年代別の婚活戦略

婚活バスツアーで50代は浮かない|成立5割の中身と確認7項目

婚活バスツアーで50代は浮かない|成立5割の中身と確認7項目

この記事でわかること

  • 50代は対象外ではなく中心層。報道では40代以上向けが企画全体の7〜8割を占めます
  • 参加費の相場は1.5万〜1.7万円。婚活なしの日帰りツアーとの差は実質数千円です
  • 「成立率5割」は連絡先交換の率で、交際継続率ではない。選ぶ基準は年齢レンジと男女比
  • 申込前に見る7項目と、帰路で契約を勧められた時の8日以内クーリング・オフの条件

50代が参加できる婚活バスツアーは、探せばあります。むしろ主力層です。婚活バスツアーを多数企画するアイリスツーリストへの取材記事(週刊SPA!/日刊SPA!、2025年7月16日)では、同社が年間400〜500本を企画し、そのうち40代以上向けが7〜8割と報じられています。「50代は対象外では」という心配は、まず不要と考えていい段階です。

この記事で扱うのは、50代が婚活バスツアーに申し込む前に知っておきたい数字と実務です。具体的には、参加費の相場(男女差を含む)、当日の拘束時間と流れ、よく掲げられる「カップル成立率5割」という数字が何を指しているのか、申し込み前に確認すべき7項目、そして結婚相談所での婚活と併用する場合の進め方です。再婚を考えている方、初婚のまま50代を迎えた方、どちらにも当てはまる内容にしています。

先に用語を3つだけ整理させてください。ここが混ざると数字が読めなくなります。

  • ①カップル成立=ツアー終盤に希望カードを書き、相互希望になった状態。多くの場合「連絡先を交換した」段階を指します。
  • ②交際継続=ツアー後に実際に会い、関係が続いている状態。主催者の公表数字にはほぼ含まれません。
  • ③成婚=結婚を決めた状態。結婚相談所では「お見合い→仮交際→真剣交際→成婚」という段階を踏んで到達する地点です。

婚活バスツアーの広告で目にする数字は、ほぼ①です。①から③までの距離は、想像よりずっと長い。そこを踏まえて読み進めてください。

この記事は結婚相談所の現役カウンセラー「さかとく」が書いています

IBJ加盟相談所で今も数十名の会員を直接担当する現場経験をもとに、一般論ではなく「実際どうすればいいか」をお伝えします。

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データで見る50代の婚活バスツアー|年齢区分と参加費の実態

まず数字を並べます。

項目 数値 出典
シニア向けツアーの参加費 男性1.6万〜1.7万円/女性はそれより約1,000円安い 関西テレビ(2025年9月報道)
料金相場(一般的な回) 男女ともほぼ同程度で1.5万円前後 ピンズバNEWS
婚活なしの日帰りバスツアー 1.1万〜1.6万円台(いちご狩り+イルミ等) 旅行会社の掲載価格
企画本数と年齢構成 年間400〜500本/40代以上向けが7〜8割 週刊SPA!(2025年7月16日・アイリスツーリスト取材)
取材されたシニア向けツアーの平均年齢 62歳 関西テレビ(2025年9月報道)
定員の一例 男女各16名/最低催行人数 男女各5名 宇都宮市の恋活バスツアー募集要項

この表から読み取れることが2つあります。

ひとつは、婚活バスツアーの参加費は「バス旅行代+数千円」であるということ。婚活なしの日帰りツアーが1.1万〜1.6万円台なのに対し、婚活付きは1.5万〜1.7万円。出会いの機会そのものへの対価は、意外に小さい。1回で2万円を超える婚活パーティーもある中で、費用対効果の見方が変わってきませんか。

もうひとつは、年齢の「幅」が主催者ごとに相当違うこと。平均年齢62歳のツアーもあり、「40代・50代限定」のツアーもある。50代前半の方が前者に入れば最年少グループ、50代後半の方が後者に入れば最年長グループになります。同じ「50代OK」の表記でも、実際の立ち位置は正反対です。

私が婚活のご相談を受けている範囲では、年齢レンジを見ずに申し込んで「周りと話が合わなかった」と感じる方が一定数いらっしゃいます。これは統計値ではなく現場での傾向ですが、年齢条件は「◯代OK」ではなく「下限と上限の実数(例:52〜65歳)」で確認したほうが納得感が高い。50代は10年の幅があり、52歳と59歳では相手に求めるものも生活設計も違います。

婚活バスツアーの参加費と年齢構成のデータ比較
婚活バスツアーの参加費と年齢構成のデータ比較

「カップル成立率5割」の正しい読み方|結婚300件との距離

ここが、この記事でいちばんお伝えしたい部分です。

先ほどの週刊SPA!の取材記事では、アイリスツーリストのツアーについてカップル成立率は平均5割程度、そして後日「結婚しました」と報告が届いたのは約300件と報じられています。同社は年間400〜500本を企画しているとのことですから、長年の累計で300件という規模感です。

この2つの数字を並べると、構造が見えます。

成立率5割というのは、1回のツアーに男女各16名が参加したとして、8組前後が相互希望になるという意味。年間400本なら、成立組数は年間で数千組規模になります。一方で結婚報告は累計約300件。成立から結婚までの歩留まりは、決して高くないということです。

別の実体験ブログでは「バスツアーのマッチング率は全体で20〜30%程度」という記述もありました。こちらは個人の体感であり裏づけが取れていないため参考値ですが、主催者・年代帯・男女比によって成立率が大きくばらつくことは押さえておいていい。公表値は主催者の自己集計であり、集計方法も開示されていません。数字は幅で捉えるのが正解です。成立率は2〜5割、と覚えておけば判断に支障はありません。

「成立率が高いツアーが良いツアー」とは限らない

世間では「カップル成立率の高さ」がツアー選びの基準として語られがちです。ここには現場から見て異論があります。

成立率は、運営の工夫で上げられる数字だからです。希望カードの記入枠を多めにする、全員と話せるよう席替えを細かく回す、相互希望でなくても連絡先交換を促す。どれも参加者のためになる工夫ですが、同時に成立率を押し上げます。つまり成立率の高さは「運営が丁寧」のサインであって、「相性の良い相手がいる」保証ではない。

では何を見るか。私がご相談の場でお伝えしているのは、「成立率より参加者の年齢レンジと男女比」です。自分と近い条件の人が何人いるか。それが、その日の実質的な出会いの母数になります。成立率が5割でも、同年代が2人しかいなければ母数は2人です。

数字の裏側にある、現場の肌感覚

50代の方の婚活で、ツアー後に関係が続かない理由として多く伺うのは「連絡先を交換したけれど、2回目に会う約束の切り出し方が分からなかった」というものです。バスの中は会話が自然に生まれる環境ですが、解散後は何の仕組みもない。ここで止まる。

この落差は、結婚相談所の仕組みと比べるとはっきりします。相談所では、お見合いの後にカウンセラーが双方の意向を確認し、仮交際に進むかを整理します。バスツアーにはその機能がありません。出会いの数は作れるが、その後を進める仕組みは自分で用意する必要がある——これがツアー形式の構造的な性質です。良し悪しではなく、性質の話として捉えてください。

50代の交際の進め方そのものに不安がある方は、段階ごとの詰まりを整理した婚活で男性が詰まる3段階|申込・お見合い・交際の直し方も参考になるはずです。

婚活バスツアー当日の流れと所要時間|50代が確認したい体力面

各社の案内や体験談で共通している進行は、おおむね次の通りです。

  1. 集合・受付(朝)——顔写真付きの公的身分証の原本で年齢と氏名を確認。ハピネスツアーのQ&Aでは、免許証・マイナンバーカード・パスポート等の原本提示が明記され、参加はツアーの年齢条件内の未婚(独身)者に限るとされています。
  2. 出発・車内自己紹介——プロフィールカードを配られ、順に自己紹介。
  3. 席替えトーク——5分おき、あるいは目的地ごとに男性が1席後ろへ移動して全員と話す方式が一般的。
  4. 観光・食事——いちご狩り、酒蔵見学、イルミネーションなど季節の行き先。
  5. 帰路・希望カード記入——気になった相手を記入。
  6. カップル発表・解散(夕方〜夜)

ここで50代の方に正直にお伝えしておきたいのは、拘束時間が8〜10時間に及ぶという点です。朝の集合が早く、バスでの移動が長く、観光地では歩きます。トイレ休憩のタイミングは自由に決められません。乗り物に酔いやすい方、腰や膝に不安がある方には、これが参加可否を左右します。

ランキング記事はここをまず書きません。でも実務としては料金より先に確認すべきことです。具体的には、総移動時間、目的地での歩行距離、休憩の回数、トイレ付き車両かどうか。申し込み前に主催者へ問い合わせて構いません。そういう質問をする方は珍しくありませんし、丁寧に答える主催者かどうかの見極めにもなります。

体力面が不安な場合の第2案

長時間が厳しいと感じたら、無理に合わせる必要はありません。第1案は近距離・短時間のツアー(移動が片道1時間以内、現地滞在中心)を選ぶこと。第2案はツアー形式そのものを使わず、1対1で会う形に切り替えること。結婚相談所のお見合いは、ホテルラウンジなどで60〜90分が一般的です。体力の負担はまったく違います。

「ツアーが合わなかった」は失敗ではありません。向いていない形式が1つ分かった、という前進です。

申し込み前に確認する7項目|契約と運営の実務チェック

口コミでは「ひどかった」という感情的な評価が目立ちますが、トラブルの多くは事前確認で避けられます。確認すべきは次の7つです。

# 確認項目 見るポイント
1 旅行業登録の有無 有償で旅行を企画・募集して参加費を集めるには旅行業登録が必要(山口県の事業者向け資料)。サイトに登録番号の表示があるか
2 キャンセル料の起算日 日帰りツアーの例では「開催日の前日から起算して10日前」より発生(ハピネスツアーQ&A)。何日前から・何%かを明記しているか
3 年齢条件の実数 「50代OK」ではなく下限・上限(例:52〜65歳)。自分が最年長側か最年少側か
4 当日の男女比と最低催行人数 男女各5名で催行する回もある。少人数回は当たり外れが大きい
5 独身確認の方法 公的身分証の原本確認はあるか。独身証明書の提出を求める主催者もある
6 添乗員・スタッフの同行 進行役がいるか。いない回は会話が止まったときに自力で動く必要がある
7 帰路の勧誘の有無 帰りのバスで有料サービスへの入会案内がある場合がある。事前に有無を聞いておく

7番については補足が必要です。もし帰路で結婚相手紹介サービスの契約を勧められた場合、その契約は特定商取引法の特定継続的役務提供に該当する可能性があります。契約期間が2か月を超え、総額5万円を超える場合、契約書面を受け取った日から8日以内はクーリング・オフが可能です(消費者庁 特定商取引法ガイド)。その日の高揚した気分で署名してしまっても、やり直せる余地があるということ。知っておくだけで落ち着いて判断できます。

❌「今日だけの特別価格なので、この場で」と言われてその場で署名する
⭕「書面を持ち帰って内容を確認します。何日まで考えられますか」と伝える

この一言が言えるかどうかで、後の後悔が変わります。

地元開催を避けるという選択

もう1点、50代・再婚層のご相談で実際に多い不安があります。「地元で開催されるツアーに出たら、知り合いに会うかもしれない」。

離別・死別を経て婚活を再開する方にとって、これは現実的な心配です。対処法は単純で、発地(出発地)を変えること。隣県発のツアーを選ぶ、少し離れた都市発を選ぶ。集合場所までの移動は増えますが、心理的な負担は大きく下がります。※個人が特定されないよう、複数の事例をもとに内容を再構成しています。

その「うまくいかない」には、<br>必ず理由があります。

50代の再婚で先に考えておくお金と家族の話

出会い方の記事はここで終わりますが、50代の婚活では「出会った後」に検討事項が増えます。先に知っておくと、交際中に慌てません。

背景として、公的な数字を押さえておきましょう。厚生労働省の人口動態統計では、2025年の離婚179,073組のうち同居20年以上が39,888組=24.2%で過去最高と報じられています(毎日新聞・2026年10月報道/2025年9月時点の報道では23.8%)。また2024年の婚姻485,063組のうち再婚の割合は夫17.9%・妻15.6%(厚生労働省「令和6年人口動態統計月報年計(概数)」)。50代で婚活をする方の多くが再婚を視野に入れる、という前提は数字にも表れています。

そして結婚相談所側の数字として、IBJ結婚みらい研究所の発表(2026年7月9日)では50代以上の成婚数が2017年348人→2025年1,389人で約4倍(女性約5.8倍、男性約3.4倍)とされています。母集団は同研究所の会員であり、年齢層も限定されるため「50代一般の成婚しやすさ」を示す数字ではありません。ただ、50代の婚活が特殊な挑戦ではなくなってきていることは読み取れます。

そのうえで、交際が進む前に整理しておきたいのが次の3点です。専門的な判断が必要なものは、該当する窓口で確認してください。

  • 年金・遺族年金の扱い——死別後に遺族年金を受給している場合、再婚で受給資格が変わることがあります。制度の詳細は年金事務所に確認するのが確実です。
  • 相続と子どもへの説明——成人したお子さんがいる場合、再婚は相続に関わります。交際が進んだ段階で説明する順番を考えておく。
  • 法律婚以外の選択肢——事実婚やパートナーシップという形もあります。「結婚しなければ意味がない」とは限りません。

50代の婚活は、目的が一様ではありません。再婚して家庭を作りたい方、生活を共にする相手を探している方、週末を一緒に過ごす相手がいればいい方。目的が違えば、合う出会い方も違う。ここを自分の中で言語化できていないと、ツアーでも相談所でも空回りします。言語化の入口として、サイト内の婚活タイプ診断(10問・約3分)を使っていただくのも一案です。

バスツアーと結婚相談所の使い分け|併用する場合の順番

両方やるのは、悪い選択ではありません。性質が違うので、役割を分けると噛み合います。

婚活バスツアー 結婚相談所(IBJ加盟)
1日で会う人数 十数名と短時間ずつ 1名と60〜90分
相手の情報 当日のプロフィールカード程度 事前にプロフィールを確認(独身証明書等の提出が前提)
その後の進行 自分で連絡・誘う カウンセラーが意向確認し仮交際へ
費用のかかり方 1回1.5万〜1.7万円の都度払い 登録料・月会費・お見合い料・成婚料の体系
向く使い方 雰囲気を知る/数を見る/婚活の初動 条件を絞って継続的に会う/成婚まで進める

併用するなら、順番は「ツアーで感触をつかむ → 相談所で絞って進める」がやりやすい。理由は2つあります。

第一に、ツアーは1回1.5万円前後で「同年代の方と話す」経験ができます。何年も婚活から離れていた方が、いきなり1対1のお見合いに臨むのは負荷が高い。練習という言い方は失礼かもしれませんが、場慣れの効果は確かにあります。

第二に、ツアーで何回か参加すると「自分が何を求めているか」が具体化します。会話のテンポ、生活リズム、お子さんの有無への考え方。漠然とした希望が、条件として言葉になる。その状態で相談所に相談すると、組み立てが早い。

逆の順番——相談所に入ってからツアーに出る——も問題はありません。ただし、仮交際中の方がツアーに参加するのは避けたほうがいい。相談所では仮交際の段階でも複数の方との並行が認められる場合がありますが、ルールは相談所ごとに違います。担当者に「仮交際中に他の出会いの場に参加していいか」を直接確認してください。

費用の全体像を知っておきたい方は、IBJの結婚相談所の料金は総額いくら?内訳4項目と期間別試算で内訳と期間別の試算を確認できます。1回あたりの単価で比べたい方はお見合いの料金とアプリの月額|1人に会う単価で比較も合わせてどうぞ。

よくある質問|50代の婚活バスツアー

Q. 婚活バスツアーは50代でも参加できますか?

できます。アイリスツーリストへの取材記事(週刊SPA!、2025年7月16日)では、同社の企画年間400〜500本のうち40代以上向けが7〜8割。取材されたシニア向けツアーの平均年齢は62歳との報道もあります(関西テレビ、2025年9月)。50代は例外ではなく中心層です。ただし年齢条件は主催者ごとに違うため、「50代OK」ではなく下限・上限の実数で確認してください。

Q. 50代以上だけの婚活バスツアーはありますか?

あります。年代別に区分して募集する主催者が複数あり、「40代・50代限定」「50代・60代中心」といった設定の回が組まれています。ただし公的な開催本数の統計はなく、エリアと季節によって本数が大きく変わります。特定の主催者名での評価はこのサイトでは扱わないため、お住まいの地域の発着ツアーを比較してご判断ください。

Q. 婚活バスツアーは40代・50代に人気ですか?

報道ベースでは、40代以上向けが企画全体の7〜8割という事業者もあり、需要は確認できます。背景には熟年離婚の増加(同居20年以上の離婚が2025年に24.2%で過去最高/厚生労働省人口動態統計)や再婚の一般化(2024年の婚姻で夫17.9%・妻15.6%が再婚/同統計)があります。ただし「人気がある=自分に合う」ではありません。拘束8〜10時間が苦にならないかが、実際の分かれ目です。

Q. 一人参加でも浮きませんか?

婚活バスツアーは一人参加が前提の設計です。席替えやプロフィールカードの仕組みがあるのは、知らない人同士が話せるようにするため。むしろ友人と参加すると、二人で固まってしまい出会いの機会が減ります。ご相談を伺っていても、一人参加のほうが結果につながりやすい印象です(統計値ではなく現場での傾向で、個人差があります)。

Q. 参加費はいくらが相場ですか?男女で違いますか?

報道されている数値は2パターンあります。シニア向けツアーでは男性1.6万〜1.7万円・女性はそれより約1,000円安いという例(関西テレビ、2025年9月)、一方で男女ともほぼ同程度で1.5万円前後という報道(ピンズバNEWS)もあります。男女差の有無は主催者次第と考えてください。いずれも報道時点の価格であり、今の価格は各主催者の公式サイトで要確認です。

この記事の要点と、次の一歩

  • 50代は婚活バスツアーの対象外どころか中心層。報道では40代以上向けが企画の7〜8割(週刊SPA!、2025年7月16日)
  • 参加費は1.5万〜1.7万円。婚活なしの日帰りツアー(1.1万〜1.6万円台)との差は実質数千円
  • 「カップル成立率5割」は連絡先を交換した率。交際継続率でも成婚率でもない。成立率は主催者により2〜5割と幅がある
  • 選ぶ基準は成立率より「年齢レンジの実数」と「当日の男女比」。自分と近い条件の人の数が実質的な母数
  • 申し込み前の確認は7項目。旅行業登録・キャンセル料の起算日・年齢条件・男女比・独身確認・添乗員・帰路の勧誘
  • 帰路で紹介サービスの契約を勧められた場合、条件を満たせば書面受領から8日以内はクーリング・オフ可(消費者庁)
  • 拘束8〜10時間。体力面が不安なら近距離・短時間のツアー、または1対1で会う形式に切り替える
  • 併用は「ツアーで感触をつかむ→相談所で絞って進める」の順がやりやすい

次の一歩として、まずやっていただきたいのは1つだけです。気になっているツアーのページを開いて、年齢条件の下限と上限、キャンセル料の起算日、旅行業登録番号の3点を確認してみてください。この3つが明記されているツアーなら、申し込みの土台としては問題ありません。書かれていなければ、問い合わせる。それで答えが返ってこない主催者は、見送っていい。

そのうえで「自分はツアー向きなのか、1対1で会うほうが合っているのか」が分からない方は、婚活タイプ診断で傾向を整理してから決めると迷いが減ります。進め方そのものを相談したい場合は無料相談についてのページをご覧ください。状況の整理と次の一歩の提案までを行い、無理な勧誘はしません。

※注記:本記事の数値は、記載した出典の公表時点のものです。参加費・年齢条件・キャンセル規定は主催者ごとに異なり、随時変更されます。申し込み前に各主催者の公式サイトで必ずご確認ください。カップル成立率などの事業者公表値は自己集計であり、集計方法が開示されていないため幅をもって読む必要があります。また本記事に書いた現場での傾向は統計値ではなく、成果には個人差があります。年金・相続に関わる判断は、年金事務所や専門家にご相談ください。

出典

  • 関西テレビ「【密着】シニアの婚活バスツアー大人気」(2025年9月報道。シニア向けツアーの参加費・平均年齢62歳)
  • 週刊SPA!/日刊SPA!「“カップル成立率”は5割…40代以上向け「婚活バスツアー」が盛況」(2025年7月16日。アイリスツーリストへの取材。年間400〜500本・40代以上向け7〜8割・成立率平均5割・結婚報告約300件)
  • ピンズバNEWS「“セカンドウェディング”を目指すシニアの「婚活バスツアー」が活況」(料金相場1.5万円前後)
  • ハピネスツアー「よくあるご質問」(身分証原本の確認、未婚者限定、日帰りツアーのキャンセル料は開催日前日から起算して10日前より発生)
  • 宇都宮市「東京圏在住女性×宇都宮在住男性 恋活バスツアー」募集要項(定員男女各16名・最低催行人数男女各5名)
  • 山口県「婚活イベント等の実施にかかる旅行業登録について」事業者向け資料(有償での旅行企画・募集には旅行業登録が必要)
  • 消費者庁 特定商取引法ガイド「信頼できない結婚相手紹介業者との契約をクーリング・オフしたい」(特定継続的役務提供:期間2か月超・総額5万円超で書面受領から8日以内はクーリング・オフ可)
  • 厚生労働省 人口動態統計(2025年の離婚179,073組中、同居20年以上39,888組=24.2%/毎日新聞2026年10月報道による。2025年9月時点の報道では23.8%)
  • 厚生労働省「令和6年(2024)人口動態統計月報年計(概数)の概況」(婚姻485,063組、再婚の割合は夫17.9%・妻15.6%)
  • IBJ結婚みらい研究所「50代以上の成婚、8年で“約4倍”」(2026年7月9日公表。2017年348人→2025年1,389人。母集団はIBJ加盟相談所の会員)
  • ※本文で「参考値」とした「マッチング率20〜30%」は個人の体験ブログ発の記述で、調査主体・集計方法が不明のため裏づけが取れていません。判断の根拠には使わないでください。

この記事を書いた人

さかとく

婚活サロン 彩星(さいせい)主宰/IBJ加盟結婚相談所 現役カウンセラー

IBJ加盟の結婚相談所で現役カウンセラーとして活動中。これまでに累計200名以上を担当し、今も第一線で数十名を並行サポートしているため、今の市場と現場を踏まえた助言ができます。ウェブマーケティングのライターとして培った「選ばれる見せ方」と、年間数千人の応募が集まる企業で人事部長として採用責任者を務めた「人を見極める視点」を、婚活に翻訳してお伝えしています。

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