結婚相談所カウンセラーのセイです。
- 真剣交際の告白ってどんな言葉がいいの?
- 申し込む場所やタイミングって?
- 保留されたらどうしよう!?
という方に向け、今回のテーマは「真剣交際の告白」です!
ドキドキしますよね…
仮交際の回数も進み、そろそろ真剣交際を申し込みたいと思っている方、方法がはっきりしないと気が重いですよね。そんな方に向け、今回は婚活における真剣交際の告白方法についてお伝えしていきますよ!
記事のポイント
- すれ違いが深まると終了理由になる
- 4つのポイントで真剣交際の失敗を防げる
- 理由によっては終了した方がよい
【15%】真剣交際の申込みはその後を決める重要な告白
結婚相談所の婚活では、仮交際から真剣交際に進む割合は15%といわれています。
お見合いをしてから仮交際に進む確率が30%ですから、結局結婚相談所を使ってお見合いをした方の4.5%が真剣交際に進めるということになります。
真剣交際はそれほど狭き門ですし、しかもそのまま成婚する方が多いため「真剣交際に進むか否か」は婚活で非常に重要な決断です。
また、真剣交際後は互いに「結婚観やライフプランの深掘り」をしますが、信頼度によって話し合いの難易度が激変します。「告白」はその「信頼性」を高める重要な要素ですから、しっかりと向き合っていきましょう。
【失敗回避】告白タイミングはカウンセラーに相談必須!
仲良くなってきたしそろそろ真剣交際かな…
と考えている方、要注意です!告白のタイミングは慎重に見極める必要があります。以下、解説していきましょう。
男女で最適なタイミングは異なる
一般的に婚活では男性の方が早く気持ちが盛り上がります。人によっては3回くらいあった段階で「もう結婚してもいっかな」くらいのスピード感を持っている方すらいます。
一方、婚活をしている女性は気持ちの盛り上がりに時間が必要です。そのため、男性が真剣交際に行きたいと考えても女性の気持ちが追い付いていないケースも多いです。
(※なお、交際5~6か月目くらいになれば、むしろ女性の方が愛情のスイッチが強く入り、男性よりも愛情度が高い状態で成婚退会していく方も多いですのでご安心ください。)
「3回デートしたら真剣交際」説は嘘!
結婚相談所にいると、よく「3回デートをしたら真剣交際」という言葉を聞きますが、これまでのカウンセラー人生でそこまで早く両者の気持ちが整ったことは滅多にみたことがありません。以下のような例外的ケースばかりです。
超速婚活の例
- 気が合いすぎてもはや前世も結婚してたレベル
- 著しく深く自己開示ができている
- 強化合宿ばりに毎回のデートが長くかつ楽しめた
- 長ーいメールやLINEで互いの価値観を交換し尽くした
要は、何らかの事情で
心が強く繋がり、不安点がない
という状況にある場合です。
ただ、お見合い後のたった3回のデートでそこまでの関係性を築くことは通常難しく、「真剣交際の可能性があるか判別する」程度だと思います。そのため、回数だけを頼りにタイミングをはかると失敗してしまいます。
告白タイミングはカウンセラーに相談しよう
真剣交際に至れる程、気持ちが整っているかは、お相手や状況によって変わります。結婚相談所では、せっかく間にカウンセラーが入っていますので、ぜひカウンセラーを使っていただけると嬉しいです。
まず、ご自分が真剣交際を検討し始めた段階で、カウンセラーにご相談ください。すぐに先方に現在の気持ち状況を確認してきます。
その際、
- 真剣交際の告白を受けてくれそうか
- 迷う点・不安点はあるか
- 背中を押すにはどんな対応が良いか
を聞いてきます。
相手サイドの的確なフィードバックを受け、それに沿ってお付き合いを進めていければ、安心してタイミングをはかることができるでしょう。その結果、「相手から今ならOKがもらえる!」と判明した時点で告白への踏み込めば、以下でお伝えするようなちょっと緊張しそうな告白方法も自信をもって実施することができます。
断られるかわからずに突撃しなくて良いのが、結婚相談所のいいところ!
真剣交際の告白は丁寧な言葉で明確に伝える
実際に真剣交際の告白をする際の言葉は、
- 明確さ
- 丁寧さ
- 具体性
が非常に重要です。
明確な言葉で告白する
女性が一番困るのが、
え?これって真剣交際に進みたいってこと?
と疑問に思うようなふわっとした言葉です。
- 「これからも一緒にいてほしい」
- 「来年も一緒に桜を見たい」(←実話)
- 「親に会いに行きたい」
これらは普段の会話よりは踏み込んでいる分ドキッとするのですが、明確に「真剣交際に進みたい」という意思表示なのか、今の気持ちをなんとなく伝えているのか分かりません。反応にも困ってしまいますので、結局帰った後カウンセラーさんに
〇〇と言われたんですが、なんだったんでしょう…
と相談することになるのです。
「僕と真剣交際に進んでくれませんか。」
と明確に伝えるようにしましょう。
丁寧な態度で告白する
よく女性がモヤモヤしてしまう告白方法に「なんかシレっと言ってきた」というものがあります。
- そろそろ真剣交際でもどう?
- 真剣交際いっておく?
という、なんとも主体性を感じない、斜に構えている感じの言い方です。
上記のように真剣交際は皆さん慎重進む重大局面です。ぞんざいなイメージを与えると、真剣度が疑われるので、真正面から丁寧な態度で告白しましょう。
具体的に好きなポイントも添える
こちらはオプションですが、なぜ自分が真剣交際に進みたいと思ったかも併せて伝えると非常に効果的です。
女性と男性は気持ちの盛り上がりにギャップがあるとお伝えしました。そのため、多くの女性側はちょっと前のめりな男性をこれまで見てきています。その際よくご質問いただくのが、「この人は、私の内面や人となりをちゃんと知ったうえで、考えているのだろうか」ということです。
その女性に惹かれているポイントや、尊敬する点を具体的に伝えて、「だからあなたと真剣交際に進みたいんです」と伝えると、女性としてもより嬉しくなりますし「自分のことを見てくれている、考えてくれている」と信頼感を持つようになります。
せっかく勇気を出して真剣交際の告白をするのですから、普段は言えないようなことも一緒に伝えましょう!
※可能であれば普段から素敵なポイントはお伝えし続けられることがおススメです。結婚後もそれだけで平和度が5000%アップします。
告白に最適な場所は「3つの要素」が必要
真剣交際の告白に最適な場所は以下の3つの要素がそろっている場所です。それが…
ポイント
- 薄暗くムードがある
- 周囲に人がいない
- プロポーズで困らない程度感
です。
薄暗くムードがある
告白自体を女性に喜んでもらうためには「特別な体験」であることが必要です。そのため、薄暗くムードがある場所を選びましょう。
真剣交際後に女性が思い返したとき、胸がとくんと高鳴るような体験をプレゼントできれば、その後の関係もぐっと縮まりますし、深い話もしやすくなります。女性の気持ちも盛り上がりますから、成婚自体もスムーズに意識できるようになるでしょう。
周囲に人がいない
「周囲の目が気になる」女性も多いです。どんなに素敵な体験でも、周囲が気になっては100%楽しめませんし、逆に居心地の悪い時間になってしまいます。そのため、周囲に人がいないところを選びましょう。
レストランの個室が一番おススメです。落ち着いた雰囲気と、誰にも邪魔されない安心感があり、スムーズに告白をすることができるでしょう。
景色が綺麗な公園のベンチや、橋の中腹などでも問題ありません。ただ、天候や風の強さ、女性の足の痛さ、話し中に人が通るリスクなどを考えると、やはりレストランが一番安全です。
プロポーズで困らない程度感
こちらは完全に男性都合の要素ですが、プロポーズをする際もやはり特別感が必要です。もし真剣交際の告白でぶっちぎりに特別感を出してしまうと、プロポーズではそれを超えていかねばならぬというジレンマに陥ってしまいます。
また、プロポーズに匹敵するくらいのサプライズ感を出すと、女性側が「まだ真剣交際でどうなるか分からないのに…」と変に恐縮されたり、逆に温度感の差が明確になってしまう場合もあります。
過去のケースで
男性があれだけやってくれているのに、自分の気持ちがついていけない現状が申し訳なく、お断りしたい
という極めて悲しいケースもありました。
その点からも、お店を巻き込んだサプライズや、豪華すぎるプレゼントなどはやめておいた方が無難です。
プレゼントは気持ちの表れ
以前、
「僕にとってはプロポーズと同じくらいの気持ちだということを示したいんです!」
と超絶高価な指輪を告白時にプレゼントしようとした会員様がいらっしゃいました。
「それはやりすぎです!!」と必死に止めたのですが、真剣交際の告白をする際にプレゼントを渡すこと自体は大賛成です。
ただリングなどのアクセサリーは少々インパクトが重すぎますし、大きなお花は意外とかさばって持ち帰るのが大変だったりします。そのため、お花の場合は小さなブーケくらいがよいでしょう。ベストは、鞄にも入れることができ、家でも手間なく飾っておける「ハーバリウム」あたりです。
他にも、もし仮交際中に「これが欲しい」と聞いたものがあれば都度都度メモをしておき、真剣交際を考えているあたりでカウンセラーにご相談ください。
なお、女性からクッキーなど簡単なプレゼントをお礼に渡すこともおすすめですよ!
【女性向け】告白への返事は正直&明確に
以上が、真剣交際の告白についてでした。
これに対して「返事は正直に、そして明確に」返しましょう。
真剣交際の申込みを受ける場合
真剣交際の申し込みを受ける場合にはもちろん
私でよければぜひ!
と明確にOKだという意思を伝え、可能であれば男性の素敵だと思っているポイントを併せて伝えればベストです。
また、上述したように男性側は大きな緊張と事前準備を経て、告白に至っています。プレゼントをもらえる場合もあるでしょう。この点についても、「凄く嬉しかった!ありがとう!」と感謝の念を伝えて下さい。
頑張った男性も救われますし「こうすると喜んでくれるんだ!」ということを分かってももらえます。今後のプロポーズや、結婚後の記念日にも大きく影響することでしょう。
真剣交際に進むか保留したい場合
一方、まだ真剣交際に進むか決められず、保留したい場合もあるかもしれません。その際、大きく3つのことを必ず伝えましょう。
ポイント
- 告白へのお礼
- 保留したい意思
- お相手の素敵なところ
まずは、お礼からです。
いきなり「ごめんなさい」と伝えると、予想以上のショックを男性に与えてしまいます。まずは相手の努力や告白を受け取り、嫌ではなかったということを示すためにも「そんなことを言ってくれて、本当にありがとう。」と伝えてください。
その後、「でも、もう少しだけお返事を待ってもらってもいいかな?」と結論を伝えます。
ここで変な間を作ると男性はじんわり悲しさが強くなってきますので、すぐに「〇〇さんは、〇〇なところが本当に素敵で、一緒にいて楽しいんだ。」と拒絶してはいないことを伝えましょう。
そのうえで、「でも、自分が真剣交際に進むか、もうちょっとカウンセラーさんにも相談してみたくて。ただ〇〇さんのことが嫌いとか、進む気が全くないってわけではないんだよ。だからすごく嬉しかったし、早めに自分の気持ちも伝えられるようにするよ」などと、確約はしないまでも、相手のことを否定せず、むしろ肯定的に伝えたうえで、保留させて欲しい旨を伝えましょう。
1.2まで話し、その後沈黙すると、それはもう地獄のような空気になってしまいます。しっかりと3を伝え、フォローした後、できれば料理の話やお酒の話など、自然と別の話にもっていければベストです。
【男性向け】保留されたら
保留されたら、「分かった。率直な気持ちを教えてくれてありがとう。僕は同じ気持ちで待っているから、気になる点や不安点などあったら教えてね。」と真正面から受け止めてください。
まかり間違っても
- 「せっかく準備したのに…」
- 「それは悲しいわ…」
など、冗談でも相手が反応に困ることを言ってはいけません。
すぐに「よし、じゃあこの話は終わり!デザート食べよ!デザート!」などと他の話題を明示してあげてください。
「保留=検討する」ということですから、ここで感情的になってもいいことは一つもありません。むしろ建設的に、お相手が気まずくならないように接してあげることで、より真剣交際に進む確率はあがるでしょう。
その後カウンセラーに泣いて連絡くれるのは超OKです。一緒に話しましょう!
女性からの告白ももちろんOK!
なお、一般的には男性が真剣交際の申し込みをしますが、別に女性から申し込んでも問題はありません。むしろ喜ばれるケースが多いです。
もちろん、人気の男性に早めに告白しても、失敗してしまう可能性があるので、やはり事前にカウンセラーにはご確認いただけるとありがたいです。
結局お相手ファーストで考えられるか
以上、真剣交際に関する告白についてお伝えしました。
男女ともに大きな転換点となる重要な局面。せっかくですので、お相手が喜ぶ告白をし、その後の信頼を作っていきましょう。
ご自分がどう伝えたいかよりも、相手がどう言われたら嬉しいかをうんうん考えることが一番の成功の秘訣です。困ったときは、すぐカウンセラーにご相談くださいね!
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