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お見合いアプリとは|仲介あり・なしの差を数字で比較【2026年】

お見合いアプリとは|仲介あり・なしの差を数字で比較【2026年】

この記事でわかること

  • 「お見合いアプリ」は固有名・婚活アプリ全般・相談所のアプリ版の3つが混在。選ぶ基準は仲介の有無
  • アプリは出会いの入口1位(30.4%)だが交際率は54.8%。約45%は会うまでの工程で止まっている
  • 相談所のお見合い成立は月82,598件。成立=日程確定で、カウンセラーが調整と断りを代行する
  • 費用は月4千円・月1万円・総額30〜50万円の3段階。「11人と会って4か月」を月2〜3人ペースで逆算する

「お見合いアプリ」という言葉に、決まった定義はありません。検索する人の頭の中では「Omiai(オミアイ)というアプリの名前」「結婚前提の婚活アプリ全般」「結婚相談所のお見合いをスマホで進める仕組み」の3つが混ざっています。結論から言うと、選ぶときに見るべき差は名前ではなく仲介(カウンセラー)が間に入るかどうかです。この1点で、初対面までの流れ・費用・安全性の仕組みがまるごと変わります。

この記事で扱う範囲は、①言葉の整理、②出会いの手段としての実績データ、③仲介あり・なしで変わる初対面までの流れ、④料金の3段階、⑤安全性の数字、⑥数字から逆算した選び方と代替案、⑦よくある質問です。特定サービスの評価や口コミは扱いません。※本文中の「現場」に関する記述は、個人が特定されないよう複数の事例をもとに再構成した一般的な傾向です。成果や期間には個人差があり、統計値ではありません。

この記事は結婚相談所の現役カウンセラー「さかとく」が書いています

IBJ加盟相談所で今も数十名の会員を直接担当する現場経験をもとに、一般論ではなく「実際どうすればいいか」をお伝えします。

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お見合いアプリとは|検索で混ざる3つの意味と、この記事が扱う範囲

「お見合いアプリって結局どれのこと?」という疑問が、最初のつまずきです。番号を振って分けておきます。

  1. 意味1: アプリの固有名。「Omiai」という名前のマッチングアプリを指して検索している場合。名前に「お見合い」が入っていますが、仕組みとしては利用者同士が直接やり取りする一般的なマッチングアプリの型です。
  2. 意味2: 結婚前提の婚活アプリ全般。恋活アプリより真剣度が高く、独身証明の提出や男女同額の料金設定を採るものを、まとめて「お見合いアプリ」と呼んでいる場合。仲介は入りません。
  3. 意味3: 結婚相談所のお見合いをアプリで進める仕組み。IBJ(日本結婚相談所連盟)加盟の相談所では、お相手検索・お見合い申し込み・成立後の日程確認までを会員用アプリで行い、間にカウンセラーが入ります。

「Omiai」「マチアプ Omiai」で探している方へ

意味1で検索して来た方にお伝えしたいのは、この記事は特定アプリの評判・料金・使い方を扱わないという点です。ただし仕組みで言えば、Omiaiは意味2の「仲介なし型」に分類されます。ですから以下の比較は、Omiaiで探している方にもそのまま当てはまります。答えるのは「仲介がない仕組みで何が起き、仲介がある仕組みで何が変わるか」。名前で選ぶ前に仕組みで選ぶと、乗り換えの失敗が減ります。以下、意味2を「アプリ(仲介なし)」、意味3を「相談所(仲介あり)」と呼び分けます。

数字で見るお見合いアプリの実態|出会いの1位は30.4%、ただし交際率は54.8%

明治安田生命の「いい夫婦の日」アンケート(2025年11月公表)では、1年以内に結婚した夫婦の出会いのきっかけはマッチングアプリが30.4%で3年連続の1位。友人紹介19.2%、職場17.6%を大きく引き離しました。利用動機の1位は「手軽に出会える」50.0%です。

ただし、この30.4%は「結婚できた人」から逆算した割合です。利用者側から見ると景色が変わります。MMD研究所の2025年調査(2025年9月実施)では、アプリ利用者のうち交際に至った人は54.8%。裏返せば約45%は交際まで到達していません。国立社会保障・人口問題研究所の第16回出生動向基本調査でも、2018〜2021年に結婚した夫婦で「ネットで知り合った」は13.6%にとどまります。

3つを並べると、実態はこう読めます。アプリは出会いの入口として最大になったが、入口から交際・結婚まで進む割合は半分前後。各調査は対象・時期・設問が異なるため、単純比較はできない目安として受け取ってください。本記事で使う主な数値を、対象と定義ごとに1つの表にまとめておきます。

調査・公表 対象 設問・定義 数値
明治安田生命「いい夫婦の日」アンケート(2025年11月公表) 1年以内に結婚した夫婦 出会いのきっかけ マッチングアプリ30.4%(1位)
MMD研究所(2025年9月実施) マッチングアプリ利用者 交際に至った割合 54.8%
国立社会保障・人口問題研究所 第16回出生動向基本調査 2018〜2021年に結婚した夫婦 「ネットで知り合った」割合 13.6%
IBJ公式発表(2025年6月) IBJ加盟相談所の登録会員 2025年5月のお見合い成立数(1件に2名が関与) 82,598件(登録会員98,246名)
IBJ「2025年成婚白書」(2026年4月公開) IBJ会員同士の成婚者 在籍期間の中央値/出会った人数と決断までの期間 男性約9.2か月・女性約7.6か月/平均11人・4か月

現場の肌感覚: 「100人とやり取りして、会えたのは3人」

アプリで数十人から100人以上とメッセージを交わしたのに、実際に会えたのは数人だった、というご相談は珍しくありません。メッセージの途中で途切れる。日程が合わずに流れる。当日にキャンセルされる。仲介がない仕組みでは、この「会うまで」の工程をすべて自分で回すことになり、止まった理由も分からないまま次へ進むしかありません。

仲介あり・なしの差|お見合い成立は月82,598件、初対面までの流れが根本から違う

IBJの公表(2025年6月)では、2025年5月の登録会員は98,246名、同月のお見合い成立数は82,598件で過去最多でした。月間の成立件数が登録会員数に迫る規模です。ただし成立1件には2名が関わり、同じ人が月に複数回成立することもあるため、「会員の8割が会える」という意味ではありません。数字が示すのは、成立=会う前提の仕組みが大量に回っているという事実です。アプリの「マッチング」は会う約束ではありません。相談所の「お見合い成立」は、日程と場所が決まって初めて成立と数えます。

下の図は、初対面までの工程を上下2段で並べたものです。上段のアプリは5つの工程をすべて自分で進め、下段の相談所は成立後の日程調整とお断りをカウンセラーが担います。

仲介なし(アプリ)と仲介あり(相談所)で初対面までの流れがどう違うかの比較図
仲介なし(アプリ)と仲介あり(相談所)で初対面までの流れがどう違うかの比較図

仲介なし(アプリ)の流れ: いいね→マッチ→メッセージ→自力で日程調整→初対面

5つの工程をすべて自分で進めます。どこかで止まっても誰も気付きませんし、相手が別の人と並行していても分かりません。得意な人には自由で早い仕組みです。一方で、断りの連絡が苦手な人、平日夜に返信する余裕がない人は、3番目のメッセージの工程で止まりやすいと感じています。

仲介あり(相談所)の流れ: お見合い申し込み→成立→カウンセラーが日程調整→お見合い

申し込みの可否はお相手の相談所を通して返ってきます。成立後の日程・場所の調整、当日のお断り連絡もカウンセラーが代行。お断りの実際はこうです。会員はカウンセラーに「今回はご縁がなかったです」と一言伝えるだけ。お相手側の相談所へはカウンセラー同士のやり取りで伝わり、本人がお相手に向けて文面を考えて送る場面はありません。IBJ加盟相談所の一般的な運用では、申し込みから初対面まで2〜3週間で決まるケースが多いです(現場の目安で、相談所や時期により変わります)。その後は仮交際(複数人と並行可)、真剣交際(1人に絞る)、成婚という段階を踏みます。

通説「仲人が入ると窮屈、アプリのほうが自由で効率的」への異論

よく言われるのは、仲介があると自由度が下がり、アプリのほうが効率がいいという説です。現場で見ていると、効率が落ちるのはむしろ「断りの連絡」と「日程調整」を自分で抱えるときです。断りづらくて既読のまま置き、相手からも消え、気付けば1か月経っている。アプリから乗り換えて入会された方から「お断りを代行してもらえるだけで、週に数時間ぶんの気疲れが消えた」という声を聞くことは珍しくありません。自由と効率は別の話で、仲介は自由を少し削る代わりに「止まらない仕組み」を買うものだと考えています。

お見合いアプリの料金比較|月4千円・月1万円・総額30〜50万円の3段階

「お見合いアプリはお金がかかるの?」という疑問には、3段階で答えるのが正確です。金額はいずれも相場のレンジで、特定サービスの料金ではありません。

仕組み 費用の目安(相場のレンジ) 仲介 初対面までの流れ
婚活アプリ(仲介なし) 男性月額3,000〜5,000円台、女性は無料が多い。男女同額で月4,000円前後の型もある なし 自力でメッセージと日程調整
オンライン型の相談所(仲介あり・店舗なし) 月会費1万円前後、登録料が別途かかる型が多く、成婚料なしの例が多い オンライン中心 システムで申し込み、調整はスタッフ
IBJ加盟の店舗型相談所(仲介あり) 初期費用約11万円・月会費約13,200円・成婚料約22万円・お見合い料0〜1万円が相場の一例。加盟店ごとに幅が大きく、総額30〜50万円がボリュームゾーン 担当カウンセラー 申し込み→成立→カウンセラーが調整

料金は変動するため、最新の金額は各公式サイトで確認してください。費用で迷う方に私たちがまず聞くのは、金額ではなく「何か月で決めたいですか」です。相談所の総額は在籍期間で決まるからです。IBJ「2025年成婚白書」(2026年4月公開)では、成婚者の在籍期間の中央値が男性約9.2か月、女性約7.6か月。相場の一例で計算すると、月会費13,200円で9か月なら約11.9万円、これに初期費用と成婚料を足すと、ボリュームゾーンの30〜50万円と一致します。

下の図は、3段階の費用を在籍期間の中央値で総額に換算し、横に並べたものです。

高いと感じるか、短期集中の費用と感じるかは、期間の見積もりで決まります。アプリを月4,000円で3年続ければ約14万円。それで交際に至らない45%側に居続けるなら、費用対効果が逆転する場合があります。ただし成婚までの期間には個人差があり、中央値より長くかかる方も一定数いますし、成婚料は成婚しなければ発生しません。費用の詳しい内訳は婚活おすすめの方法|成婚まで9か月と46.6万円、3軸で選ぶ2026年版で試算しています。

その「うまくいかない」には、<br>必ず理由があります。

お見合いアプリの安全性|ロマンス詐欺5,645件の32%がアプリ経由、本人確認の差はどこか

警察庁の令和7年暫定値によると、2025年のSNS型ロマンス詐欺は認知件数5,645件、被害額約546億4,000万円。きっかけはマッチングアプリが32.0%で最多、被害者は40〜60代が多数でした。仲介なしの仕組みでは、相手が本当に独身か、名乗る職業が本当かを確かめる手段が「本人確認書類の画像」だけになりがちです。

IBJ加盟相談所では、入会時に独身証明書(本籍地の役所で発行)・住民票・収入証明・学歴証明の提出が一般的で、お相手のプロフィールも同じ書類で裏付けられています。アプリ側でも動きはあり、デジタル庁は2025年6月に恋愛・結婚マッチングアプリ協会と協定を結び、マイナンバーカードによる本人確認の導入が始まりました。ただし法的義務ではなく、事業者ごとの自主導入です。

安全性を見る3点チェック(アプリ・相談所共通)

  • 独身証明書が「任意提出」か「必須」か。任意なら、未提出の会員を検索から除外できるか
  • 本人確認の方法。書類の画像提出だけか、マイナンバーカードのICチップ読み取りか
  • お金の話が出たときの相談先。運営の問い合わせフォームだけか、顔の見える担当者がいるか

3点のうち、現場で私たちが最も重く見ているのは3つ目です。お金の話が出た瞬間に相談できる相手がいるかどうかで、被害に至る前に止まれるかが変わります。書類の厳しさは入口の話、相談先は入口を通ったあとの話です。

❌ 悪い例: 「会員数が多くて有名だから、安全だろう」

会員数と本人確認の厳しさは別物です。会員が多いことは相手候補の多さを意味しても、独身証明が必須かどうかとは関係がありません。規模だけを安心材料にはできません。

⭕ 良い例: 「独身証明は必須ですか。提出していない会員は検索から外せますか」

問い合わせや無料相談でこの一言を聞くだけで、仕組みの本気度が分かります。答えに詰まる運営なら、そこが判断材料です。

数字から逆算する選び方|「11人と会って4か月」を目標にできる仕組みはどれか

IBJの2025年成婚白書では、成婚者は平均11人と出会い、4か月で決断していました。行動目標に置き換えると「月に2〜3人と実際に会う」ペースです。仲介なしのアプリでこのペースを自力で保てる人と、保てない人で、選ぶべき仕組みが分かれます。あなたはいま、月に何人と会えていますか。

下の図は、「月に何人と会えているか」を起点に3つの案へ分岐する判断チャートです。

  1. 第1案(月2〜3人と会えている人): 今の仕組みを続けて構いません。ただし4か月・11人を過ぎても決め手がないなら、相手選びではなく判断基準の問題です。
  2. 第2案(マッチはするが会えない人): 仲介ありへ。日程調整と断りの代行が、止まっていた工程を動かします。ただし代行の恩恵は担当者との相性で大きく変わるため、入会前の無料面談で相性を確かめてから決めるのが前提です。相談所での段階の全体像は結婚相談所の流れ|入会から成婚後まで7段階と中央値9.2ヶ月の実態にまとめています。
  3. 第3案(マッチ自体が少ない人): 写真とプロフィールの見直しが先です。仕組みを変えても入口で同じ壁に当たります。

費用が出せない・近くに相談所がない場合の代替案

総額30〜50万円が出せない場合は、男女同額で独身証明の提出を求めるアプリや、月1万円前後のオンライン型相談所が中間の選択肢になります。地方で店舗が遠い場合も、IBJ加盟相談所の多くはオンライン面談とオンラインお見合いに対応しており、通える距離である必要はありません。ただし担当者との相性は、入会前の面談で確かめてから決めてください。相談所を比べる基準は結婚相談所の選び方|成婚率3つの式と総額28.9万円で見抜く7項目が参考になります。

どの仕組みが自分の行動パターンに合うか迷う場合は、婚活タイプ診断(10問・約3分)で先に自分の傾向を確認する方法もあります。

お見合いアプリのよくある質問

Q. お見合いアプリは安全ですか?

A. 仕組みによります。2025年のSNS型ロマンス詐欺5,645件のうち32.0%がマッチングアプリがきっかけでした(警察庁暫定値)。独身証明が必須か、本人確認がICチップ読み取りか、相談できる担当者がいるかの3点で見分けてください。

Q. お見合いアプリの男性の料金・月額はいくらですか?

A. 仲介なしのアプリは男性月額3,000〜5,000円台が相場で、女性無料のものが多いです(相場のレンジ、公式サイトで要確認)。仲介ありは月1万円前後のオンライン型から、総額30〜50万円のIBJ加盟店舗型まで3段階あります。

Q. 40代・50代に向いているのはどの仕組みですか?

A. 年齢だけでは決まりませんが、ロマンス詐欺の被害者は40〜60代が多数という警察庁の公表があり、書類で裏付けられたプロフィールが見られる仲介ありの仕組みは、この年代ほど安全面の差が出やすいと考えています。

Q. 身分証明書・独身証明書は必要ですか?

A. アプリは本人確認書類が必須、独身証明は任意のことが多いです。IBJ加盟相談所では独身証明書・住民票・収入証明・学歴証明の提出が一般的で、お相手側も同じ条件で登録しています。

次の一歩|数字を自分の状況に当てはめる

  • 「お見合いアプリ」は3つの意味が混在。選ぶ基準は名前ではなく仲介の有無
  • アプリは出会いの入口1位(30.4%)だが、交際に至るのは54.8%。約45%は「会うまで」で止まる
  • 相談所のお見合い成立は月82,598件。成立=日程と場所が決まった状態で、仲介が工程を止めない
  • 費用は月4千円・月1万円・総額30〜50万円の3段階。在籍中央値7.6〜9.2か月で総額を見積もる
  • 行動目標は「11人と会って4か月」。月2〜3人と会えているかで、続けるか乗り換えるかを判断する

本記事の数値は各調査の公表値と現場の目安であり、成果や期間には個人差があります。料金・制度は変更されるため、最新情報は各公式サイトでご確認ください。

出典一覧

  • 明治安田生命「いい夫婦の日」に関するアンケート調査(2025年11月公表、1年以内に結婚した夫婦対象)
  • MMD研究所「2025年マッチングサービス・アプリの利用実態調査」(2025年9月実施)
  • 国立社会保障・人口問題研究所「第16回出生動向基本調査」(2018〜2021年結婚の夫婦)
  • IBJ(日本結婚相談所連盟)公式発表「お見合い成立数過去最多」(2025年6月)、「2025年成婚白書」(2026年4月公開、IBJ会員同士の成婚者19,112名対象)
  • 警察庁「令和7年 特殊詐欺・SNS型投資・ロマンス詐欺の認知状況(暫定値)」
  • デジタル庁「恋愛・結婚マッチングアプリ協会との協定」に関する公表(2025年6月)
  • 料金相場: 複数の比較メディア掲載値をレンジに丸めた参考値(変動するため公式サイトで要確認)

この記事を書いた人

さかとく

婚活サロン 彩星(さいせい)主宰/IBJ加盟結婚相談所 現役カウンセラー

IBJ加盟の結婚相談所で現役カウンセラーとして活動中。これまでに累計200名以上を担当し、今も第一線で数十名を並行サポートしているため、今の市場と現場を踏まえた助言ができます。ウェブマーケティングのライターとして培った「選ばれる見せ方」と、年間数千人の応募が集まる企業で人事部長として採用責任者を務めた「人を見極める視点」を、婚活に翻訳してお伝えしています。

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