料金と費用対効果

お見合いの料金とアプリの月額|1人に会う単価で比較

お見合いの料金とアプリの月額|1人に会う単価で比較

この記事でわかること

  • 月額の安さはアプリ(男性1,650〜4,900円)、相談所は月会費1〜3万円+お見合い料0〜1万円/回という構造の違い
  • 「1人に会うまでの単価」は仮の条件での計算例でアプリ約2,900円・相談所約21,600円(会えた人数は仮置き。飲食代と調整の手間は別計算)
  • 料金表の数字が記事ごとに違うのは、プラン月数・決済経路・調査時点の3点が揃っていないから
  • 安いほうが高くつく3条件と、3か月ごとに支払額と会えた人数で見直す撤退ラインの決め方

先に結論です。1か月あたりの金額だけを見れば、婚活アプリ(男性有料型で月1,650〜4,900円/参考値※2)のほうが結婚相談所(月会費1〜3万円+お見合い料0〜1万円/回/参考値※1)より安く済みます。ただし「1人に会うまでにいくら払ったか」で割り直すと差は縮み、会える人数が月1人を下回る期間が続くと、安いほうが高くつきます。

この記事で扱う範囲は、IBJ(日本結婚相談所連盟)加盟の結婚相談所でかかる費用と、婚活アプリの月額料金を同じ物差しに並べ直す方法です。想定読者は、どちらで始めるか決めきれていない30〜40代の方と、アプリを続けてきて切り替えを考えている方。個別アプリの使い方やおすすめ紹介はしません。本文の料金はいずれも、当サロンで確認できた各社公表料金をまとめた2026年10月時点の参考値で、網羅調査ではありません。数値の扱いは記事末の注記(※1〜※4)にまとめました。

どちらが安いかは、月額を横に並べた時点ではまだ決まりません。先に相談所側の費用を4つの言葉に分け、そのうえで「1人に会うまでの単価」に割り直します。料金表の数字が記事ごとに食い違う理由と、安いほうが損になる条件も、同じ流れで扱います。

この記事は結婚相談所の現役カウンセラー「さかとく」が書いています

IBJ加盟相談所で今も数十名の会員を直接担当する現場経験をもとに、一般論ではなく「実際どうすればいいか」をお伝えします。

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お見合いの料金とアプリの月額、どちらが安いのですか?

比較の前に、相談所側の費用を表す4つの言葉を整理します。混同されたまま料金表を見ると、同じ「50万円」が違う意味になってしまうためです。

  • ①登録料・入会料:契約時に1回だけ払う初期費用。
  • ②月会費:在籍している月ごとにかかる固定費。
  • ③お見合い料:お見合いが成立して実際に会うたびにかかる費用。0円の相談所もあります。
  • ④成婚料:成婚(交際の合意に至り退会する段階)で払う費用。

アプリ側にあるのは、基本的に②に相当する月額だけです。会った回数で増える費用も、成約時の費用もありません。ここが構造上のいちばん大きな違いです。

比較軸 婚活アプリ(男性有料型) 婚活アプリ(男女同額型) IBJ加盟の結婚相談所
初期費用 なし なし 5〜20万円※1
月の固定費 男性1,650〜4,900円/女性無料※2 男女とも約2,400〜5,000円※2 月会費1〜3万円※1
会うたびの費用 0円(飲食代は別) 0円(飲食代は別) お見合い料0〜1万円/回※1
成約時の費用 なし なし 成婚料10〜30万円※1
日程・場所の調整 自分でやり取り 自分でやり取り 担当者が代行
相手の独身・収入の確認 年齢確認が中心 年齢確認が中心 独身証明書・収入証明などの提出が前提

月額だけを横に並べると、相談所は10倍前後に見えます。けれど支払っている中身が違うので、この表のままでは判断材料になりません。

婚活アプリと結婚相談所の費用構造の違い(単層か4層か)
婚活アプリと結婚相談所の費用構造の違い(単層か4層か)

結婚相談所のお見合い料はいくらですか?費用4項目の内訳

お見合い料の目安は1回5,000〜10,000円です(※1)。0円の相談所もあり、お見合い料と成婚料をどちらも設けない体系も存在します。つまりお見合い料は、相場より先に「自分の契約でいくらか」を確認すべき項目です。

総額の目安は、初期費用5〜20万円、月会費1〜3万円、成婚料10〜30万円。1年前後の活動なら30〜60万円という水準に収まる例が多い、というのが確認できた範囲での印象です(※1)。相談所ごとの差は大きいので、相場より自分の見積りが優先です。内訳と期間別の試算はIBJの結婚相談所の料金は総額いくら?内訳4項目と期間別試算で詳しく扱っています。

相談所の契約は特定継続的役務提供にあたり、中途解約時の精算にもルールがあります。見積りを見るときは、月会費とお見合い料の上限、途中でやめた場合の返金条件を必ず書面で確認してください。ここを曖昧にしたまま契約し、あとで「お見合い料が想定の倍かかった」とご相談に来られる方は珍しくありません(※特定の個人の事例ではなく、当サロンで伺う範囲の傾向です。統計値ではありません)。

お見合いアプリの月額料金はいくらですか?男性・女性別の相場

先に言葉を整理します。「お見合い」は、相談所が日程と場所まで組んで設定する初対面の席のこと。一方「お見合いアプリ」は、自分で相手を探して会う約束まで進めるアプリの通称で、婚活アプリとほぼ同じ意味で使われています。お見合いの料金とお見合いアプリの料金は、同じ語を含んでいても中身が別物です。

当サロンで確認できた各社の公表料金では、男性は月2,000〜5,000円、女性は無料という型が多く見られました(※2)。1か月プランの実額は3,400〜4,260円あたりに集まり、12か月プランにすると月換算で1,650〜1,675円まで下がる例があります。男性有料型の上限は月4,900円前後(ストア決済)、ハイエンド帯では月6,500〜9,800円の例も。全サービスを調べた数字ではないので、相場観として読んでください。

女性が無料だからといって、費用がゼロで終わるわけではありません。男女同額型(月約2,400〜5,000円)を選ぶと、支払う側の真剣度でふるいがかかる、という見方もあります。IBJが運営する婚活アプリも男女同額の体系で、実額は決済経路によって変わります。金額は公式の料金ページでご確認ください。

なぜ記事によって同じ料金が違う数字で書かれているのですか?

同じサービスなのに3,700円と4,800円が併記されていて混乱した、という声をよく聞きます。理由は3つです。

  1. プラン月数の違い:1か月契約と12か月契約では月換算が2倍以上違います。
  2. 決済経路の違い:確認できた範囲では、ブラウザ(クレジットカード)決済よりスマホのアプリ内課金のほうが月700〜1,000円高い例がありました(※2)。ストアの手数料が価格に乗るためですが、すべてのサービスに当てはまる法則ではありません。
  3. 時期の違い:料金改定やキャンペーンで数字が動きます。

ですから比較表の数字は、「プラン月数・決済経路・調査時点」の3点セットで読む必要があります。自分が払う額は、必ず公式サイトの料金ページで確認してください。

その「うまくいかない」には、<br>必ず理由があります。

1人に会うまでの単価で比べると、どちらが高いのですか?

ここが本題です。料金記事がほとんど扱っていないのは、「会った人数で割った単価」です。月額の横並びではなく、1人に会うまでの支出で見ると景色が変わります。

仮の条件で試算します。3か月を区切りにして、支払った合計を会えた人数で割るだけの計算です(※4)。

3か月の試算(仮の条件) アプリ(男性・Web決済3,900円/月) 相談所(初期10万円・月会費2万円・お見合い料7,500円)
固定費の合計 11,700円 60,000円+初期費用10万円を12か月で割った25,000円=85,000円
会った回数ぶんの費用 0円 お見合い6件×7,500円=45,000円
会えた人数(仮置き・実績値ではない) 4人 6人
1人に会うまでの単価(計算例) 約2,900円 約21,600円

人数は仮に置いた数字で、どこかの平均値でも当サロンの実績でもありません。意味が出るのは自分の数字を入れたときなので、次の3行を埋めてみてください。

  • 3か月で払った合計:____円(月額×3+初期費用の月割+お見合い料)
  • その3か月で会えた人数:__人
  • 1人に会うまでの単価:____円(上を下で割る)

この仮条件なら、単価でも相談所が7倍前後になります。ただし計算に入っていない費用が2つあります。1つは当日の飲食代(1回3,000〜8,000円程度)。もう1つは、やり取りと日程調整にかかる時間です。

時間は金額に換算しにくいので、日数で押さえます。マイナビウーマンが主要アプリの公表データをまとめた記事では、交際までの平均は約50日、デートは3〜5回とされています(※3)。相談所では日程・場所の調整を担当者が行い、会ったあとにお断りが続くときの直し方はお見合いのお断り理由と、直す順番で扱いました。母集団も年齢層も異なる数字なので、どちらが優れているかの証明にはなりません。ここでは「自分でやるか、代行してもらうか」の差として読んでください。

安いほうを選ぶと損になるのは、どんな条件ですか?

「まず安いアプリで試して、ダメだったら相談所へ」。よく言われる順序ですし、合理的に見えます。ただ、アプリを1〜2年続けてから相談に来られる方のお話を伺うことは、現場では珍しくありません(※特定の個人の事例ではなく、当サロンで伺う範囲の傾向です)。月5千円弱なら年6万円前後。金額の負担は軽いほうです。重いのは、30代後半から40代にかけての1〜2年という時間のほうです。

単価が逆転する条件は、はっきりしています。

  • 条件1:会える人数が月1人を下回る。月3,900円で0人の月が3か月続けば、単価は計算できません。固定費だけが出ていきます。
  • 条件2:やり取りが会う前で止まる。メッセージの往復が1〜2週間続いて自然消滅、というパターンが繰り返されると、費用は時間に化けます。
  • 条件3:撤退ラインを決めていない。安い手段は「もう1か月」を許してしまい、総額が膨らみます。

では0人の月が続いたとき、何を変えるのか。順番は、写真→申し込みの数→相手への条件設定です。変えた結果がいちばん早く見えるのが写真で、いちばん時間がかかるのが条件設定だからです。この3つを一度に動かすと、どれが効いたのか分からなくなります。

どちらが向いていますか?

面談でよく出てくるのは「相手を探すこと自体は嫌じゃない、やり取りと日程調整で力尽きる」という言葉です。向き不向きは、だいたいここで分かれます。

自分でやり取りと日程調整を回せて、婚活に週数時間を充てられるなら、アプリで十分に戦えます。初期費用がないので、始める決断のハードルも低い。結婚の時期をまだ急いでいない方にも向きます。

反対に、会う前の工程を外に預けたい、相手の独身・収入を書類で確認したい、1年以内と期限を切っている——このどれかに当てはまるなら相談所の形が合います。ただし月1〜3万円の固定費が生活を圧迫する状態や、第三者の意見を受け入れる余地がない状態では、払った額に見合いにくくなります。

予算はいくらで区切り、いつ切り替えを判断すればいいですか?

第1案は3か月ごとの区切りです。3か月の支払額と、会えた人数・交際に進んだ人数を書き出す。アプリなら「3か月で会えたのが1人以下」、相談所なら「3か月でお見合い成立が3件以下」が、やり方を変えるか手段を変えるかの検討ラインになります。

予算が厳しい場合の第2案は、お見合い料や成婚料を設けていない相談所を探すことです。初期費用と月会費を抑えたオンライン型なら、会うたびの追加出費を増やさずに、調整の代行だけを受ける形に寄せられます。金額の幅はサロンごとに大きいので、相場ではなく見積りで比べてください。

逆に、お見合いが立て込みすぎて疲れてしまう時期もあります。受ける件数の上限の考え方はIBJのお見合いが成立しすぎた時|受ける上限は週2枠・月6件にまとめました。自分の予算と体力に合う件数を先に決めておくと、お見合い料の総額も読めるようになります。

自分の条件だと月にどれくらいお見合いが組めそうか、費用がいくらになりそうかを先に知りたい方は、無料相談についてのページから見積りの考え方をご案内しています。

よくある質問

Q. お見合いアプリの男性の料金はいくらですか?

A. 当サロンで確認できた範囲では、月1,650〜4,900円が目安でした(※2)。下限は12か月プランの月換算、上限はスマホのアプリ内課金での1か月プラン。同じサービスでもブラウザ決済のほうが安い例があります。ハイエンド帯は別枠で、月6,500〜9,800円の例も見られました。

Q. お見合いアプリの月額料金は女性もかかりますか?

A. 無料の型が多く見られますが、男女同額型(月約2,400〜5,000円)もあります(※2)。IBJが運営するアプリは男女同額の体系で、実額は公式の料金ページでご確認ください。女性無料型と男女同額型のどちらを選ぶかは、費用より会員層の考え方で決める論点です。

Q. 結婚相談所のお見合い料は1回いくらですか?無料のところもありますか?

A. 目安は1回5,000〜10,000円(※1)。0円の相談所もあります。月に何件まで受けるかで総額が変わるので、上限の目安を契約前に担当者と決めておいてください。

Q. アプリと相談所を併用すると費用は二重になりますか?

A. 併用はおすすめしません。理由は費用が二重になることよりも、やり取りの数が倍になって一件ごとの対応が薄くなるからです。固定費はもちろん単純に合算されます。3か月は片方に絞り、結果を見てから乗り換えるほうが、費用も時間も読めます。

Q. 月額が安い12か月プランを選べば得ですか?

A. 月換算は半額以下になります。ただし12か月分を先に払う形で、途中解約の返金条件は各社で異なり、ストア決済なら解約手続きもストア側。「3か月で見直す」つもりなら、長期プランは割安でも得にならないことがあります。

要点と、次に決めること

  • 月額だけならアプリ(男性1,650〜4,900円※2)が安い。相談所は月会費1〜3万円+お見合い料0〜1万円/回+成婚料10〜30万円(※1)。
  • 料金表の数字が食い違うのは、プラン月数・決済経路・調査時点の3点が違うから。
  • 1人に会うまでの単価は、仮の条件による試算でアプリ約2,900円、相談所約21,600円(※4)。会えた人数を仮置きした計算例で、実額や平均ではありません。飲食代と調整の手間も別。
  • 逆転する条件は「月1人も会えない」「会う前で止まる」「撤退ラインがない」の3つ。0人の月は写真→申し込み数→条件設定の順に見直す。
  • まず決めるのは金額ではなく区切り。3か月でいくら払い、何人と会えたかを書き出す。

次の一歩は、今の手段での「3か月の支払額」と「会えた人数」を実際に紙に書くことです。書き出してみて、払った額のわりに人数が伸びていなかった場合は、進め方の組み直しを有料カウンセリングで一緒に行っています。

出典と注記

  • ※1 結婚相談所の費用(初期費用5〜20万円/月会費1〜3万円/お見合い料1回5,000〜10,000円/成婚料10〜30万円/1年前後で総額30〜60万円):当サロンで確認できた各社公表の料金ページをまとめた参考値(2026年10月時点)。網羅的な調査ではなく、相談所ごとの差が大きいため、優劣や安さの証明として用いるものではありません。実額は各社の公式サイトと契約書面でご確認ください。
  • ※2 婚活アプリの月額(男性2,000〜5,000円・女性無料型が多い/1か月プラン3,400〜4,260円/12か月プランは月換算1,650〜1,675円/ストア決済とブラウザ決済の差700〜1,000円/男女同額型2,400〜5,000円/ハイエンド帯6,500〜9,800円):同じく当サロンで確認できた各社公表料金の参考値(2026年10月時点)。確認できたサービスに限った範囲の数字で、全サービスの傾向を示すものではありません。
  • ※3 交際までの平均約50日・デート3〜5回:マイナビウーマンが主要アプリの公表データをまとめた記事(集計条件は各アプリの開示による)。母集団・年齢層が本記事の想定読者と異なります。
  • ※4 1人に会うまでの単価(アプリ約2,900円/相談所約21,600円):本記事が置いた仮の条件による計算例です。会えた人数(4人/6人)は仮置きで、実績値・平均値ではありません。

料金・プラン・お見合い料の体系は改定されます。本文の数値はいずれも執筆時点の参考値で、正確な金額は各社の公式サイトや契約書面でご確認ください。活動の進み方や会える人数には個人差があり、特定の成果を保証するものではありません。当サロンでの傾向として書いた部分は統計値ではなく、担当した範囲での実感です。

この記事を書いた人

さかとく

婚活サロン 彩星(さいせい)主宰/IBJ加盟結婚相談所 現役カウンセラー

IBJ加盟の結婚相談所で現役カウンセラーとして活動中。これまでに累計200名以上を担当し、今も第一線で数十名を並行サポートしているため、今の市場と現場を踏まえた助言ができます。ウェブマーケティングのライターとして培った「選ばれる見せ方」と、年間数千人の応募が集まる企業で人事部長として採用責任者を務めた「人を見極める視点」を、婚活に翻訳してお伝えしています。

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