結婚相談所カウンセラーのセイです。
こんにちはー
今回は
- どの結婚相談所がいいの?
- 相談所の違いってなに?
- 説明で何を聞けばいいの?
という方に向け、「結婚相談所を選ぶポイント」がテーマです!
まずは結婚相談所での婚活で発生しがちなトラブルをみて、それを回避するためにチェックすべきポイントを解説していきます。無料相談会で聞くべきこともお伝えしますので、ぜひチェックしてくださいね。
この記事のポイント
- 結婚相談所のトラブルを避けるためには無料説明で質問しよう
- 愛のないカウンセラーにあたると逆効果
- モラハラカウンセラーに注意
結婚相談所の遭遇するトラブル
現在IBJの加盟店だけでも、全国に2000以上の相談所があります。もちろん、他の大手や連盟も加えれば、膨大な数ですよね。人生に大きな影響を及ぼす「婚活」にも関わらず、加入する場所によっては、トラブルになるケースも。
まずは結婚相談所で遭遇する可能性があるトラブルをお伝えしましょう。
料金体系が不明確で高額な金額を請求される
一番多いトラブルが、金銭関係。
結婚相談所の料金体系は意外と複雑です。
- 登録料
- 活動サポート料
- 月会費
- お見合料
- 成婚料
- 写真撮影料
- 面談料
- その他オプション料金
などなど、結婚相談所によって異なる料金体系を取っています。
結婚相談所も以下のような経営方針があり、それによって料金体系が異なります。
- 初期費用狙いで、入会後のサポートにコストをかけない
- お見合料狙いで、初期費用を低額にする
- ハイスペックな方は安く、通常は高めの設定
- あえて全て高額にし、サポートを厚く
各結婚相談所の方針の良い悪いは別として、問題は知らず知らずのうちに高額な請求になる相談所に入会してしまう事。
「低額で活動できるから入ったのに、結局お見合料で1月に20万円請求された!」
そんなトラブルを聞くことがあります。
休会・退会制度が曖昧
婚活中もお仕事やプライベートの事情により、休会や退会をしたいと考える場合もありますよね。
ただ、事前の説明不足で
- 思ったタイミングで休会等が認められない!
- 休会中もお金がかかる!
- 退会をさせてもらえなかった
などのトラブルになることがあります。
事前にどのような条件で休会・退会ができるのかを確認しておく必要があります。
カウンセラーがモラハラ気味
カウンセラーのサポートが著しく不適切でトラブルになるケースもあります。
その代表例がモラハラ体質。
社会経験なく結婚相談所を開業したカウンセラーにありがちですが、上から目線のアドバイスが多く、会員様が精神的に辛くなってしまうトラブルもあります。
服装や会話方法だけではなく、強い人格非難をするカウンセラーもいるようです。
狭い世界で人にアドバイスをし続けていると、つい偉くなったかのように錯覚しがちです。また、会員様も色々な結婚相談所を見ていないと、「そんなものなのかな」「自分ができていないのかな」と真に受けて落ち込んでしまう事もあるでしょう。
もちろん、婚活をするうえで、どんな方でもブラッシュアップできるポイントはありますし、改善した方が良い性格などもあるでしょう。改善点をお伝えし、その後数十年幸せに過ごせるための成婚への可能性を上昇させることはカウンセラーの責務ですが、「言い方」は非常に大切です。
特に「あなたは〇〇がダメなのよ!」「そんなんじゃモテないよ!」などの強い口調や、勝手な決めつけが多いカウンセラーには要注意。基本的なコミュニケーション能力が不足しているとしか考えられません。
そういったカウンセラーの要注意なアドバイス内容としては「モテるためにはこうしとけば大丈夫!」という一般論を押し付けられること。会員様によって持っている魅力は全て異なりますし、出会いたい相手も違うはず。会員様だけの事情も考えたうえでのアドバイスなら良いですが、「誰にでもモテるだろう理想像」を押し付けるだけのサポートですと、会員様も辛いですし、結婚後も破局する可能性が高くなります。
ちなみに…
これは私の反省談なのですが、以前私は「プロフィール写真は笑顔の方が良いはず!」と強く思っていました。それ自体は今も思っているのですが、問題は、それをどんな会員様にもアドバイスしていたことです。
ある男性会員様が活動を始めるとき、スタジオで撮った80枚くらいの写真から二人で掲載写真を選んでいたのですが、ご本人は真面目な顔、私は笑顔を強く押しました。結局笑顔を掲載し、無事お見合いの申込みも多く受けたのですが、その後が続きませんでした。
その男性は普段そんなに明るく笑う方ではなく、寡黙な方でした。穏やかにゆったりとした時間に幸せを感じ、その落ち着いた態度、器の大きさこそがその方の魅力だったのです。
ですが、お相手はプロフィール写真を見て申し込んでいただいているので、その印象とのギャップが大きく、仮交際がなかなか続かない事態となってしまいました。
そのため、写真を真面目な顔のものに変え、落ち着いた態度や器の大きさといったその人だけの魅力を出すようにしたところ、お見合い申し込み数はぐっと減りましたが、お見合いした方と意気投合し、すぐにご成婚されました。
このように、会員様だけの魅力にしっかり寄り添った柔軟なアドバイスができるカウンセラーを選ぶ必要があります。
なお、余談ですが、交際中は互いのカウンセラー同士でもやり取りをしています。コミュニケーション能力が足りていないカウンセラーは、相手のカウンセラーにも良い印象を持たれません 。交際中当事者間ですれ違いがあったときに一方的に相手側のせいにしたり、言葉が足りな過ぎて趣旨が伝わらず、両当事者間で新たなすれ違いを発生させたりします。そのため、複数の方と交際している場合に、悪い印象のカウンセラーが担当しているお相手をあまり薦めなくなってしまう場合もあります。
そのような点からも、モラハラ気味などコミュニケーション能力に疑問があるカウンセラーを避ける必要があります。
成婚のさせ方
カウンセラーにとって、成婚をどのくらい推すかは非常に難しい問題です。
「このご縁は本当に会員様の幸せに繋がるのか?」
と疑問に思う場合もあれば、
「本人の気持ちが動いてないけど、背中を押そう!」
という場合もあります。
もちろん両方満たせればよいのですが
- 早く結婚したい
- 理想的な人と結婚したい
というニーズが相反するときが非常に多いのです。
「条件はいいけど、気持ちが動かない」という状態が典型例。
このとき、一緒にうんうん唸りながら一緒に考えてくれるカウンセラーは安心です。
一方で、一緒に考えず「とりあえず成婚させよう」というカウンセラーは信頼関係が崩れますので、「結婚後の幸せを考えているのか?」「ただ成婚料が欲しいだけじゃないの?」と会員様に思われ、トラブルになりやすいです。
成婚を推すにせよ、その理由をしっかりと示してくれるカウンセラーを選ぶ必要があります。
無料相談でチェックすべきポイント9つ
これらのトラブルを避けるために、各結婚相談所の無料説明会には必ず行きましょう!そこで確認すべき、9つのポイントをご紹介します。
①料金
まずなんといっても料金の確認が必須です。
事前にサイトでプラン・コースを確認しておき、説明会で気になったところを質問していきましょう。
ポイントとしては、各料金を別々に聞くのではなく、総額でどれだけかかるのかを明確に質問しておくことです。特にお見合料がかかる結婚相談所であれば、他の会員様の支払平均値を聞いておくと安心です。
なお、充実した婚活をするには、少なくとも1か月に4人以上はお会いして頂いた方が良いと思います。お見合いの成立率は10%を切るくらいですから、40人以上には申し込めることが望ましいです。
そもそもプランとしてそのくらいの数申し込めるのか、そして、仮に10%以上成立してしまったときに料金が飛び跳ねないか、などをしっかりチェックしてみてください。
②休会・退会・お見合いに関する制度
休会・退会・お見合いに関するルールをしっかりと確認しておきましょう。
入る時は調子が良くても、入会後はカウンセラーの態度が悪く、休会・退会すら自由にできないこともあるかもしれません。
それでは貴重な時間を無駄にしてしまいますから、予め確認しておきましょう。
また、お見合いにつき「事前に自分で予約必須」「30分前には必ず到着していること」など、その結婚相談所独自のルールが定められている場合もあります。それが相場的に正しいのか、変なルールでないのかを確認するためにも、しっかりと質問しましょう!
③説明スタッフとカウンセラーが同一か?
説明するスタッフと実際に担当するカウンセラーが別人の場合もあります。
説明してくれたスタッフの人柄を信頼して入会したのに、実際のカウンセラーは塩対応などという場合もありますから、そのリスクの有無について確認しましょう。
④カウンセラーの熱意(なぜその仕事をしているか)
カウンセラーの熱量は、そのサポートに大きな影響を与えます。
もちろん結婚相談所はビジネスではありますが、根本的に婚活に関わることが好きなカウンセラーと、特に興味がないカウンセラーでサポートの質は全く異なります。
特に、相手との関係がこじれたとき、良いご縁にも関わらず、後者のカウンセラーはさっさとご縁を切って次に進ませるだけがほとんど。前者のカウンセラーは一応「お節介」をやくことが多いです。本当に会員様のご縁、幸せを思っているからこそ、すぐに手放すのではなく、あえて踏み込んで調整しようと試みるのです。
(※もちろん、無理に勧めることはないですし、会員様の意思が最重要視されることには変わりませんが!)
ですので、制度の説明だけではなく、「なぜ結婚相談所カウンセラーをしているのか」「どんな想いを持ってサポートしているのか」を聞いてみましょう。このときに熱く語れる人であれば‥‥アタリの可能性が極めて高いです!!
(※ただし、お節介のしすぎ、押し付け気質のカウンセラーさんには注意!)
⑤カウンセラーのサポートの方向性
また同様に、カウンセラーが行うサポートの方向性も確認しておきましょう。
カウンセラーの引いたルートに乗せてガンガン婚活を進めていくサポート方針や、まずは会員様の思うがまま活動してもらい、適宜一緒に修正していく方針などがあります。
会員様との距離感、面談のタイミングなどを質問し、ご自分に合った方向性のカウンセラーかを確認しましょう。
⑥カウンセラーのコミュニケーション能力
カウンセラーにモラハラ的言動がないか、決めつけが多くないかなどをしっかりと見極めましょう。狭い世界だけで生きているカウンセラーは、それだけサポート力にも疑問がありますし、他の相談所との関係でも知らず知らずにマイナスの影響を受ける可能性もあります。
丁寧かつ熱量のあるコミュニケーションが取れるカウンセラーか、確認しましょう!
⑦プロフィール文の作成法・サンプル
カウンセラーの腕の見せ所の一つとして、プロフィール文の作成があります。
お見合いが成立するかどうかは、会員様のプロフィールページのみで決まります。つまり、プロフィールページの良し悪しで、会員様の出会いの数=成婚チャンスが大きく変わるのです。
その中でも特に重要なのが、「カウンセラーからのPR文」です。第三者的目線から、会員様の魅力をくっきりと明らかにし、「この方と結婚すると、こんなにいいことがありますよ!」とお相手に示す必要があります。
これからおかしいことを言いますが…、
良い「カウンセラーからのPR」文には愛が必要です!
うん、わかりますよ。
「え?」
って思いますよね。
でも考えてみてください。
その方をアピールするということは、会員様の一番の応援団長になるということ。
そしてその方の魅力を存分に知り、「広めたい!」と思わなければ、充実したPR文なんて書けません。
愛が足りない=会員様の魅力やアピールポイントを思いつかない=文章が短くなる
という悪循環です。
そのため、可能な限り、プロフィール文のサンプルを見せてもらいましょう。
- 文書の長さ
- 具体性
- 結婚した時のメリットを明記しているか
などが、チェック要素です。
何より、それを読んで「おお、素敵な人っぽい!」と思えれば最高です。
ぜひチェックしてみてください。
⑧質問をしてくれるか?
説明会ですので、基本的に一方的な相談所の説明になってしまうことは仕方のないことです。ですが、こちらから質問をした際、カウンセラーからも質問があるかは重要な視点です。
婚活に向き合っているカウンセラーは、個々人の事情によって目指すべき婚活像、成婚のあり方が変わってくることを知っています。そのため、質問の裏にどんな事情があるのか、どんな背景があるのかを知りたいと思うはずです。
もちろん、時間的な都合から、明確に質問をしてくれない場合もあります。ただ、少なくとも「一般的な話とはなってしまいますが…」などと前置きがあれば、活動中個別事情に応じたサポートを受けられる可能性は高いでしょう。
⑨説明会からすぐに帰らせてくれるか
最後ですが、稀に説明会から帰らせてくれず、契約まで持ち込もうとする結婚相談所もあります。もちろん結婚相談所にとって契約がとれるか否かは重要な点ですが、あまりに営業色が強く、こちらの意図を無視した囲い込みをするようですと、要注意です。
それは、「結婚相談所の利益」を「会員様の利益」よりも過度に重く考える傾向にある可能性が高いためです。
結婚相談所やカウンセラーも相性があります。
色々なところを見ていただき、そのうえで自分に一番合ったところで活動してもらえることが、成婚にとって一番良いはず。ですので、「また色々なところをみてご連絡しますね!」と言って、さっと帰れるか否かもチェックしましょう。
なお、「結婚相談所の利益」を「会員様の利益」よりも過度に重く考える傾向にあると、成婚後破局するんじゃないかな…というようなご縁でも、成婚料目当てに早くまとめてしまおうと無理をする場合もあります。そのようなケースを避けるためにも、事前に確認しておきましょう。
最適な結婚相談所を選ぼう
以上、結婚相談所の選び方についてお伝えしました。
婚活は人生に大きな影響を及ぼす一大事。
しっかりとチェックし、最適なパートナーを見つけてみてくださいね!
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