
この記事でわかること
- 見るのは会員総数ではなく〈愛知県内×40代×必須条件3つ〉の該当人数と月あたり新規入会数
- 名古屋・尾張中部医療圏の婚姻率は5.2で県内最高。40代未婚率は全国値より低めだが年齢区分が揃わず断定はできない
- 40代の目安は平均お見合い20回前後・13か月(IBJ成婚白書の二次解説値)。交際期間は20〜30代とほぼ同じで課題は会うまでの数
- 愛知県の無料サービスは概ね49歳まで。契約はクーリング・オフ8日と違約金上限を先に確認
名古屋で40代の方が相談所を検討するとき、見るべき数字は「会員数」ではありません。〈名古屋とその周辺に住む〉×〈40代〉×〈自分の希望条件に合う〉人が何人いるか、つまり実際に申し込める相手の実数です。会員11万人でも、この掛け算の答えが30人なら、1年の活動は30人の中で進みます。
この記事で扱うのは次の5つです。①名古屋の40代によく言われる通説を、公表データで検証し直す。②申し込める相手の実数を自分で見積もる手順。③相談所のタイプ別の向き不向き。④オンラインお見合いで範囲を広げるかどうかの判断基準。⑤契約前に確認しておく解約の数字。対象は、愛知県内から通える範囲で結婚相談所を検討している40代の男女です。特定の相談所の比較・ランキングは扱いません。
先に用語を3つだけ整理します。本記事はIBJ(日本結婚相談所連盟)加盟の相談所を前提にしており、活動は お見合い(1回1〜2時間の初対面)→ 仮交際(複数人と並行して会える段階)→ 真剣交際(1人に絞る段階)→ 成婚 という順に進みます。「会員数」は連盟全体や自社の登録総数、「申し込み可能人数」は自分の条件で検索して出てくる人数で、この2つは別物です。以降は後者を「申し込める相手の実数」と呼びます。
この記事は結婚相談所の現役カウンセラー「さかとく」が書いています
IBJ加盟相談所で今も数十名の会員を直接担当する現場経験をもとに、一般論ではなく「実際どうすればいいか」をお伝えします。
通説1「名古屋は会員母数が少ないから40代は不利」は半分だけ正しい
よくそう言われますが、現場の実感は少し違います。愛知県の数字を並べると、むしろ逆の面が見えてきます。
愛知県の2024年の婚姻件数は32,250組で、前年より491組増え、5年ぶりに増加しました。婚姻率は4.5(全国4.0)で全国3位。県内で最も婚姻率が高いのは名古屋・尾張中部医療圏の5.2です(愛知県「2024年人口動態統計 確定数の概況」)。つまり名古屋を含むこのエリアは、全国平均より「結婚が起きている」場所です。
未婚率の方も見ておきます。2020年国勢調査をもとにした二次集計では、愛知県の40代未婚率は男性26.99%・女性14.51%(とどランによる集計)。一方、全国値として流通している男性29.1%・女性19.4%前後は40〜44歳という別の年齢区分で、集計元も別系統です(生活習慣病予防研究による集計)。年齢区分も出典も揃っていないので、「愛知は全国より低い」と断言できる比較ではありません。それでも水準としては愛知が低めに出ており、独身者の母数が厚いエリアではない、という程度には読めます。
ここから先は推論だと先に書いておきます。婚姻率は「結婚が起きた件数」のフロー、未婚率は「独身者のストック」で、性質の違う2指標を合成した見立てです。証明にはなりません。それでも実務的には、母数は薄いが、結婚に向かう人の割合は高い市場という表現が一番近い。「会員が少ないから無理」ではなく「少ない人数と確実に会う設計が必要」という話に変わります。活動量を確保できるかどうかが分かれ目で、ここは相談所の規模より運用の仕方で差が出ます。
数字の古さも割り引いて読んでください。国勢調査は5年ごとで、手元にあるのは2020年時点のもの。この5年で動いている部分は反映されていません。婚姻件数や婚姻率も年によって上下します。だから私は、未婚率は「水準の傾向」を見るだけに使い、人数の判断には使いません。判断に使うのは、次に書く検索結果の実数です。
名古屋の40代が「申し込める相手の実数」を見積もる5ステップ
「会員数が多い方が有利ですよね?」というご質問はとても多いのですが、お答えするときはいつも紙に掛け算を書いてもらいます。順番にも理由があります。エリアと年齢幅を先に決めないと、条件を絞る段階で「どこまで譲るか」を判断できないからです。逆に条件から入ると、たいてい必須項目が増え、実数が一桁になります。

- エリアを決める。名駅・栄まで片道何分なら毎週通えるか。お見合いは1回2時間前後ですが、移動を含めると半日使います。名古屋市内・尾張・三河のどこまで含めるかを先に決めます。
- 年齢の幅を決める。IBJ『成婚白書』を解説した二次情報では、40代男性が成婚した相手との年齢差は概ねマイナス4歳〜プラス6歳の範囲に収まる傾向が報告されています(婚活アネモネによる解説)。希望を「10歳下」に置くと、この分布の外側を狙うことになります。
- 必須条件を3つまでに絞る。年収・初婚か再婚か・子どもの希望・勤務形態。全部を必須にすると実数はすぐ一桁になります。優先順位がまだ言葉になっていないなら、婚活タイプ診断(10問・約3分)で整理してから書き出すと早いです。
- 無料相談で実際に検索してもらう。「この3条件で、愛知県内在住の方は今何人いますか」と聞きます。総会員数ではなく、検索結果の人数です。
- 1年の必要量と突き合わせる。同じ二次解説によると、40代が成婚に至るまでの平均お見合い数は男性20.6回・女性18.3回、平均活動期間は男性約13.6か月・女性約13.2か月。月1.5〜2回のお見合いを1年続ける計算です。申し込める相手が30人しかいなければ、1年で母数をほぼ使い切ります。
埋める欄はこれだけです。無料相談に行く前に書いておくと、その場で聞くことが決まります。
| 項目 | 記入欄 | 決め方の目安 |
|---|---|---|
| 通えるエリア | 名駅・栄まで片道◯分以内/市内・尾張・三河のどこまで | |
| 年齢の幅 | マイナス4歳〜プラス6歳を起点に、広げるか狭めるか | |
| 必須条件(3つまで) | 年収・婚姻歴・子どもの希望・勤務形態から選ぶ | |
| 該当人数(検索結果) | 無料相談でその場で検索してもらう | |
| 月あたりの新規入会数 | 自分の条件に近い層が月に何人入るか | |
| 1年のお見合い計画 | 月1.5〜2回×12か月=18〜24回が置き所 |
ここで「30人しかいないなら無理だ」と結論を出すのは早いです。会員は毎月入れ替わります。確認すべきは今の在籍人数と、月あたりの新規入会がどのくらいあるかの2点です。その2つが分かって初めて、1年の計画が立ちます。
もうひとつ、相談を受けてきての印象を書いておきます。該当人数が二桁前半で出てきたケースでは、必須条件を1つ外してもらうと人数が2〜3倍に増えることが多い。外す条件の内容次第なので一般化はできませんが、「母数が足りない」と感じたときの原因は、エリアより条件の側にあることが多いと見ています。
無料相談で聞くべき質問をもう少し具体的に知りたい方は、結婚相談所の無料相談で聞く7つ|概要書面と解約の数字も参考にしてください。
通説2「40代は成婚率が低いから厳しい」の中身を分けて読む
40代の成婚率が20〜30代より下がること自体は、各社がIBJ成婚白書を解説した記事で一貫して示されています。ただし以下は各社解説で流通している値で、分母の定義は不統一です。その前提で見てください。40〜44歳の成婚率は男性39.0%・女性22.5%、45歳以上の男性で23.6%という数字が紹介されています(IBJ成婚白書2024の各社解説)。
分母の話を続けます。在籍会員数で割るのか、退会者数で割るのか、年間の活動者で割るのかで数字は大きく変わります。だから「A社35%、B社52%」という比較は、そのままでは意味を持ちません。相談所で数字を見せられたときは「この率の分母は何ですか」と1問だけ聞いてください。答えられる担当者なら信頼できます。
そしてもう一つ、40代で下がっているのは成婚率だけではない、という見方も大事です。次の表も同じ二次解説からの引用です。
| 項目 | 全年代の目安 | 40代 |
|---|---|---|
| 成婚までの平均お見合い数 | 10〜14回 | 男性20.6回/女性18.3回 |
| 平均活動期間 | 約9か月 | 男性約13.6か月/女性約13.2か月 |
| 平均交際期間 | 約4か月 | 男性4.4か月/女性4.0か月 |
注目してほしいのは最下段です。交際が始まってからの期間は、20〜30代とほとんど変わりません。40代で長くなっているのは、お見合いまで到達する前の段階です。つまり40代の課題は「会ってから選ばれない」ことより「会うところまでの数が足りない」ことにあります。申し込みが通らない時期に自信を失ってしまう、というご相談は珍しくありません。対処の方向は、プロフィールと申し込み戦略の見直しです(詳しくは婚活40代男性の現実|申込が通らない時期の3つの打ち手)。
この表をどう割り引くか。数字はIBJ加盟相談所の成婚者を対象とした集計の解説値で、公的統計ではなく、個人の結果を示すものでもありません。私の読み方は「1回のお見合いの成否を気にするより、20回に届く設計になっているかを見る」です。平均に自分を当てはめる必要はないけれど、計画の目盛りとしては使えます。
相談所のタイプ別に見る、名古屋の40代の向き不向き
個別の相談所は扱いませんが、タイプの違いなら商品名を出さずに話せます。大きく3つです。
- 仲人型(仲介型):担当者が相手を選んで紹介し、日程調整や交際中の相談にも入る。自分で検索する手間は少ない代わりに、担当者が抱える会員数が実質的な上限になりやすい
- データマッチング型:自分で検索して申し込む。申し込み数を自分の手で増やせるが、母数の薄いエリア・年代では検索結果の枯渇が早く来る
- ハイブリッド型:検索と紹介の両方を使える。費用は上の2つより上がりやすい
名古屋の40代という条件に当てはめると、軸は2つに整理できます。ひとつは申し込みを自分で増やせるか。前章のとおり課題は「会うまでの数」ですから、自分で検索して月2回を組める人なら、検索できる仕組みがある方が早い。もうひとつは日程調整を代わりにやってほしいかです。土日が稼働日で平日夜しか動けない人は、調整を人に任せられる形の方が、組める件数が落ちにくくなります。
どのタイプでも、聞くことは同じです。自分の必須条件3つで何人出てくるか。月に何人入ってくるか。紹介中心の形なら「紹介できる人数は月何人か」。この答えが数字で返ってこないなら、タイプの議論は意味を持ちません。
名古屋の40代がオンラインお見合いで範囲を広げる判断基準
実数が足りないとき、次に検討するのがオンラインお見合いです。ただし「とりあえず全国に広げる」は勧めません。判断は3つの質問で決まります。
質問1:対面のお見合いが月1.5回を切っているか
月1.5回は、前述の「1年で約20回」を達成するための最低ラインです。これを3か月連続で切っているなら、エリアか条件のどちらかを動かす必要があります。
質問2:日程が合わずに流れている件数はどれくらいか
名古屋特有の論点として、製造業の勤務カレンダーで土日が稼働日になる方がいます。この場合、相手が土日希望だと日程が合わず、申し込みが成立しても会えないまま流れます。愛知で活動している方の相談では、この日程の壁が申し込み数より先に効いてくるケースをよく見ます。平日夜のオンラインお見合いは、この壁に対しては対面より有効です。「母数が足りない」のではなく「時間が合わない」のなら、エリアを広げる前に時間帯を広げるのが先です。
質問3:成婚後の生活圏をどこに置けるか
ここが一番大事です。オンラインで県外の方と会っても、どちらも引っ越せないなら真剣交際で止まります。転居の可否を先に決めてから範囲を広げてください。現場では、転居条件を曖昧にしたまま遠方の方と仮交際に進み、話が具体化した段階で止まってしまうケースをよく見ます(個人差があります)。
第1案は、エリアは名古屋周辺のまま、お見合いの時間帯を平日夜とオンラインに広げる。第2案は、転居可能な方だけに限定して岐阜・三重・静岡西部まで広げる。第3案は、全国に広げる代わりに真剣交際前に転居の話を必ずする。追加費用をかけずに動かせるのは第1案からです。
選択肢はある、ただし費用と期限がある
逆向きの通説、「40代でも選択肢はいくらでもある」にも触れておきます。選択肢は確かにありますが、無制限ではありません。効いてくるのは費用と、公的サービスの年齢制限です。
まず費用です。全国の相場として、1年の活動で総額30万〜60万円が目安とされています(内訳は初期費用3万〜20万円、月会費1万〜2万円、成婚料0〜30万円。ディーエムソリューションズ、ラウンジメンバーズの各調査)。名古屋の40代向けの目安としては、入会金2万〜5万円、月会費5,000〜1万5,000円、成婚料15万〜20万円という幅が紹介されています(結婚相談所比較ネット)。いずれも事業者・比較メディアの集計で公的統計ではないため、幅として受け取ってください。前述のとおり40代の平均活動期間は13か月前後なので、月会費1万円でも年13万円、成婚料を含めれば総額は40万円台に乗りやすい。内訳の詳細は結婚相談所の値段は総額いくら?内訳5項目と1年20〜60万の根拠にまとめています。
次に期限です。愛知県が2024年11月に開設した公的な結婚支援「あいち結婚サポートセンター(あいマリ)」は、入会金・月会費・紹介料・成婚料がすべて無料のオンライン型サービスですが、対象年齢は18歳から概ね49歳までです(愛知県公式)。愛知県内在住・在勤・在学、または移住意思のある独身者が対象で、約100問の価値観調査とAIによる紹介が受けられます。実績として現状を表すのは、公式が公表している2026年8月31日時点の会員4,613人・成婚49組です。開設1年目にあたる2025年10月末時点の公表は登録3,143人・成婚11組でしたから、この間に会員も成婚も積み上がった形になります。期待値の目安として見るのは、前者の方です。
ここから読み取れる実務的な話は2つ。2025年10月末時点に公表された内訳は男性1,980人・女性1,163人で、男女比は約1.7対1。女性には選択肢が多く、男性は競争が厳しい構造でした(内訳が公表される範囲は時点によって違うため、登録前に公式で最新の案内を確認してください)。そして40代の方には「49歳まで」という期限があります。費用をかけずに母数を足せる手段なので、相談所と併用する前提で登録を検討する価値はあります。比較メディアがこの県の事業にあまり触れないのは、紹介できる商材ではないからでしょう。
契約前に押さえる解約の数字(40代は総額が大きくなりやすい)
40代は活動期間が長くなりやすく、その分、合わなかったときの損失も大きくなります。だから契約の数字は先に知っておいてください。
結婚相談所の契約は、期間が2か月を超えて総額5万円を超える場合、特定商取引法の「特定継続的役務提供」に当たります。この場合、契約書面を受け取った日から8日間はクーリング・オフが可能です。また中途解約の違約金には上限があり、サービス提供開始前は3万円、提供開始後は2万円または契約残額の20%のいずれか低い額とされています。国民生活センターへの「結婚相手紹介サービス」に関する相談は年1,500件を超え、内容は解約・返金・勧誘方法が中心です。
無料相談の場では、概要書面を見ながら次の3点を確認してください。①月会費以外に発生する費用(お見合い料・お見合い写真・休会費)。②休会の条件と期間。③中途解約時の返金計算の式。この3つが口頭だけで書面に書かれていない場合は、その場で契約しない方が安全です。
名古屋の40代が最初の1か月でやること
数字を並べてきましたが、やることは多くありません。
- 1週目:通える範囲と、必須条件3つを紙に書く。年齢の幅はマイナス4歳〜プラス6歳を起点に考える
- 2〜3週目:無料相談を2〜3件受け、各所で「この3条件での愛知県内の該当人数」と「月あたりの新規入会数」を聞く。あわせて成婚率の分母も聞く
- 3〜4週目:概要書面で解約の3点(追加費用・休会・返金計算)を確認する。あいマリへの登録可否(概ね49歳まで)も並行して確認
- 4週目以降:月1.5〜2回のお見合いが現実的に組めるかで判断する。組めないなら、エリアより先に時間帯を広げる
彩星の無料相談でも、まず状況の整理と「次の一歩」をお伝えしています。入会を前提にした無理なお勧めはしません。もう少し踏み込んで活動設計を一緒に組みたい場合は有料カウンセリングもご用意しています。
この記事の要点
- 見るべきは会員総数ではなく〈愛知県内〉×〈40代〉×〈必須条件3つ〉で検索した実数と、月あたりの新規入会数
- 名古屋・尾張中部医療圏の婚姻率は5.2で県内最高。40代未婚率は全国値より低めに出るが、年齢区分と出典が揃わず断定はできない。母数は薄く結婚意欲は高い市場、という見立て
- 40代の目安は平均お見合い20回前後・活動13か月前後(IBJ成婚白書の二次解説値)。月1.5〜2回を1年続ける計画に落とす
- 交際期間は20〜30代とほぼ同じ。課題は「会ってから」ではなく「会うまでの数」
- タイプの違いは「申し込みを自分で増やせるか」「日程調整を任せたいか」の2軸で判断する
- 範囲を広げる前に時間帯を広げる。オンラインは日程が合わない問題に効く
- 総額は1年30万〜60万円が民間調査の相場。クーリング・オフ8日、中途解約の違約金上限は提供後2万円または残額20%の低い方
- 愛知県の無料サービス「あいマリ」は概ね49歳まで。公表内訳では男性の登録が多い構造
よくある質問
Q. 名古屋で40代が選べる結婚相談所はどこにありますか?
A. 当サイトでは他社の個別紹介を行っていないため、具体名はお出しできません。ただ探し方は絞れます。名駅・栄・矢場町周辺に店舗が集まっており、ほとんどの相談所が徒歩分数を公表しています。選ぶ基準は、立地と、本記事のタイプ別の2軸(申し込みを自分で増やせるか/日程調整を任せたいか)、そして「自分の条件での該当人数を数字で答えられるか」です。会員数の大きさだけで決めないでください。
Q. 40代で名古屋だと、会員数はどのくらい必要ですか?
A. 総数に基準はありません。必要なのは、自分の必須条件3つで検索した該当人数が、1年の目安である18〜21回のお見合いを支えられるかです。該当30人なら新規入会数を必ず確認してください。月に数人ずつ増える相談所なら、1年で十分な母数になり得ます。
Q. 40代の成婚率は、どの数字を信じればいいですか?
A. 複数の数字が流通していますが、いずれも分母の定義が揃っていません。その前提で挙げると、40〜44歳で男性39.0%・女性22.5%、45歳以上男性23.6%といった値が解説されています(IBJ成婚白書2024の各社解説)。単独の数値で判断せず、相談所ごとに「分母は何か」を聞いて、幅として押さえれば十分です。
Q. オンラインお見合いだけで成婚できますか?
A. 初対面をオンラインで行い、仮交際以降は対面に切り替える進め方が一般的です。真剣交際の段階では、生活圏をどこに置くかの話が必ず出ます。遠方の方と進める場合は、仮交際のうちに転居の可否を共有しておくと、後で止まりにくくなります(個人差があります)。
Q. 名古屋の無料の結婚支援と相談所は、どちらを先に使うべきですか?
A. 併用が現実的です。愛知県の「あいマリ」は費用がかからないため先に登録しておき、相談所は活動量を確保する手段として使う形です。ただし対象は概ね49歳まで、オンライン型で紹介の仕組みも相談所とは異なります。会員4,613人・成婚49組(2026年8月31日時点、あいマリ公式)という規模も踏まえて、期待値を分けて考えてください。
Q. 40代で再婚・子連れの場合、進め方は変わりますか?
A. 変わります。必須条件3つのうち1つを「子どもに関する相互の希望」に使ってください。初婚同士の前提で条件を組むと、該当人数が実態より少なく見えます。入会前の検索でも、再婚への可否をフィルタに入れた人数で確認してもらうのが正確です。
※本記事の数値はすべて公表時点の目安です。IBJの成婚データは加盟相談所の成婚者を対象とした集計の二次解説値で、公的統計ではありません。国勢調査にもとづく未婚率は2020年時点、婚姻件数・婚姻率と公的サービスの実績は年次や公表時点で変動します。料金相場は事業者・比較メディアの集計です。法令や運用の解釈も変わり得るため、個別の契約条件は契約前に交付される概要書面と、必要に応じて消費生活センターでご確認ください。活動の結果には個人差があり、特定の成果を保証するものではありません。
出典
- 愛知県「2024年人口動態統計(確定数)の概況」(婚姻件数32,250組、婚姻率4.5、名古屋・尾張中部医療圏5.2、平均初婚年齢夫30.9歳・妻29.2歳。愛知県医療局公表)
- IBJ『成婚白書 2024年度版』(IBJ加盟相談所の成婚者を対象とした年次集計。日本結婚相談所連盟公表。本記事の該当数値はいずれも下記二次解説を経由した引用)
- 婚活アネモネ「【年齢別】IBJの結婚相談所で成婚した人の婚活期間」「【年齢別】IBJでの結婚相手との平均的な年齢差」(IBJ成婚白書の二次解説。平均お見合い数・活動期間・交際期間・年齢差)
- IBJ成婚白書2024に関する各社解説(年代別成婚率39.0%/22.5%/23.6%。分母の定義は解説元により不統一)
- 愛知県「あいち結婚サポートセンター(あいマリ)」公式案内およびプレスリリース(2024年11月開設、対象18〜概ね49歳。実績は2026年8月31日時点で会員4,613人・成婚49組〔あいマリ公式〕、2025年10月末時点で登録3,143人〔男性1,980/女性1,163〕・紹介成立2,619組・成婚11組〔愛知県プレスリリース〕)
- 2020年国勢調査にもとづく40代未婚率の集計(都道府県別は とどラン、全国の40〜44歳値は生活習慣病予防研究による二次集計。総務省統計局の調査が原典、5年ごと。年齢区分・集計元が異なるため厳密な比較はできない)
- 結婚相談所の料金相場に関する民間調査(ディーエムソリューションズ、ラウンジメンバーズ、結婚相談所比較ネット。いずれも事業者・比較メディアによる集計で公的統計ではない)
- 特定商取引法「特定継続的役務提供」に関する規定(クーリング・オフ8日、中途解約の違約金上限。消費者庁所管。国民生活センターの相談件数は同センター集計の二次引用)
