結婚相談所の仕組み

結婚相談所ブログの読み方|3ヶ月目と6ヶ月目に詰まる理由と活動9.2ヶ月の実像

結婚相談所ブログの読み方|3ヶ月目と6ヶ月目に詰まる理由と活動9.2ヶ月の実像

この記事でわかること

  • 活動期間の目安は男性9.2ヶ月・女性7.6ヶ月、お見合い平均11回・交際約4ヶ月という実像がわかる
  • 月別の表で、3〜4ヶ月目と5〜6ヶ月目という詰まりやすい時期と、その時の一手がわかる(公表データと現場の傾向は列で分けて表示)
  • 成婚率86%と利用者全体29.8%が両立する理由、つまり分母の違いの見分け方がわかる
  • 更新間隔・成婚報告の具体性・失敗談の有無という3基準と、40代の記録や「やめたブログ」の探し方が手に入る

「ブログを50本読んだのに、申し込みが1件も出せない」。入会2ヶ月目の方から、こんなご相談を受けることがあります。お見合いの申し込みボタンを押す前に、他の人の活動記録を検索しては読み込む。読むほど「自分はこの段階に達していない」と感じて、また読む。気づけば月会費だけが過ぎていた、と。

※個人が特定されないよう、複数の事例をもとに内容を再構成しています。

この記事は、結婚相談所での活動について相談を受ける立場で書いています。本文で「現場では」と書いた部分は公表統計ではなく、日々の相談から見えている傾向です。統計として使うのはIBJ(日本結婚相談所連盟)の公表値。活動期間は男性約9.2ヶ月・女性約7.6ヶ月、お見合いは平均11回、交際期間は約4ヶ月(IBJ成婚白書/2026年9月時点で確認)。体験談ブログは、この数字の「あいだ」を埋める読み物だと考えてください。

読むこと自体は悪くありません。問題は順番です。ブログは自分の現在地が分かっている人が読むと効きます。現在地が曖昧なまま読むと、他人の進度と比べるための道具に変わってしまう。だから先に置くべきは、個々のブログより段階と月数の地図のほうです。

この記事は結婚相談所の現役カウンセラー「さかとく」が書いています

IBJ加盟相談所で今も数十名の会員を直接担当する現場経験をもとに、一般論ではなく「実際どうすればいいか」をお伝えします。

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結婚相談所ブログを読む前に|お見合いから成婚までの4段階と費用の前提

体験談ブログには「仮交際3人が並行中」「真剣交際に入りました」といった言葉が当たり前のように出てきます。ここを押さえていないと、記事の温度が読み取れません。

  • お見合い:1時間前後の初対面。申し込み(申し受け)を経て成立します。
  • 仮交際:複数の相手と同時に会える段階。ブログで最も記述が多いのはここ。
  • 真剣交際:1人に絞り、結婚前提で進めます。並行は終了。
  • 成婚:婚約・退会。IBJの成婚者数は2025年に19,112名、会員数は約97,749名(2025年4月時点)と公表されています。

費用の前提も添えておきます。金額は相談所ごとに体系が違い、時期によっても変わるため、業界全体の「相場」として一般化できる数字はありません。当サイトで各社の公表料金ページを確認した範囲(2026年9月時点)では、初期費用5〜20万円、月会費1〜2万円、成婚料0〜30万円、入会から成婚までの総額30〜60万円程度に収まるものが目立った、というところまでが言える内容です。参考値として扱い、実際の金額は各社の公式資料で確認してください。段階全体の流れは結婚相談所の流れ|入会から成婚後まで7段階と中央値9.2ヶ月の実態に詳しく書いています。

お見合いから成婚までの4段階と、各段階でブログに出てくる言葉の対応
お見合いから成婚までの4段階と、各段階でブログに出てくる言葉の対応

月別で読む結婚相談所ブログの活動記録|詰まるのは3ヶ月目と6ヶ月目

ブログを時系列に並べ直すと、止まる場所がほぼ同じ時期に集まります。以下の表では、IBJの公表データと、現場で見てきた傾向を列で分けました。後者は統計値ではありません。

時期 起きやすいこと 公表データ(IBJ) 現場の傾向と、詰まったときの一手
0〜1ヶ月目 写真撮影・プロフィール作成。まだ出会いは無い — 写真の撮り直しで1〜2週間かかることが多い。申し込みを止めて写真を先に仕上げる
2〜3ヶ月目 初お見合い。仮交際に進むか進まないかで気持ちが揺れる お見合いから交際に進む割合は全年代で40%超 断られた理由を担当者経由で1件ずつ確認する
3〜4ヶ月目 最初の停滞期。仮交際の並行に疲れ、連絡が重くなる — 3回目前後で終了するケースが目立つ。並行人数を3人までに絞り、会う間隔を1週間に固定
5〜6ヶ月目 2度目の停滞期。お見合い回数だけが増えて感覚が鈍る お見合いは平均11回 回数を増やす戦略から、条件と会い方の見直しへ切り替える
6〜7ヶ月目 周囲の成婚報告が増え、焦りが出る 成婚者の32.4%が半年以内に成婚(活動期間の分布) 残り3分の2はまだ活動中と捉え直す
8〜9ヶ月目 真剣交際から成婚へ。親への挨拶など段取りが増える 交際期間は約4ヶ月(124〜125日)、活動期間は男性約9.2ヶ月・女性約7.6ヶ月 週単位で予定を逆算して組む

補足を三つ。まず、平均11回という数字は「11回で結果が出る」という意味ではありません。回数を大きく超えても手応えが変わらない方を現場では珍しくなく見ますが、これは白書の分析ではなく私の見方です。

次に、時期の境目は人によってずれます。写真を撮り直した方、繁忙期で申し込みを止めた方、お見合いを月2回に抑えている方——進度が違えば停滞も後ろにずれる。だから表の月数は、自分の月数ではなく「何回目のお見合いか」「何人と仮交際したか」に読み替えてください。

最後に、あえて非自明な観察を一つ。3ヶ月目で止まる方の多くは、会話や条件を先に直そうとします。実際に効いたのは写真の撮り直しだった、というケースがかなり多い。会えていないのに会い方を直しても、変わる場所がないからです。

もし今が3ヶ月目や6ヶ月目なら、それはあなただけの失速ではありません。多くの記録が同じ場所で止まっています。

停滞期に担当者へ伝えるとき、言い方で得られる助言がまるで変わります。

  • ❌「なかなかうまくいきません。どうしたらいいですか」
  • ⭕「この3ヶ月でお見合い6回、仮交際2人、どちらも3回目のデートで終わりました。終わり方に共通点があるか一緒に見てもらえますか」

後者は事実の数だけで構成されています。回数・段階・終わった時期を並べる。これだけで、担当者は写真の問題か会話の問題かを切り分けられます。自分がどの段階で止まりやすいタイプかを先に把握しておきたい方は、当サイトの婚活タイプ診断(10問・約3分)をどうぞ。仮交際や真剣交際が終わる典型的なパターンは真剣交際が終了する理由|破局2〜4割の典型5パターンと時期別の兆候で整理しました。

40代・アラフォーの活動記録は、同じ月数で読まない

ブログを探す方から一番よく出るのが、年代の話です。「30代の記録を読んでも自分に当てはまらない」。その感覚は自然だと思います。年代別に停滞時期がどう違うかを示した公表データは、私が確認した範囲では見当たりません。ただ現場の印象として、40代の方は最初のお見合い成立までに時間がかかりやすく、そのぶん3ヶ月目の停滞が後ろへずれることがあります(個人差があります)。

だから読み方はこうなります。月数ではなく段階をそろえる。「入会4ヶ月目」の記録ではなく、「初めての仮交際が終わった回」を探す。年代で絞りたいときは、検索語に年代を足すより、記録の中に書かれたお見合い回数と仮交際人数を手がかりにしたほうが、自分に近い記録に当たります。

結婚相談所ブログの数字と公表統計のズレ|「成婚率」を並べて比べない

ブログで最も混乱を生むのが成婚率です。27%と書くところもあれば、86%や89%を掲げるところもある。数字が違うのは、成婚の定義(婚約か真剣交際入りか)と分母(在籍会員か退会者か)が各社で異なるためです(結婚相談所比較ネット)。単純比較はできません。

視点を変えるために、外部調査も置いておきます。リクルート「婚活実態調査2024」では、2023年に結婚した人のうち婚活サービス経由は15.3%(約7人に1人)。各サービスの利用経験者のうち結婚に至った割合は、婚活サイト45.2%、結婚相談所29.8%でした。婚活サイトのほうが高く見えますが、これは利用者の年齢層も併用状況も違う設問の数字で、サービスの優劣を示すものではありません。IBJの成婚白書が示す「成婚した約2万人の平均像」と、この29.8%も調査対象も母集団も違う。前者は成婚した人だけを集めたデータ、後者は利用した人全体を分母にしたデータです。ブログの数字を読むときも、まず「誰を分母にした話か」を探してください。

なお婚姻数そのものは、厚生労働省の人口動態統計で2025年が505,656組(速報値/2026年9月時点で確認)と2年連続の増加。市場が縮む一方という前提でもありません。速報値は確定数で改定されることがあり、数値を保証するものではありません。

その「うまくいかない」には、<br>必ず理由があります。

信頼できる結婚相談所ブログの見分け方3基準

「更新頻度が高いブログは良い相談所」。よく見る説ですが、そこまで単純ではありません。恋愛一般の読み物(脈ありサイン、LINEの頻度など)で本数を稼いでいるブログも多く、本数とサポート力は比例しない。私が見るのは次の3点です。いずれも経験に基づく見方で、統計ではありません。

  • 更新の間隔。月1本未満が続くなら、会員対応の記録としては参考になりにくい。逆に日次更新でも中身が恋愛コラムだけなら、判断材料にはなりません。
  • 成婚報告の具体性——「◯ヶ月活動」「お見合い◯回」「仮交際◯人」まで書いてあるか。段階の言葉が出てこない成婚退会の報告は、時系列の参考になりません。
  • そして、うまくいかなかった話があるか。交際終了、活動休止、条件の見直し。この記述があるブログは現場に即しています。

もう一つ、構造的な偏りも知っておいてください。個人の体験ブログは、成婚した人ほど書き続ける。途中でやめた人のブログは更新が止まり、検索でも上位に出てきません。つまり読者の目に入る記録は、最初から成功寄りに偏っています。カウンセラー側のブログも、成婚事例が題材になりやすい点は同じ。落ち込んだ日の記録が少ないのは、そういう日が存在しないからではありません。交際終了からの立て直し方は交際終了の立ち直り方|11人に1人の確率と当日〜1ヶ月の行動プランにまとめています。

読みたい結婚相談所ブログの探し方|検索語の組み立てと3つの入口

当サイトでは個別の相談所やブログの評価・ランキングは掲載しません。代わりに、探し方を置いておきます。おすすめを他人に選んでもらうより、自分で当てたほうが早いからです。

検索語は「結婚相談所 ブログ」だけだと、事業者の集客記事ばかりが並びます。段階と状態を足してください。

  • 段階で絞る:「結婚相談所 活動記録 3ヶ月目」「仮交際 3回目 終了 ブログ」「真剣交際 ブログ 不安」
  • 状態で絞る:「結婚相談所 うまくいかない ブログ」「結婚相談所 やめた ブログ」「お見合い 断られた 立ち直り」
  • 結末で絞る:「成婚退会 note」「成婚退会 ブログ 40代」「退会後 同棲 ブログ」

入口は3つで足ります。ブログ検索サイトの婚活ランキング、note の成婚退会記、各連盟が公開しているカウンセラーブログの一覧。読み物として引き込まれるのは、たいてい「うまくいかなかった回」を具体的に書いているものです。悩み別に読み分ければ、1回あたり2〜3本で十分。

読む量の目安も決めておくと止まりにくくなります。週30分、記事数で3本程度。読んだあとに必ず1つ行動(申し込み1件、写真の相談、担当者への連絡)を入れる、という順番で組んでください。

よくある質問

Q. 40代・アラフォーの活動記録は、どこで探せばいいですか?

A. 「成婚退会 ブログ 40代」のように年代+結末で引くと、月次記録タイプに当たりやすくなります。ただ年代を絞るほど件数は減るので、最終的には年代よりお見合い回数・仮交際人数が近い記録を選ぶほうが実用的です。

Q.「結婚相談所をやめた」「うまくいかない」というブログは読んでも大丈夫ですか?

A. むしろ貴重です。検索に出にくい分、読めたときの情報量が多い。読むときのコツは、やめた理由を「相談所が合わなかった」「タイミングが合わなかった」「条件を変えられなかった」のどれかに仕分けること。自分に当てはまるのは、たいてい一つだけです。

Q. カウンセラーのブログと会員本人のブログ、どちらを読むべき?

A. 上位に出やすいのは、カウンセラーが現場の判断を書くタイプ、会員本人の月次記録タイプ、恋愛一般のコラムタイプの3系統。進め方を知りたいなら前の2つ、気晴らしなら3つ目です。目的を決めずに読むと、3つ目ばかり読んで時間が溶けます。

Q. 成婚退会したあとのブログは参考になりますか?

A. 活動中の判断材料としては弱めです。結果を知ったあとに書かれた記録は、当時の迷いが整理されて消えているため。活動の参考にするなら、進行中に書かれた月次記録のほうが近い温度で読めます。

Q. 自分も活動記録をブログに書いていいですか?

A. 書いて構いませんが、お相手が特定されうる情報(勤務先・出身地・会った場所と日付の組み合わせ)は外してください。相談所によっては会員規約で在籍情報の公開に条件があるため、書き始める前に担当者へ確認を。自分の整理が目的なら、公開せず手元のメモで足りることも多いです。

要点と、次の一歩

  • 活動期間の目安は男性約9.2ヶ月・女性約7.6ヶ月、お見合い平均11回、交際期間約4ヶ月(IBJ成婚白書)。
  • 詰まりやすいのは3〜4ヶ月目と5〜6ヶ月目。回数を増やすより、条件と会い方の見直しが効く時期です。
  • 平均11回は「11回で結果が出る」という意味ではありません。回数を超えても手応えが変わらない方は現場でよく見ます(統計ではなく筆者の見方)。
  • 成婚率は定義と分母が各社で違い、比較不可。利用者全体を分母にした数字は29.8%(リクルート婚活実態調査2024)。
  • ブログは更新間隔・成婚報告の具体性・失敗談の有無の3点で読む。成功寄りに偏る構造も前提に。
  • 探すときは段階・状態・結末を検索語に足す。読んだら1つ行動を入れる。

最後に導線の前提を明記します。当サイトは特定の結婚相談所への入会を仲介しておらず、本記事に相談所を紹介する広告リンクは含みません。無料相談は当サイトが直接お受けするものです。

状況の整理そのものを相談したい場合は無料相談へどうぞ。話す内容をまとめてこなくても構いません。これまでのお見合い回数、仮交際の人数、終わった時期——覚えている範囲の数字だけ持ってきていただければ、どこで止まっているかは一緒に見られます。

本文の数値は公表時点の目安であり、調査主体によって定義・対象が異なります。改定される場合があり、成果を保証するものではありません。進み方には個人差があります。

出典(いずれも2026年9月時点で確認)

  • IBJ「成婚白書」(日本結婚相談所連盟/約2万人の成婚者データ):成婚者の平均年齢、お見合い回数(平均11回)、交際期間(124〜125日)、活動期間(男性9.2ヶ月・女性7.6ヶ月)、活動期間の分布(半年以内32.4%)、年代別の交際率(全年代40%超)。※版年は公表ページの表記に準じます。
  • IBJ「数字でIBJチェック!」:成婚者数19,112名(2025年)・会員数約97,749名(2025年4月時点)
  • リクルート「婚活実態調査2024」(2023年に結婚した人を対象とした調査):婚活サービス経由15.3%、各サービス利用経験者のうち結婚に至った割合(婚活サイト45.2%/結婚相談所29.8%)
  • 厚生労働省「人口動態統計速報」:2025年の婚姻数505,656組(速報値。確定数で改定される場合があります)
  • 結婚相談所比較ネット:成婚率の定義と分母が各社で異なる点の解説
  • 費用の数値:各社が公表している料金ページを当サイトで確認した範囲の参考値(業界相場を示すものではありません)

この記事を書いた人

さかとく

婚活サロン 彩星(さいせい)主宰/IBJ加盟結婚相談所 現役カウンセラー

IBJ加盟の結婚相談所で現役カウンセラーとして活動中。これまでに累計200名以上を担当し、今も第一線で数十名を並行サポートしているため、今の市場と現場を踏まえた助言ができます。ウェブマーケティングのライターとして培った「選ばれる見せ方」と、年間数千人の応募が集まる企業で人事部長として採用責任者を務めた「人を見極める視点」を、婚活に翻訳してお伝えしています。

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