
この記事でわかること
- 年齢層は男女とも30代が中心。男性は40代以上が3割超、女性は20代が15.8%という内訳を男女別の表で確認できます
- 年齢で減るのは申し受けの件数(20代48.5件→40代24.8件→50代13.8件/中央値)で、会ってからの進み方は別の軸だと分かります
- 会員構成と成婚者構成はずれます。成婚者の4人に1人以上は40代、ピークは女性30歳・男性34歳という数字の読み方を示します
- 入会できるのは20歳〜(上限は男性65歳・女性60歳が目安)。お見合い11人・交際約4か月から入会時期を逆算できます
結論から。結婚相談所の年齢層は男女とも30代が最も多い層で、IBJ(日本結婚相談所連盟)のデータとして公開されている構成では30代前半と後半の合計が男性43.7%・女性53.5%。次に多いのは男性が40代以上、女性が20代です。
この記事で扱うのは、IBJ加盟の結婚相談所(登録会員は2026年7月に11万人超/IBJ発表)での年齢層です。読者として想定しているのは、「自分の年代は浮かないか」「入会が早すぎ・遅すぎないか」を確かめたい30〜40代の方、そして20代・50代で迷っている方。会員構成比だけでなく、月に申し込みを受ける件数、年齢別の成婚率、入会できる年齢の上下限、マッチングアプリとの年齢層の違い、そして「何歳までに結婚したいならいつ入会か」の逆算まで、順に見ていきます。
先に3つの言葉を定義します。数字を読むときに混同しやすいからです。
- お見合い申し込み…会員が相手のプロフィールを見て、会いたいと申し込むこと。アプリの「いいね」にあたる操作です。
- 申し受け…逆に、自分が申し込まれること。年齢の影響がいちばん強く出るのがこの件数です。
- 成婚…お見合い→仮交際→真剣交際を経て、結婚の意思を固めて退会すること。交際開始の数ではありません。
以下では「在籍している会員の内訳」と「成婚した人の内訳」を区別して書きます。ここを混ぜると、自分の年齢の見通しを読み間違えます。
この記事は結婚相談所の現役カウンセラー「さかとく」が書いています
IBJ加盟相談所で今も数十名の会員を直接担当する現場経験をもとに、一般論ではなく「実際どうすればいいか」をお伝えします。
結婚相談所の年齢層は何歳が多いですか?
多いのは30代です。IBJの会員データとして加盟相談所が公開している年齢別の構成は次のとおりです。
| 年代 | 男性 | 女性 |
|---|---|---|
| 20代 | 8.2% | 15.8% |
| 30代前半 | 20.2% | 27.2% |
| 30代後半 | 23.5% | 26.3% |
| 40代前半 | 17.8% | 14.9% |
| 40代後半 | 12.3% | 6.8% |
| 50代以上 | 18.0% | 8.9% |
※ この年齢別%は、IBJの会員データとして複数の加盟相談所が掲載している数値です。IBJの一次資料では同じ表を確認できなかったため、参考値として読んでください。構成比は入退会で絶えず動きます。

読み方は2つあります。男性は30代後半が最多で、40代後半と50代以上を足すと3割を超える。女性は30代前半から後半までで5割を超え、40代後半以降は1割台まで下がります。つまり同じ「30代中心」でも、男性は上の年代に裾が長く、女性は下の年代に厚い。この形の違いが、後で出てくる申し受け件数の差を生みます。
平均年齢だけで語ると実感とずれます。業界の平均は39.5歳(男性42歳・女性37歳)とまとめている集計がありますが、これは事業者側のまとめによる参考値で、しかも50代以上という長い裾に引っ張られた数字です。上の表を上から足していくと、ちょうど中央にあたるのは男女とも30代後半。平均・中央・分布の山、この3つはセットで見てください。
男女比は男性55.9%・女性44.1%(2026年9月時点のIBJ公表値として転載されたもの)。そしてここ5年で、20代の新規入会が女性約1.9倍・男性約3.4倍に増えています(IBJ発表)。「相談所は30代の場所」という前提は、ゆっくり若い方へ動いている最中です。
30代が中心なら、40代以降は不利ですか?
不利になる場面と、数字が逆転する場面の両方があります。分けて見ていきましょう。
申し込みを受ける件数は、年代でどれだけ減りますか?
いちばん大きく動くのがここです。成婚した女性が1か月に受けた申し受けの中央値は、20代48.5件/30代35.7件/40代24.8件/50代13.8件(IBJの年代別中央値として掲載された数値。一次資料での再確認が必要です)。20代と40代で約半分、50代では3割弱まで下がります。
ただし、減るのは入口の件数です。会ってからの評価は別の軸で決まります。婚活30代女性の現実は申込数だけ減る|会ってからは互角でも書いたとおり、仮交際から先の進み方は年齢よりも会話と段取りの影響が大きいのが実務上の感覚です。
現場では「申し込みが来ないのは自分に価値がないからだ」と受け取ってしまう方をよく見ます。申し受けの件数は、相手の検索条件で年齢が機械的に絞られた結果にすぎません。人としての評価とは別物です。(私が担当した範囲での傾向で、統計値ではありません。感じ方には個人差があります)
年齢別の成婚率はどのくらいですか?
IBJのデータとして紹介されている数字では、40代前半が男性39%・女性22.5%、40代後半以降が男性23.6%・女性15.7%(いずれも二次引用のため要確認)。さらにIBJの成婚白書では、女性35歳・男性40歳を境に成婚しにくくなる傾向が示されています(IBJ発表)。
低い数字も隠さずに書きます。40代後半女性の15.7%は、6人に1人弱。けれどこれは「85%が失敗する」という話ではありません。活動期間の中で結婚相手を決めた人の割合であり、退会理由には転勤・介護・方針変更も含まれます。数字が低い年代ほど、始める前に期間と枠の設計をしておく意味が大きい、という読み方が実務的です。
会員の年齢構成と、成婚者の年齢構成は同じですか?
違います。ここが多くの記事で抜けている部分です。
IBJの成婚者は4人に1人以上が40代とされています(IBJのデータとして掲載された数値)。会員構成比で見た不利さと、成婚実績の厚みは一致しないのです。一方で成婚年齢のピークは女性30歳・男性34歳(2025年IBJ成婚白書/約2万人分析・2026年4月公開)で、山そのものは30代前半にあります。
「年齢層が30代中心だから、40代以降は会う相手がいない」とよく言われます。現場の実感はやや違います。相手がいないのではなく、同世代どうしの組み合わせが自分の検索条件から外れていることが多い。男性は40代以上が全体の3割超、女性も40代前半が14.9%在籍しています。希望年齢の幅を±3歳広げるだけで申し込める母数が変わるケースは珍しくありません。婚活40代男性の現実|申込が通らない時期の3つの打ち手も合わせてご覧ください。
価値観の側も動いています。IBJの成婚白書では「妻が年上」のカップルが約1.9倍に増加。年齢の希望は固定ではありません。
結婚相談所は何歳から何歳まで入会できますか?
下限はほぼ20歳以上で、18歳から受け付ける相談所も増えています。上限は男性65歳・女性60歳が目安。80代・90代まで受け付ける相談所もありますが、50代以降は入会できる選択肢そのものが絞られます。年齢層を調べる方の本当の心配は、たいていこちら側です。
50代の在籍割合は男性が約2割、女性が約1割。シニア向けの部門では50代で男性40.4%・女性57.0%という公表例もあり、同世代と会える場所は「全体の構成比」ではなく「どの枠で活動するか」で決まります。
「この年齢で入れる相談所はあるのでしょうか」というご相談は珍しくありません。確認の順番は決まっています。入会前の面談で、⭕「私の年齢と希望条件で、いま申し込める相手は何名ですか」⭕「同年代の成婚実績は直近1年で何件ですか」と数で聞く。❌「50代でも成婚できますか」という聞き方だと、一般論の答えしか返ってきません。
手続き面も先に押さえておくと動きやすくなります。入会時には本人確認書類・独身証明書(市区町村で取得。1〜2週間みておくと安全)・男性は収入証明などが必要です。費用は初期費用5〜20万円、月会費1〜3万円、成婚料10〜30万円で、年間総額20〜60万円が目安(各社公表の相場まとめによる。契約は特定継続的役務提供にあたるため、金額と中途解約の条件は必ず概要書面で確認してください)。50代の数字は結婚相談所50代の成婚率は男性15%・女性17%|数字で見る現実にまとめています。
自分の年代の在籍数は、各社の無料相談で聞けば具体的な数で返ってきます。彩星でも状況の整理と次の一歩の提案までを行っています(無料相談について)。
年齢層はマッチングアプリとどう違いますか?
年齢層を調べる方のもう一つの疑問が、これです。結論だけ先に言うと、アプリのほうが明確に若く、相談所は30代に山があって男性の裾が40代以上に伸びています。
| 比較軸 | 結婚相談所(IBJ加盟) | マッチングアプリ |
|---|---|---|
| 中心の年代 | 男女とも30代(男性は40代以上が3割超) | 20代36.1%・30代34.1% |
| 相手の独身・収入の確認 | 入会時に書類で確認 | サービスごとに異なる |
| 結婚までの段階 | お見合い→仮交際→真剣交際→成婚 | 当事者同士のやりとり次第 |
※ アプリ側の割合は2026年の民間調査による参考値。相談所側はIBJの会員データ(二次引用を含む)です。母集団と調査方法が違うため、優劣の証明には使えません。
年齢層から見た向き・不向きを整理します。
- ⭕ 相談所が向きやすい人…同世代(30代後半以上)と確実に会いたい、独身や収入の確認を人任せにしたくない、申し込みの絞り方を相談したい
- ⭕ 期限がある人…「何歳までに」という目標があり、逆算して進めたい
- ❌ 向きにくい人…20代前半で相手の年齢幅を広く取りたい、年間20〜60万円の費用を今は確保できない、まず恋愛から始めたい
費用をかけずに様子を見たい段階なら、無理に入会する必要はありません。判断の軸は結婚相談所アプリはどっち?4軸と数字で選ぶ判断フローに分解しています。
何歳までに結婚したいなら、いつ入会すればいいですか?
逆算に使える数字が出ています。2025年IBJ成婚白書によると、成婚者は平均でお見合い11人と会い、交際約4か月(124〜125日)で決断。成婚者のお見合い数は非成婚者の約2.7倍でした。20代は平均約187日(約半年)で成婚し、40代より約4.7か月短いという解説もあります(IBJ関連発表)。
これを週単位の目安に置き換えると、入会日を起点にこう進みます。
- 0〜2週目:入会手続きと書類準備(独身証明書の取得に1〜2週間)
- 3〜8週目:写真とプロフィールを作り、お見合いを開始(月2〜4件が現実的な枠)
- 2〜8か月目:お見合い10人前後、仮交際は並行3人までに絞る
- その後4か月前後:真剣交際を経て成婚
合計の目安は、20代で約6か月、30代後半〜40代で10〜14か月。35歳までに結婚したい女性なら、33歳半〜34歳前半の入会が計算上の目安になります。もちろん進み方には個人差があり、この期間を保証するものではありません。
理想どおりに枠が取れない方のために、二段構えで考えます。第1案は、お見合いを週1件に固定し、期間を上の目安の1.5〜2倍で見積もること。件数を落とすと成婚者の平均(11人)に届くまでの月数が伸びるので、最初から長めに設計します。第2案は、繁忙期は活動を止めるのではなく、写真の撮り直しとプロフィールの手直しだけ進めること。休会の条件は相談所ごとに違うので、契約前に確認しておいてください。
つまずきやすいのは入会3か月目です。申し込みが通らず手が止まる時期。ここでの対処は決まっていて、希望年齢の幅を±3歳広げる、写真を撮り直す、申し込み先の年代を自分の同世代へ戻す。この3つで母数が変わることが多いです。(現場での傾向で、統計値ではありません)
自分がどのタイプの進め方に向いているかを先に知りたい方は、婚活タイプ診断(10問・約3分)から始めてもいいと思います。
よくある質問
Q. 結婚相談所の平均年齢は何歳ですか?
A. 事業者側のまとめでは業界平均39.5歳(男性42歳・女性37歳)という参考値があります。ただし50代以上の裾に引っ張られた数字で、会員構成を上から足した中央の年代は男女とも30代後半です。
Q. 男女比はどのくらいですか?
A. 男性55.9%・女性44.1%(2026年9月時点のIBJ公表値として転載されたもの)。男性がやや多く、その差は40代以上で広がります。
Q. 20代で入会するのは早すぎませんか?
A. 早すぎるとは言えません。20代の新規入会はこの5年で女性約1.9倍・男性約3.4倍に増え(IBJ発表)、成婚までの期間も平均約187日と短い傾向です。平均初婚年齢は2024年で夫31.1歳・妻29.8歳(厚生労働省 人口動態統計)なので、逆算すると20代後半の開始は無理のない時期です。
Q. 50代でも入会できますか?
A. 入会できる相談所はあります。上限の目安は男性65歳・女性60歳。ただし選択肢が絞られるため、年齢の上限と同年代の在籍数を面談で数で確認してください。
Q. 年齢層のデータはいつ時点のものですか?
A. 本記事の会員構成比はIBJデータとして加盟相談所が掲載した数値(一次資料未確認)、会員数は2026年7月時点、成婚データは2025年IBJ成婚白書(2026年4月公開)です。構成比は入退会で動くので、入会前に最新の数字を相談所へ確認するのが確実です。
年齢の数字を、自分の計画に落とすために
- 年齢層は男女とも30代が中心。男性は40代以上が3割超、女性は20代が15.8%(IBJデータとして掲載された参考値)
- 年齢で大きく減るのは申し受けの件数(20代48.5件→40代24.8件→50代13.8件/中央値)。会ってからの進み方は別の軸
- 会員構成と成婚者構成はずれる。成婚者の4人に1人以上は40代、成婚年齢のピークは女性30歳・男性34歳
- 入会できるのは20歳〜(男性65歳・女性60歳が上限の目安)。50代以降は選択肢が絞られるため在籍数の確認が先
- 逆算の目安はお見合い11人・交際約4か月。20代約6か月、30代後半〜40代10〜14か月
次の一歩は、構成比を眺めることではありません。自分の年齢と希望条件で「いま申し込める相手が何名いるか」を1件、数で確認すること。それだけで、始める時期の判断材料は揃います。進め方の整理まで一緒にやりたい場合は有料カウンセリングもご用意しています。
数値についての注記
本記事の数値はすべて公表資料・公表値の転載にもとづく目安です。構成比・成婚率・費用相場は集計時点と母集団によって変わり、活動の成果には個人差があります。特定の結果を保証するものではありません。IBJ由来の年齢別%・申し受け中央値・年齢別成婚率は加盟相談所ブログ経由の二次引用を含むため、重要な判断に使う場合は入会前に相談所へ最新値を確認してください。
出典
- IBJ『2025年 IBJ 成婚白書』(調査主体:株式会社IBJ/対象:同社ネットワーク内の成婚者約2万人/2026年4月公開。成婚年齢のピーク、お見合い11人・交際124〜125日、妻年上1.9倍、女性35歳・男性40歳を境とする傾向)
- IBJ 公表資料・プレスリリース(登録会員11万人超=2026年7月時点、月間お見合い成立10万件超、20代新規入会の増加倍率)
- IBJの会員年齢別構成比・男女比(55.9%/44.1%)・年齢別成婚率・申し受け中央値(20代48.5件ほか):IBJデータとして加盟相談所ブログ等が掲載した二次引用。IBJ一次資料での再確認が必要
- 厚生労働省『人口動態統計月報年計(概数)』(2024年=令和6年/平均初婚年齢 夫31.1歳・妻29.8歳)
- リクルートブライダル総研『婚活実態調査2024』(調査主体:株式会社リクルート/2024年公表=本稿執筆時点の最新版/婚活サービス経由の結婚15.3%、うち結婚相談所29.8%)
- 結婚相談所の費用相場(初期5〜20万円・月会費1〜3万円・成婚料10〜30万円・年間20〜60万円):比較メディア各社が公表する相場まとめ。契約条件は各社の概要書面が優先
- マッチングアプリ利用者の年代構成(20代36.1%・30代34.1%):2026年の民間調査による参考値
- 50代・シニア層の在籍割合(男性約2割・女性約1割、シニア部門で男性40.4%・女性57.0%):各社公表値のまとめ
