婚活を始める前

婚活 40代女性の現実は厳しい?データと相談所での成功戦略

婚活 40代女性の現実は厳しい?データと相談所での成功戦略

先日、40代前半の女性からこんなご相談がありました。「アプリに登録しても返信すら来ない。40代の婚活って、やっぱり現実は厳しいんでしょうか」——不安で声が少し震えていました。
結論からお伝えします。40代女性の婚活は、たしかに簡単ではありません。でも「無理」ではまったくありません。厳しいのは事実。ただし、その厳しさは正しく分解すれば打ち手が見えてきます。※個人が特定されないよう、複数の事例をもとに内容を再構成しています。

この記事では、バラつきがちな「結婚できる確率」を条件つきで整理し、あなたの立ち位置に合わせた進め方までお話しします。落ち込ませるためではなく、次の一歩を選んでいただくために書きました。なお、以下で紹介する成婚率や費用の数字は、いずれも業界全体の統計・集計値であり、彩星(自社)の実績や保証ではありません。

この記事は結婚相談所の現役カウンセラー「さかとく」が書いています

IBJ加盟相談所で今も数十名の会員を直接担当する現場経験をもとに、一般論ではなく「実際どうすればいいか」をお伝えします。

「40代だから無理」と思う前に、まず現実の数字を正しく見る

冒頭の女性のように、多くの方がまず数字に不安をぶつけます。ところが、その数字こそ誤解の温床です。

令和2年の国勢調査によると、女性の未婚率は40〜44歳で約19%、45〜49歳で約18%です。つまり40代女性のおよそ5〜6人に1人が未婚で、婚活をしている仲間は決して少数派ではありません。

一方で「自然な出会いにまかせた場合」の結婚しやすさは、厳しめに出ます。ある相談所が自然な出会いだけを母数に試算した一例では、40代前半で数%、後半になるとさらに下がる、という結果も見かけます(あくまで一例で、母集団の取り方によって大きく変わる数字です)。ここだけを見れば絶望的に感じるでしょう。

ただし、これは「何もしなかった場合」に近い数字です。婚活サービスを使うと景色が変わります。IBJの2022年成婚白書では、実際に活動している40代女性を母数にした1年以内の成婚率は約28.3%(活動者ベースの業界統計で、彩星の実績ではありません)。先ほどの「自然な出会い」の数字が全独身女性を母数にしているのに対し、こちらは実際に活動している人が母数——分母がそもそも別物である点は、フェアに比較するために押さえておいてください。ツヴァイの2025年実績でも、成婚退会者に占める40代の割合(16.8%)は、入会者に占める40代の割合(13.6%)を上回っています。40代は入会比率以上に成婚している、というわけです。

母数の違いで「結婚できる確率」がどう変わるかを一望する
母数の違いで「結婚できる確率」がどう変わるかを一望する

数字が「数%〜数十%」とバラつく本当の理由

ネットで検索すると、結婚できる確率が数%だったり、20%台だったり、記事ごとにまるで違います。比較サイトの集計では24.1%という参考値も見かけます。どれを信じればいいのか——ここでつまずく方は本当に多いです。

数字が暴れる理由は、たった3つの条件の違いにあります。

  • 出会い方の違い:自然な出会いか、婚活サービスを使うか。分母がまるで別物になります。
  • 年齢の起点:40歳時点か、45歳時点か。40代前半と後半では体感が大きく変わります。
  • 分母の取り方:全独身女性か、実際に活動している人だけか。

だから、確率の数字は単独で見ても意味がありません。「その数字は、誰を母数に、どの条件で測ったものか」をセットで確認する。これだけで、いたずらに落ち込まずに済みます。比較サイト由来の数値は、調査年や対象人数がはっきりしない参考値として、ほどほどに受け止めるのが安全です。

なぜ「厳しい」と言われるのか、理由を正直に

厳しさから目をそらしても始まりません。現場で共通して見えてくる要因を整理します。

男性の「若さ志向」と、子どもをめぐる希望

お見合いを申し込む側の男性が、子どもを希望して若い女性を選びやすい。これは避けがたい傾向です。39歳と40歳、たった1歳の差が申し込み数に響くことも、残念ながらあります。

「4」という数字と、見た目の変化

年齢欄の「4」から始まる数字だけで対象から外す男性がいるのも事実。加えて、写真と実際の印象のギャップは男女ともにお相手が敏感に感じ取ります。

経験を重ねたぶん、条件が硬くなりやすい

ここで一つ、世間の通説に異を唱えさせてください。よく「40代女性は高望みをやめて条件を全部下げなさい」と言われます。でも、現場の実感は少し違います。下げるべきは条件の“数”であって、あなたの価値ではありません。年収も身長も学歴も——と5つも6つも譲れない線を並べると、お相手はほぼ残りません。譲れない軸を1〜2個に絞り、あとは会ってから判断する。「下げる」のではなく「絞る」。この違いが結果を分けます。

その「うまくいかない」には、<br>必ず理由があります。

前半・後半・再婚で戦略は別物|あなたの立ち位置を分解する

「40代女性」とひとくくりにされがちですが、実際の難易度も打ち手も、立ち位置でまったく異なります。ここを混同したまま活動している方のご相談は、珍しくありません。

40代女性の立ち位置別の難易度と戦略の見取り図
40代女性の立ち位置別の難易度と戦略の見取り図

現場の肌感でも、この立ち位置の差ははっきり出ます。40代前半で子どもを強く望む方は、時間が最大の資産です。動き出した初月からお見合いの申し込みが動きやすい一方、決断を数か月ためらううちに反応が鈍っていく、という場面をよく見ます。迷っている数か月が、そのまま選択肢を狭めてしまうのです。

後半に入ると、申し込みの母数そのものは前半より減ります。だからこそ、数を追うより一件一件の相性を丁寧に見極める動き方が効いてきます。そして子どもを望まない、あるいはお相手の連れ子も含めて考えられるなら、対象は一気に広がります。再婚を視野に入れる方は、初婚同士では対象外だった「子育ての経験をむしろ歓迎する」層とつながりやすく、選択肢が広がったと感じる方も少なくありません。

バツイチも不利一辺倒ではありません。参考値ではありますが、離婚後5年以内に再婚する女性も一定数おり、女性の再婚時の平均年齢は40歳前後という集計も見かけます(比較サイト集計の参考値)。40代の再婚は、決して例外的な選択ではありません。

自分がどのタイプに当てはまるのか、頭で考えるだけだと堂々巡りになりがちです。彩星では10問・約3分の婚活タイプ診断で立ち位置を言語化するところから始める方が多いです。自分の現在地が見えると、次の一歩が決めやすくなります。

厳しさを希望に変える、3つの動き方

現実を直視したうえで、では何をするか。ここからが本題です。

1. 受け身をやめ、自分から申し込む

申し込みを待つだけでは、40代の婚活はなかなか動きません。お見合いは自分から申し込む。これは成婚された方に共通する行動です。数を打つことに抵抗があるかもしれませんが、まずは会ってみないと相性は分かりません。

2. 第三者の目を入れる

一人で頑張るほど、条件は硬くなり、自己評価は下がりがちです。婚活が一人でできないのは当然で、伴走者がいるかどうかで見える景色が変わります。プロフィールの言葉一つ、返信のタイミング一つで結果が動く世界だからです。

3. 総額と期間を先に把握する

IBJ加盟の相談所は、登録料・月会費・お見合い料・成婚料という体系が一般的です。1年活動して成婚退会した場合の総額の一例は、比較サイトの集計で約67.7万円(成婚料込み)とされています。ただしこれはあくまで一例で、相談所によって異なりますし、彩星の保証額でもありません。費用の全体像を先に知っておくと、迷いが減ります。詳しくは結婚相談所の費用相場は総額いくら?にまとめました。

IBJ加盟相談所での進み方と費用の全体像
IBJ加盟相談所での進み方と費用の全体像

よくある質問

Q. 45歳を過ぎても結婚相談所で成婚できますか?

ゼロではありません。件数は40代前半より減りますが、子どもを望まない層や再婚を視野に入れる層では、お相手の対象がむしろ広がるケースもあります。実際、「もう遅いですよね」とうつむいて来られた方が、望む条件を絞り直したとたんにお見合いが組めるようになる——現場ではよく見る光景です。年齢だけで諦める必要はありません。

Q. アプリと結婚相談所、どちらが向いていますか?

アプリは20〜30代が主層で、40代女性は年齢の絞り込みで表示されにくい傾向があります。結婚を前提に、身元確認された相手と効率よく会いたいなら相談所が向いています。もっとも、感じ方や向き不向きには個人差がありますので、まずは自分の目的から選んでください。

Q. 何から始めればいいか分かりません。

始める年齢が結果を左右します。婚活を始めるタイミングは何歳?で逆算の考え方を整理しています。動き出しの早さが、そのまま選択肢の広さになります。

厳しい現実の、その先へ

40代女性の婚活は、きれいごとでは語れません。数字は厳しく、避けられない壁もあります。それでも、立ち位置を正しく分解し、譲れない軸を絞り、自分から動けば、道はちゃんと残っています。

一人で抱え込むと、条件だけが硬くなり、前に進めなくなりがちです。もし今、どう動けばいいか分からず立ち止まっているなら、状況を一度整理するところからで構いません。彩星の無料相談では、あなたの現在地と次の一歩を一緒に言葉にしていきます。なお本記事で触れた成婚率や費用は、いずれも業界全体の統計・集計値であり、彩星の実績や保証ではない点を、あらためて申し添えます。厳しさを知ったうえで動き出す人から、現実は静かに変わっていきます。

この記事を書いた人

さかとく

婚活サロン 彩星(さいせい)主宰/IBJ加盟結婚相談所 現役カウンセラー

IBJ加盟の結婚相談所で現役カウンセラーとして活動中。これまでに累計200名以上を担当し、今も第一線で数十名を並行サポートしているため、今の市場と現場を踏まえた助言ができます。ウェブマーケティングのライターとして培った「選ばれる見せ方」と、年間数千人の応募が集まる企業で人事部長として採用責任者を務めた「人を見極める視点」を、婚活に翻訳してお伝えしています。

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