婚活がうまくいかない原因の切り分け

結婚できない理由は性格じゃない|動いている人は16%だけ

結婚できない理由は性格じゃない|動いている人は16%だけ

この記事でわかること

  • 結婚できない原因は性格ではなく「出会いの数・選び方・関係の進め方」の3段階のどこで止まっているかで切り分けられます
  • 相手探しの行動をしている未婚者は16%(こども家庭庁2025年3月・ウェブ調査の速報値)。結婚意思のある層に置き直すと概算で2割前後です
  • 男性は雇用の安定、女性は収入が上がるほど相手が減る需給。原因は男女で逆方向に出やすい構造があります
  • 12項目のセルフチェックで止まりどころを1つに特定し、段階別の次の一手と、期間・費用の見方まで持ち帰れます

結婚できない理由は、性格や人柄ではありません。「出会いの数」「選び方」「関係の進め方」という3段階のうち、いまどこで止まっているか。これがほとんどです。止まっている場所が違えば、打つ手もまったく変わります。

この記事は、IBJ(日本結婚相談所連盟)加盟の結婚相談所での婚活(お見合い→仮交際→真剣交際→成婚)を前提に、30〜40代で「動いているのに進まない」「自分に何か欠点があるのでは」と感じている方へ向けて書いています。性格の採点や点数表は扱いません。

先に一点お断りしておきます。タイトルに置いた「16%」は、こども家庭庁が2025年3月に公表したウェブアンケート調査の速報値です。ウェブ上で集めた回答のため、全国の未婚者の分布をそのまま代表するものではありません。それでも桁として無視できない数字なので、この記事の軸に使います。

前半では「理想が高いから」「性格に問題があるから」という世間の通説を公的な調査で検証し、後半で3段階のセルフチェック、段階別の次の一手、年代ごとの未婚の広がり、婚活にかかる期間と費用の見方、よくある質問までを順に見ていきます。

この記事は結婚相談所の現役カウンセラー「さかとく」が書いています

IBJ加盟相談所で今も数十名の会員を直接担当する現場経験をもとに、一般論ではなく「実際どうすればいいか」をお伝えします。

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結婚できない原因を性格に求めると、打つ手がなくなる

「結婚できない人には性格的な共通点がある」。よくそう言われますが、現場の実感は少し違います。

検索すると、理想が高い・自己中心的・受け身・清潔感がない、といった特徴リストが並びます。当たっている部分もあります。ただ、あの手のリストには決定的な弱点があって、読んだ人が「で、自分は何から変えればいいのか」に進めないのです。性格は明日の朝までに差し替えられるものではありませんから。

一次統計を見ると、原因の置き場所が変わります。国立社会保障・人口問題研究所の「第16回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)」(2021年公表)では、25〜34歳が独身にとどまっている理由の最多は「適当な相手にめぐり会わない」で、男性43.3%・女性48.1%。さらにその理由の最多として挙がったのが「身近に同世代の未婚者が少なく、出会いの機会がほとんどない」でした。性格ではなく、自分の外側にある条件です。

ただし、ここは一つ前の調査回の数値です。最新の第17回(2025年調査)については、本記事では後述する結婚意思の数値を参照しており、独身理由の項目で確認できたのは第16回まで。最新回では順位や数値が変わっている可能性があります。読むときは「2021年公表時点の傾向」として受け取ってください。

そこでこの記事では、原因を次の3段階に分けて扱います。

  1. 出会いの数…1ヶ月に、実際に会えている人が何人いるか
  2. 選び方…誰にお見合いを申し込み、誰からの申し込みを受けているか
  3. 関係の進め方…仮交際から真剣交際へ、話をどう運んでいるか

性格や清潔感は、この3段階の「中で」効いてくる要素です。入口の原因ではありません。「自分は性格が悪いから結婚できないのでは」というご相談は珍しくありませんが、ご状況を伺うと直近3ヶ月のお見合いが2件以下、という方が少なくない。これは私が担当した範囲での傾向で、統計値ではありません(個人差があります)。それでも、先に手を付ける場所は明らかです。

結婚できない理由を3段階に切り分けて、どこで止まっているかを見る図
結婚できない理由を3段階に切り分けて、どこで止まっているかを見る図

「理想が高いから結婚できない」は半分だけ正しい

条件を絞れば会える人数が減る。これは事実です。問題は、そこから先が精神論で終わってしまうこと。「高望みをやめましょう」と言われて納得できる人は、まずいません。

必要なのは、本人の価値を下げる話ではなく需給の話です。たとえば年収。東洋経済オンラインが賃金や国勢調査の集計から示しているところでは、正規雇用の年収別生涯未婚率は男女で逆方向に動き、年収400万円付近で逆転するX字型になります。男性は収入が高いほど未婚率が下がり、女性は高いほど上がる。同じ「年収」という条件が、男女で逆向きに作用しているわけです。

雇用形態の差はさらに大きい。日経ビジネスが報じた集計では、50歳時未婚率は正社員男性19.6%に対し、非正規雇用の男性は60.4%。ニッセイ基礎研究所のレポートでも、若年層では収入水準と家族形成のしやすさが結びついていることが指摘されています(該当する図表と調査年は、リンク先の本文でご確認ください)。

一方で、婚活中の女性が希望する年収帯と実際の男性の年収分布にずれがあるという集計は、婚活事業者系メディアのものが多く、一次統計ではありません。数字として振り回すのではなく、「希望の条件を掛け算すると、残る人数が何人になるか」を担当者と一緒に数えてみる。これが現実的な使い方です。条件を下げるのではなく、条件の優先順位を決める作業だと考えてください。年齢・年収・居住地を同時に絞ると、母集団は掛け算で小さくなります。

なお、世の中に流通している年収や年齢の点数表・ランク表は、鵜呑みにしないほうがいい理由があります。詳しくは婚活ランク表は鵜呑みにしない|年収1000万は男性の9.7%でデータを並べています。

女性が結婚できない理由は、男性側と逆方向に出やすい

男女別の「特徴」を並べる記事は多いのですが、性格論に終始しているものがほとんどです。構造で見るとこうなります。男性側は収入と雇用の安定が直接響きやすく、女性側は収入が上がるほど条件に合う相手の数が減りやすい。同じ「結婚できない理由」でも、見るべき場所が反対側にあるのです。だから、男女で同じアドバイスをしても噛み合いません。

年収と未婚率の関係が男女で逆方向になるX字の構造を示す図
年収と未婚率の関係が男女で逆方向になるX字の構造を示す図

データが示すのは「できない」より「まだ始めていない」

ここが、この記事でいちばん伝えたい数字です。

こども家庭庁が2025年3月に公表したウェブアンケート調査(速報)によると、結婚も視野に入れた相手探しの行動をしている未婚者は、わずか16%。前述のとおりウェブ調査の速報値なので、全国の分布と一致しない可能性はあります。行動していない人の約半数は「した方がいいとわかっている」と答えています。行動しない理由の上位5つは、(1)婚活より優先したいことがある13.9%、(2)婚活が面倒12.4%、(3)何から始めればいいかわからない10.9%、(4)外見に自信がない10.0%、(5)自然に出会いたい9.4%でした。

この16%は、少し置き直してみる価値があります。分母は未婚者です。そこには、そもそも結婚を望んでいない人も含まれている。後述するとおり、18〜34歳の未婚者で「いずれ結婚するつもり」と答えた人は男性75.1%・女性77.8%(第17回出生動向基本調査)。調査主体も対象年齢も違うので単純な割り算はできませんが、仮に結婚意思のある層だけを分母に置き直すと、行動している割合はおおよそ2割前後という水準になります。あくまで別調査をまたいだ概算です。それでも示唆は変わりません。結婚したいと思っている人のなかでも、5人のうち4人前後は、まだ動き出していない。

タメニーが2025年6〜7月に実施した調査(単一企業の調査なので参考値として扱います)では、新社会人の頃に結婚意欲があった31〜59歳の未婚者のうち、恋活・婚活をしたことがない人が59.7%。

つまり、多くの人がつまずいているのは「相手に選ばれるかどうか」ではなく、その手前の、始めるところです。「できない」と「していない」は別の話。この区別については結婚できないんじゃなくてしないんです|4〜5割は条件次第でも整理しています。

30代・40代で結婚できない理由は、止まる場所が年代で違う

2025年国勢調査をもとにした集計(Yahoo!ニュース エキスパート/荒川和久氏)では、50歳時未婚率は男性29.9%・女性19.6%で、男女とも統計開始以降で最も高い水準です。男性は約3人に1人、女性は約5人に1人。都道府県別では東京が男女とも1位で、男性33.1%・女性24.9%。住んでいる場所によって、周囲の既婚率の見え方がまるで違うわけです。

年代別の未婚率については、民間サイトが国勢調査を集計した値が流通しています。一次資料で確認できていないため、ここでは細かい小数は出しません。粒度を落として言えば、30代前半は男女ともおおむね3〜5割が未婚、30代後半から40代前半にかけて徐々に下がっていく、という形です。目安として受け取ってください。

平均初婚年齢は夫31.0歳・妻29.7歳(厚生労働省「令和7年(2025)人口動態統計月報年計(概数)の概況」2026年6月3日公表)。2025年の婚姻件数は48万9119組で、前年より4027組増えています。「みんな結婚しているのに自分だけ」という感覚は、数字の上ではかなり事実と離れています。

結婚意思は8割を割った。母集団は縮むが、競合も減る

2026年9月に公表された第17回出生動向基本調査(2025年調査)では、18〜34歳の未婚者で「いずれ結婚するつもり」と答えた人が男性75.1%・女性77.8%となり、初めて8割を下回りました。前回は男性81.4%・女性84.3%。「一生結婚するつもりはない」は男性24.0%・女性21.5%で、初めて2割を超えています。未婚者の約3人に1人は、異性との交際自体を望んでいません。

読み方は2通りあります。悲観すれば「結婚する人が減っている」。もう一方は、本気で動く人の数も同じだけ減っているということ。結婚相談所は、少なくとも結婚を前提に登録している人だけが集まる場所です。全体の母集団が縮むなかで、意思のそろった集団に入る意味は、むしろ以前より大きくなっていると考えています(これは私の見解です)。

その「うまくいかない」には、<br>必ず理由があります。

自分はどこで止まっている?3段階セルフチェック

「自分はどの段階なんだろう」。ここからは、紙に書き出さなくても判断できるチェックを用意しました。各段階4項目です。

まず①。この段階で止まっている方は、だいたい忙しい方です。活動していないわけではなく、「いい人がいたら申し込もう」と思っているうちに1ヶ月が終わる。申し込みの件数を自分で把握していない方も多く、聞いてみて初めて「そんなに少なかったですか」となります。

① 出会いの数

  • 直近1ヶ月で、はじめて会った人が1人以下
  • お見合いの申し込みが、月10件に届いていない
  • 申し込みは「返事が来そうな人」だけに出している
  • 週末の予定を、婚活より先に他のことで埋めている

②でつまずく方のつまずき方は、もう少し静かです。会えてはいるのに、プロフィールを開いた数秒で結論が出ている。断る理由は毎回ちゃんとあって、だから本人は自分が絞っていることに気づきにくい。

② 選び方

  • プロフィール検索で、9割以上を条件で外している
  • 会う前に、年収や学歴で結論が出てしまっている
  • 「ピンとこない」で1回目で終わることが3回以上続いた
  • 自分が何なら譲れるのかを、言葉にできない

③はいちばん惜しい段階です。相手も好意を持っているのに、間が空いて熱が下がる。結婚後の生活の話を切り出せないまま、なんとなく自然消滅していく。ここは運ではなく、順番の問題で動きます。

③ 関係の進め方

  • 仮交際に進んでも、3回目までに終わることが多い
  • 次に会う日を、その場で決めていない
  • 結婚後の生活(住む場所・働き方・家族のこと)を一度も話していない
  • 複数の仮交際を抱えたまま、2ヶ月以上動きがない

読み方はシンプルです。2つ以上当てはまった段階が、いまの止まりどころ。複数の段階で2つ以上当てはまった場合は、上の段階(①→②→③)から手を付けてください。出会いが月1人の状態で選び方を磨いても、試す機会がないからです。

なお、段階ごとの通過率(申し込み→お見合い成立→仮交際→真剣交際)は相談所ごとに前提が違い、当社として公表できる集計値は持っていません。他社の数字を当てはめても意味がないので、ご自身の過去3ヶ月の実数を4つ並べてみるほうが早いです。どこで桁が落ちているかは、それで見えます。

①で止まっていた方には、1ヶ月の申し込み件数の目安を一緒に数えるところからお手伝いできます。自分の数字を並べるのが面倒なら、無料相談についてのページから、その切り分けだけを依頼していただいてもかまいません。

セルフチェックの結果から、どの段階に手を付けるかを判断する流れ図
セルフチェックの結果から、どの段階に手を付けるかを判断する流れ図

止まっている段階別の次の一手

先に一覧にしておきます。

段階 よく出るサイン 次の一手
① 出会いの数 月に初対面が1人以下/申し込みが月10件に届かない 曜日と件数を先に決める。受ける側の枠も月1件つくる
② 選び方 検索で9割を条件で外す/1回目で終わりが続く 必須条件を3つに限り、残りは「あれば嬉しい」に移す
③ 関係の進め方 仮交際が3回目までに終わる/次の約束がその場で決まらない 別れ際に日程を出す。結婚後の生活は自己開示から尋ねる

① 出会いの数で止まっている人

やることは、件数の下限を決めてしまうことです。「いい人がいたら申し込む」という構えでいるかぎり、件数は増えません。曜日と件数を先に置く。水曜の夜に3件、日曜の朝に3件、というふうに。考える時間を減らすのが目的です。

もう一つ、申し込む相手は変えずに受け方だけ変える手もあります。申し込まれた中から、条件で即断せず月1件だけ会ってみる枠を作る。会ってみて違えば、それで終わりにしていい。

このとき担当カウンセラーに聞いておくと動きやすい点が3つあります。自分の希望条件で検索される側に回ったとき、何人の対象に入っているか。自分の年代・性別で、お見合いが成立しやすい申し込み件数の目安。申し込みを増やす以外に、紹介で補える枠があるか。増やし方よりも、どこを絞らないかを聞くのがコツです。

② 選び方で止まっている人

条件を減らすのではありません。「必須」を3つに限って、残りを「あれば嬉しい」に移すだけです。この作業をすると、自分が何を優先していたのかが初めて言葉になります。

会う前の判断材料は、どうしても紙の上の情報に偏ります。だから1回目は合否を出す場にしない。2回目に会いたいかだけを決める場にする。それだけで通過率は変わります。40代の方の進み方については婚活40代男性の現実|成婚率39%と23.6%の差を分ける3つの順番も参考になるはずです。

③ 関係の進め方で止まっている人

ここで止まる方は、会えてはいるのです。足りないのは、次の約束と、結婚後の話を持ち出す順番。

よくあるのは、別れ際の「また連絡しますね」。悪い言い方ではないのですが、判断を相手に預けてしまうぶん、間が空きます。間が空けば、熱も下がる。だから、その場で選択肢を出してしまったほうが早いのです。「来週の土曜か日曜、どちらかで1時間だけお茶できますか」。選択肢は2つ、時間は短く。返事のハードルが下がります。

結婚観の確認も、聞き方で詰まります。

「結婚観って、どう考えてますか?」
——抽象的すぎて、相手は何から答えればいいのか分かりません。黙られて、気まずくなって、話題が流れていきます。

「私は結婚後も仕事を続けたいと思っています。○○さんは、住む場所の希望はありますか」
——自分の側を先に開示して、尋ねるのは具体的な一点だけ。順番を入れ替えただけですが、相手は答えやすくなります。

仮交際が3回目までに終わりやすいというご相談では、別れ際に次の日程を取っていないケースが目立ちます。別れ際に次の日程を決める運びを加えた方で、仮交際が続く期間が変わった例もありました。必須条件を絞り直して、会う人の幅が変わった例も。※個人が特定されないよう、複数の事例をもとに内容を再構成しています。要因は一つではなく、同じ結果を保証するものではありません(結果には個人差があります)。

期間の目安と、費用の見方

判断には見積もりが必要です。婚活期間の平均は約1年1ヶ月。これはIBJが運営するブライダルネットのコラムが示している値で、連盟の公表統計そのものではありません。一橋大学経済研究所の2018年の調査では、成婚・交際による退会までが平均12.2ヶ月(調査年が古く、現在は異なる可能性があります)。どちらも「だいたい1年前後」という幅で受け取るのが妥当なところです。

費用については、相場表を眺めても判断できません。相談所ごとに体系そのものが違うからです。見るべきは金額より構造で、登録料(初期費用)・月会費・お見合い料・成婚料という4項目がどう組み合わさっているか。この4つの有無と設定で、総額はまったく別物になります。当社の料金もこの4項目で構成されていますが、金額と解約条件は料金ページおよび契約書面でご確認ください。比較メディアが出している「相場」や「総額レンジ」を、当社や検討中の相談所の金額として受け取らないようお願いします。

同じ単位で測っておきたいのが時間です。月2回お見合いをするなら、移動を含めて月6〜8時間ほど。1年なら70〜100時間近く使うことになります。お金と時間の両方を見積もってから決める。これが、途中で止まらないための現実的な方法です。自分がどの段階で止まっているか判断がつかないときは、無料相談についてのページから状況の整理だけを依頼してもかまいません。

よくある質問

Q. 結婚できない理由のランキングは?

A. 公的統計で最も近いのは、独身にとどまっている理由の調査です。第16回出生動向基本調査(2021年公表)では25〜34歳の最多が「適当な相手にめぐり会わない」(男性43.3%・女性48.1%)。ただしこれは一つ前の調査回の値で、最新の第17回(2025年調査)では更新されている可能性があります。行動しない理由としては、こども家庭庁のウェブ調査(速報値)で「婚活より優先したいことがある」13.9%、「婚活が面倒」12.4%、「何から始めればいいかわからない」10.9%が上位でした。性格に関する特徴ランキングは、事業者が独自に集計したものが多く、順位は出典によって入れ替わります。

Q. 40代男性が結婚できない理由は何ですか?

A. 40代前半でも男性は3割前後が未婚という集計があります(国勢調査を民間サイトが集計した値で、一次資料では未確認です)。この年代で止まりやすいのは、選び方と進め方です。年齢を理由に条件を広げたつもりでも、実際の申し込み先が変わっていない方が多い。加えて、仮交際で結婚後の生活の話を後回しにすると、相手が本気度を測れずに終わります。収入面では、雇用の安定が影響しやすい傾向が統計に出ています(50歳時未婚率は正社員男性19.6%/非正規男性60.4%、日経ビジネス)。

Q. 女性が結婚できない理由は何ですか?

A. 「受け身だから」「高望みだから」と言われがちですが、構造を見ると別の説明ができます。正規雇用で働く女性は、収入が上がるほど生涯未婚率が高くなるX字の傾向があり、年収400万円付近で男女が逆転します(東洋経済オンライン)。これは本人の魅力の問題ではなく、条件に合う相手の人数が減るという需給の問題です。対策も「下げる」ではなく「必須条件を3つに絞る」になります。

Q. 焦りや不安が強くて動けないときは、どうすればいいですか?

A. こども家庭庁の調査では「外見に自信がない」が行動しない理由の4位(10.0%)に入っています。自信を先に用意しようとすると、着手が無期限に遅れます。写真や服装のように手を動かせば変わる部分から1つだけ着手するのが現実的です。なお、眠れない・食欲がないなど心身の不調が2週間以上続く場合は、婚活の前に医療機関への相談を検討してください。私たちは診断はできません。

Q. 結婚相談所とアプリ、どちらから始めるべきですか?

A. 直近1年以内に結婚した人の出会いのきっかけでは、マッチングアプリが25.1%で1位(明治安田生命の調査)。数で言えばアプリも有力です。一方、相談所は結婚を前提にした人だけが登録し、お見合い成立から成婚までの段階と第三者の調整が入ります。自分で件数をこなす時間が取れるならアプリ、やり取りの管理や判断に伴走がほしいなら相談所。向き不向きの整理はお見合い婚活とアプリの違い|性格と使える時間で選ぶ3つの出会い方にまとめています。

決めるのは1つだけでいい

結婚できない理由を探すと、どうしても自分の内側を掘ることになります。けれど掘った先に出てくるのは、明日変えられないものばかり。

だから最初にやることは、①②③のうち自分がどこで止まっているかを1つに決めることです。2つ以上当てはまった段階が複数あるなら、上の段階から。出会いの数が足りていないなら、今週の申し込み件数を決める。選び方で止まっているなら、必須条件を3つに書き直す。進め方で止まっているなら、別れ際に次の日程を出す。どれも、性格を変える必要はありません。

相手探しの行動をしている未婚者は16%(ウェブ調査の速報値)。ここに入るかどうかが、いちばん手前の分かれ目です。

どこで止まっているか自分では見当がつかない、という場合は、無料相談についてから切り分けだけを依頼してください。今週やることを1つ決めて帰る、それで十分です。

この記事で使った出典

この記事を書いた人

さかとく

婚活サロン 彩星(さいせい)主宰/IBJ加盟結婚相談所 現役カウンセラー

IBJ加盟の結婚相談所で現役カウンセラーとして活動中。これまでに累計200名以上を担当し、今も第一線で数十名を並行サポートしているため、今の市場と現場を踏まえた助言ができます。ウェブマーケティングのライターとして培った「選ばれる見せ方」と、年間数千人の応募が集まる企業で人事部長として採用責任者を務めた「人を見極める視点」を、婚活に翻訳してお伝えしています。

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