結婚相談所カウンセラーのセイです。
- 真剣交際がうまくいっていない…
- どんな理由で終了するの?
- 終了されずに成婚するには?
とお悩みの方に向け、今回のテーマは
「真剣交際の終了理由」
です!
これまでの実経験も踏まえ、解説していきますね!
真剣交際の終了はショックですが、必要なときもあります…
記事のポイント
- すれ違いが深まると終了理由になる
- 4つのポイントで真剣交際の失敗を防げる
- 理由によっては終了した方がよい
真剣交際が終了する理由17個!ご縁を壊す要注意ポイント!
それではさっそく真剣交際が終了する理由を見ていきましょう。主なところで以下の17個になります。
真剣交際の終了理由
- 宗教・金銭・親族問題が発覚
- 気持ちが盛り上がらない
- 結婚観など深い話をしたがらない
- 人生プランをよく考えていない
- 話が盛り上がらない
- 気が短い・のんびりすぎる
- 成婚を決意せず決断力がない
- デート先や日時が人任せ
- 話が長く冗長・感情的
- 会話で気持ちに寄り添ってくれない
- 品がない・マナーが悪い
- 人への指摘が多い
- LINEや電話の頻度が合わない
- 年齢が気になる
- 口臭・体臭がひどい
- 生理的に受け付けない
- ダサい
ちょっと多いですが、それぞれ確認していきましょう!
①宗教・金銭・国籍に関する新事実
まず、宗教・金銭問題が新たに発覚したり、国籍に関する考え方のすれ違いで破局することがあります。
宗教的行為や、入信を勧められた場合、ご自分がそれを認められなければ、結婚後も一緒に過ごすことは難しいでしょう。どの宗教であればOKということもありませんが、世俗的な行為を超えた習慣などをもっていないか、カウンセラーを通じてでも確認しておくことがおすすめです。
また、ご自身が問題を感じなくとも、実家のご家族が忌避感を示す場合もあります。お相手の良いところをしっかり伝えつつ、ご家族がどう思うかをやんわりと確認しておくと良いかもしれません。
金銭問題も深刻ですが、理由を明らかにする必要があります。たとえば同じ借金でも、趣味やギャンブルが理由だと、真剣交際終了の要因になりやすいです。一方で、奨学金などが理由の場合は、問題にならないことが多いです。結婚後に発覚すると問題が複雑化しますので、事前に確認しておくことが必要です。
また、お相手やご家族の国籍を気にする方もいます。良い悪いではなく、価値観の違いですが、こちらも可能な限り早く確認し、話し合っておくべきでしょう。
②気持ちが盛り上がらない
お相手との結婚に対して気持ちが盛り上がらず、交際を終了するパターンです。体感として、これがもっとも多い終了理由です。
交際期限ぎりぎりまで考えて終了する場合もあれば、「こんな気持ちで真剣交際を続けるのは申し訳ない」と早い段階で終了させてしまう場合もあります。どちらにせよ、「この先一緒にいても気持ちが盛り上がらない」と危惧している状況です。
真剣交際を終了させないためには、互いに過ごす時間・体験を増やし、心の距離を縮めていくことが必要です。特にドライブや散歩、家デートなど、人となりがわかる濃密な時間を過ごすと効果的です。
③結婚観など深い話をしたがらない
結婚後の生活や、貯金、子どもの話など、深い話を真剣交際ではしたいもの。そんなとき、デートや電話のたびにそれとなく切り出してみても、真正面から向き合って話してくれない相手ですと、終了の理由になりやすいです。
IBJが実施している、真剣交際カップル向けのセミナーに参加するなど、強制的に話すきっかけを作ることが効果的です。また、カウンセラーに相談をすれば、相手方のカウンセラーと連携をとって、次回のデートで話すよう促し、下地を作っておくことも可能です。
結婚に踏み切るには「結婚後のイメージ」を両者が共有できることが必要です。不安な思いを抱えないよう、しっかりと話し合っておきましょう。
④人生プランをよく考えていない
深い話ができたとしても、人生プランを特に考えておらず、仕事や結婚生活への明確なビジョンが示せない場合、「この人で大丈夫なんだろうか」と不安にさせてしまい、真剣交際を終了される場合があります。
単なる恋愛とは異なり、結婚後は一緒に生活していく同志です。安定した生活を送るための信頼感がなければ成婚へは踏み切れませんので、そのような点からも普段から具体的なイメージを持てるように考えておきましょう。
⑤話が盛り上がらない
何度デートをしても話が盛り上がらず、「この人といても楽しくないなぁ」と思われてしまうと、交際終了となる場合が多いです。
話が盛り上がらない理由として、価値観が違う、話下手などいろいろあるかと思いますが、結局のところ、結婚後に楽しく充実した時間を過ごせるかが不安になってしまうのです。安定的な人、穏やかな人はそれだけでも価値ですが、一緒にいて「気持ちが動くこと」「楽しい時間を過ごせること」も当然重視されるのですね。
⑥気が短い・のんびりすぎる
自分と比べ相手の気が短い・のんびりすぎるなど、性格の違いは真剣交際を終了する理由となりやすいものです。
相手の気が短ければ、機嫌を損ねないかビクビクしながら生きなければなりませんし、のんびりしすぎていればこちらがイライラしてしまいます。そこまで極端でなくとも、物事に対するスピード感が違いすぎると、ストレス度の高い結婚生活になってしまいますので、無理に合わせず、終了することも1つの選択肢です。
⑦成婚を決意せず決断力がない
IBJでは、交際できる期間が最大6カ月までと定められています。そのため、お見合い終了後6か月以内に成婚するか、交際を終了させるかを決断しなければなりません。
もちろん、成婚するか否かの判断には一定の時間が必要ですが、皆同じルールに従って婚活をしている際に、「決断ができない」と先延ばしにしていると、「結婚後も大事な局面で決断できない人なのではないか」と不安に思われ、終了理由となってしまいます。
家族の問題や、居住地問題、金銭問題など、結婚後は重要な判断が増えますので、この段階から「決めきる力」をつけておくことが大切です。
⑧デート先や日時が人任せ
デート場所やタイミングを主体的に決めず、「〇〇さんは何がしたい?」と相手に頼ってばかりの状態が、終了理由となることもあります。
上記のように、結婚後は多くのトラブルや、解決すべき事態が発生するでしょう。そんな際に主体的に考えられず、常に相手に任せる姿勢の方だと「この先ずっと一方的に頼られ続けるのかな…」と不安になってしまいます。
相手を尊重しているつもりが、相手任せになっていないか、確認することが重要です。なお、デートに限らず「自分で案を作ったうえで、相手の希望に合わせる」という形がベストです。
⑨話が長く冗長・感情的
会話が長く、冗長的だと飽きられてしまう可能性があります。会話はキャッチボールですから、互いに「気持ちを交換」する体験がないとつまらないものになってしまいます。会話は日常的な幸せに直結しますから、だれてつまらない会話がその先も続くのかと思うと、結婚も難しくなります。
また、感情的な会話に始終してしまうのも交際終了の原因となることが多いです。結婚後はトラブル発生や、嫌なことがある日だってあるでしょう。そんなときに、感情的にあたるような人とは、一緒にいてストレスになるばかり…。未来が考えられない…と交際終了理由になってしまいます。
⑩会話で気持ちに寄り添ってくれない
よく男性にありがちなのですが、
- 解決策を提示する
- 理由の分析をする
だけが会話の中心になり、「大変だったね…」など、相手の気持ちに寄り添い、共感する姿勢や発言が欠けている場合があります。
多くの場合、相手が会話で求めているのは解決策ではなく、共感や労りです。解決策が知りたい場合は、明示的に質問してきますので、まずは「気持ちを交換する」発言をしっかりと示していきましょう。
(もちろんうわべだけではなく、心から相手に興味を持ち、共感することが大切です。)
⑪品がない・マナーが悪い
真剣交際中は、レストランでご飯を楽しむときも多いでしょう。そんなとき、品のない発言やマナーが悪いと、今後の結婚生活が不安になり、真剣交際を終了する理由となります。恋人のうちは問題なくとも、結婚となれば親族や上司などと会う機会も増えます。
単純に「人に合わせるのが恥ずかしい」と思われてしまうと、将来を考えることが途端に難しくなります。
⑫人への指摘が多い
人への指摘が多い人も、交際終了の理由となりやすいです。特に、
- 細かい
- 「これが普通だよね」などと決めつける
- 店員さんの態度が気になる
ような人とは、一緒にいて楽しい時間を過ごせません。
それどころか、普段から顔色を伺って接する必要があり疲れてしまいます。しかも、このような方々の多くは「その人のためを思って」「よかれと思って」指摘していることが多く、厄介です。
客観的に自分を観察してみて、もし指摘が多いようでしたら「気になってもスルーする力」もつける必要があります。
⑬LINEや電話の頻度が合わない
交際中はLINEや電話で小まめに連絡をとりますが、相手に求める「返信スピード」や頻度は人それぞれ。特にLINEは差が大きく、短いメッセージをテンポよくラリーしたい人もいれば、長めのメッセージを1日に1回程度やり取りするくらいでないと疲れてしまう人もいます。
これは良い悪いではなく、合う合わないですので、交際自体がストレスになるなら交際終了の理由としてよく挙げられます。
ただ、結婚後は一緒に住むわけですから、そこまでLINEや電話で長くやりとりをすることはありません。連絡の頻度というよりは、「予定の変更があったときや、帰宅するタイミングなどで適切に連絡できるか」という「対応の速さ」が重視されますので、LINEや電話の頻度以外のところが問題ないのであれば、真剣交際の終了理由とするのはもったいないかもしれません。
⑭年齢が気になる
仮交際のときから話が合い、一緒にいて楽しいと思って真剣交際に突入するも、いざ成婚が現実味を帯びてくると、
- 子供問題
- 親族との関係
- 世間体
などから、それまで気にしなかった年齢差を意識することもあります。
年齢差は事実として存在するので、これを理由に真剣交際終了されないためには、他の部分で相手の気持ちをがっちりとらえておく必要があります。また、単純に見た目を洗練させ、若々しさを保つだけでも、年齢というハードルは一気に低くなります。
⑮口臭・体臭がひどい
とても悲しい理由です。
真剣交際まで進んでいるので、人柄や気が合うという点はクリアしています。しかし、それを超えても交際を終了せねば…と思わせる程の口臭・体臭が時に大きな壁として立ちふさがります。
「人柄は凄く良い方なので、迷ったのですが…」と泣く泣く交際終了を切り出す女性会員様も多いもの。しかも本人は「自分の臭い」には気が付かないため、自発的に治すきっかけも少ない点も悲劇です。
特に体臭は、身体だけでなく、長年着続けている洋服が原因の場合もあります。
- 歯磨き
- ブレスケア
- シャワー
- 制汗スプレー
- 汗拭きシート
- 服は清潔に
など、不必要かと思っても最善を尽くしましょう。
⑯生理的に受け付けない
こちらはさらに悲しい理由…
臭いなどがなくても、腕の毛や、歯並び、笑い方や歩き方、場合によっては「理由もわからないけど」生理的に無理!という場合です。
- 人柄が良く、尊敬できても、生理的に手がつなげない…
- キスなどが想像できない…
というケースでは、物理的に仲を深めていくことができません。
毛や歯並びは修正することが可能かもしれませんが、それ以外はなかなか難しいところ。カウンセラーとしても、「我慢して慣れてみましょう!」とはいえず、交際終了に至る可能性が高い理由です。
⑰ダサい
最後に、真剣交際時も私服のセンスが意外と重要です。
成婚を意識すると、親や友人への紹介のことを考えるようになります。ちょっと極端な言い方をすると、私服がダサいと「人に紹介するのが恥ずかしい」と思われてしまうのです。
ただ、これは簡単に修正が可能です。
ショップで店員さんに合わせてもらうだけでも洗練されますし、センスが磨かれます。1回でも良いので、スタイリストさんの意見を聞いてみるのもいいでしょう。
少しずつ変更していけば良いだけですので、自信がない人は早めにセンス磨きを始めてみましょう!
真剣交際が終了しないために気を付けるべきこと4つ
以上、真剣交際の主な終了理由を見てきました。
せっかく真剣交際まで進んだご縁であれば、そのまま成婚したいものですよね。個別にご紹介した対処法とは別に、根本的に「真剣交際を終了させないため」の注意点を4つお伝えしましょう。
①慢心せず「気持ちを動かす」努力をする
真剣交際は、仮交際と異なり1対1の交際です。いわば相手も自分も「互いを唯一と絞った」状態です。
そのため「相手の特別になった」ことで慢心し、おざなりな人間関係になってしまう方もいらっしゃいます。(優先順位が下がったり、甘えることが当たり前になったりなど)
ですが、上記のように真剣交際中も「成婚できるのか?」という視点から見極められています。そのため、「この人と結婚したい」というプラスの方向に気持ちを持ってくるような努力が必要不可欠です。
上で紹介した理由はいわば交際終了へと続く「マイナス要因」です。
マイナス要因をなくすことも大切ですが、相手の気持ちを動かし続け、「結婚したい」というプラス要因を強く保持していれば、少しのマイナス要因があっても、真剣交際は終了しません。
- デートをリードして楽しい時間を過ごす
- 共感し「味方がいる」と感じてもらう
- 仕事観や人生観を話し互いに尊敬しあう
- ポジティブな姿勢で元気を与える
などで、「相手にとっての価値」を示し続けましょう。
②話し合いを大切にする
気持ちを動かすだけでなく、「気持ちがつながっている」という感覚も成婚には重要です。
そのためには結婚後の生活や、結婚観について話し合い、互いの意見を尊重しながら落としどころを見つけるような建設的な会話ができることを体感してもらう必要があります。
話し合いに真正面から向き合うということは、お相手そのものに真正面から向き合うということ。
「あなたを大切に想うからこそ、意見を聞きたいし、二人が納得できる結論を見つけたいよ」という姿勢を見せることで、「この人とならどんな人生でも安心して生きていける」と思ってもらうことができるでしょう。
③結論が出る問題かを峻別して決断する
相手との結婚生活で不安なところ、気になるところは誰しもあるもの。
ですが、「やってみなければ分からない」ことだって多くあります。にもかかわらず、リスクのイメージだけ膨らませて踏み出せない期間が長くなると、相手の気持ちも下がってしまいます。
自分では「迷いながらでも見極める」期間でも、相手にとっては「待たせられているorチェックされている期間」であり、気分が良いものではありません。
考えて結論が出る問題なのか、実際にやってみないと分からないものなのかをきっちりと分けるようにしましょう!
④カウンセラーを通じて相手の気持ちを都度客観的に確認する
体臭や生理的嫌悪感をはじめとして、真剣交際の終了理由になるものは、お相手に直接伝えづらいものです。そのため、お相手以外の全員がうまくいっていると思っていても、実はお相手がもんもんと抱え込んでいただけで、突如として交際が終了される場合もあります。
そのため、定期的にカウンセラーを通じて相手の気持ちを確認するようにしましょう。「気になるところ」「成婚を妨げる要素」が何かないか、常に確認しておけば、早めに改善すべき箇所がわかり、対処できるかもしれません。
せっかくのご縁ですし、あいだにカウンセラーが入っていますので、うまく使ってくださいね!
真剣交際を終了した方が良い理由もある
以上、真剣交際の終了についてお伝えしてきましたが、真剣交際に進んだからといって必ず結婚しなければいけないわけではありません。
真剣交際の意味は、仮交際より踏み込んで互いを見極めるところにあります。しかも相手の性格が良くとも、借金・親族関係などの「環境」が将来の結婚生活に影を落とすこともあります。
一生懸命婚活していただいているのは、この後数十年を幸せに生きていただくためです。無理に結婚まで突き進み、その後ずっと辛い思いをするなら、この段階で「やっ!!!」と引き返した方が良いです。
何があなたの幸せか、都度都度カウンセラーと一緒に話し合いながら、明確化して婚活を進めていきましょう!
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