止できる
多くの相談所には休会制度があり、月会費を減額または停止して活動を一時停止できます。休会できる期間や回数、再開時の手続きは契約書に書かれているので、疲れを感じた時点で担当に相談してください。退会か休会か迷う段階なら、先に休会を選ぶほうが費用の損失は小さくなります。
途中でやめたいとき:8日以内はクーリングオフ、それ以降は中途解約
結婚相手紹介サービスは特定商取引法の「特定継続的役務提供」に当たります(契約期間2か月超・金額5万円超の場合)。契約書面を受け取った日から8日以内ならクーリングオフで全額返金され、8日を過ぎても中途解約はできます。中途解約時に相談所が請求できるのは、提供済みサービスの対価に加えて「2万円または契約残額の20%のいずれか低い額」までが上限です。これは消費者庁の案内に基づく一般論で、個別の精算額は契約書と相談所の説明で必ず確認してください。
結婚相談所の流れについてよくある質問
Q. 結婚相談所に入会した後の流れは?
A. 入会1〜3週目に写真撮影とプロフィール作成、公開後すぐにお見合い申し込みを始めます。入会1〜2か月目に初めてのお見合いを迎える方が多く、以降は月2〜3件のお見合いを重ねながら仮交際へ進む流れです(目安です)。
Q. 無料相談の流れは?その場で契約が必要?
A. 聞き取り→費用とルールの説明→質問→次の一歩の提案、で60〜90分が一般的です。契約書は持ち帰って構いません。当日契約しても8日以内はクーリングオフできます。
Q. 結婚相談所を退会する流れは?
A. 成婚退会・中途退会のいずれも、担当に意思を伝えて書面で手続きします。成婚退会は成婚料の支払い、中途退会は上記の上限内での精算が発生します。休会で様子を見る選択肢もあります。
Q. 30代・40代だと成婚までの期間は変わる?
A. 変わります。2025年成婚白書では20代の成婚までの平均は約半年(187日)で、40代より4.7か月短い結果でした。40代なら1年前後を見込み、お見合い数を多めに確保する設計が現実的です(個人差があります)。
まとめ:自分の段階を決めてから、次の一歩を
- 流れは①無料相談・入会②お見合い③仮交際④真剣交際⑤成婚退会の5段階。入会準備は2〜4週間
- 成婚者の代表パターンはお見合い11回・交際約4か月。在籍中央値は約9か月で、半年で成婚していなくても遅れではない
- 申し込み成立率6〜10%は正常。月20〜40件の申し込みが目安
- 3か月ルールは起点が相談所で違う。入会時に担当へ確認する
- 成婚の定義で成婚料の発生時期が変わる。8日以内はクーリングオフ、以後は中途解約可
今どの段階で止まっているかが分かれば、次の一手は一つに絞れます。自分では切り分けられない、担当には聞きにくい、という方は、彩星の無料相談で状況の整理だけでも行えます。
本記事の数値は各出典の公表時点の目安であり、成果や期間には個人差があります。料金・規約は相談所ごとに異なるため、契約前に必ず書面で確認してください。
出典
- IBJ「2025年 IBJ成婚白書」(IBJ加盟相談所の成婚者約2万人を分析、2026年4月公開、IBJ公式・PR TIMES掲載):お見合い11回・交際約4か月、20代187日
- IBJ「2024年 IBJ成婚白書」(IBJ公式PDF):在籍日数中央値約9か月、半年以内成婚32.4%、お見合い→交際率約40%
- 消費者庁「特定継続的役務提供」の案内:クーリングオフ8日、中途解約の上限額
- お見合い成立率6〜10%:IBJ加盟相談所各社の公表ブログ(参考値、統計ではありません)
- 必要書類の費用・日数:各自治体・学校の公表値(変動します)
